- yoshikun2009
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このドッグノーズ、オランダ鉄道の顔として昔から児童・大人向け問わず鉄道書籍や観光ガイドの類に顔を出している。とはいえ製造されたのは1954~1976年。さすがに看板を背負うにはもう厳しい年数だ。
2014-06-14 00:54:26確かにこのドッグノーズ、ベルギーにも乗り入れていたのだが、所属はオランダ国鉄じゃないのか?と思って調べてみるとベルギー国鉄も持っていたのである。
2014-06-14 01:19:40オランダの看板列車になると思われたイタリア製のFyra・V250は故障続きで2ヶ月足らずで退場してしまった。ドッグノーズ以後の車両は2階建電車などがあるのだが、顔と言い切れる程のインパクトに欠ける。
2014-06-14 01:15:22さて、昔の鉄道図鑑の類にはベルギーの鉄道としてドッグノーズが出ていたことがある。それもよくある黄色に水色のではなくnl.wikipedia.org/wiki/Mat_'54#m… のような紺色に黄色帯のが。
2014-06-14 01:18:31オランダ国鉄は直流1500V、ベルギーは3000Vと電圧が異なる。そこでオランダの車両をベースに複数の電圧に対応した車両を作り、ベルギー国鉄も購入したとのことである。
2014-06-14 01:21:35なおこの電車、ドッグノーズでも初期型(Mat'54)なのだが客が増えても新車を入れるのがもったいないのか、その後の増車はベルギーの電気機関車と両国の客車になった。
2014-06-14 01:30:42この時、欧州でよくあるように機関車の反対向きに走る場合は反対側の客車に運転席をつけて走るようにしたのだが、なんと戦後すぐのおんぼろ客車に運転席をつけたのである。
2014-06-14 01:31:27martijnhaman.nl/pland.htm に元の車両と改造後の車両が出ている。改造後の姿は sites.google.com/site/hispeedri… に多数掲載されている。
2014-06-14 01:39:51日本で言うと終戦後暫らくして作った車両を山陽新幹線の先頭車に改造したような感じでなんともアンバランスである。他の客車に比べても長さも短く、寸詰まり感がある。
2014-06-14 01:41:17この運転席つけた車両、荷物室と食堂があったので起用されたようだ(よく見ると食堂マークあり)。なんか顔が前後して出てきたen.wikipedia.org/wiki/NS_Interc… … に似ているが微妙に違う。
2014-06-14 08:59:10