わざと困って見せ、助けてもらい、是非お礼をさせて下さいと近づいていく

助けてあげた誰かを、わざわざ疑う人はたぶん少ない
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medtoolz @medtoolz

自分の側に落ち度があり、相手にそれを助けてもらったという状況は、たとえば詐欺師が相手をだますきっかけに使ったりする状況でもある。わざと困って見せ、助けてもらい、是非お礼をさせて下さいと近づいていく。助けてあげた誰かを、わざわざ疑う人はたぶん少ない

2014-06-12 10:52:06
medtoolz @medtoolz

落ち度を助けられた、相手にそれを指摘された、怒られたその状況は、自分たちの側を信頼してくれる誰かを獲得するチャンスでもある。叱責が単なる自己表現であるのなら無視すればいいけれど、今まで遠かった誰かが近づく機会であれば、生かさないともったいない

2014-06-12 10:53:35
medtoolz @medtoolz

お叱りの電話を受けて、謝って、電話を切って、「クレーマーだよね」なんて断じてみせる。断じた同意を周囲に求める。ものすごくもったいないことをしているようにも見える。せっかく生まれたこの状況を、こちらに対する信頼と、もしかしたらお金を持っているその人に近づくための機会に利用できないか

2014-06-12 10:55:59
medtoolz @medtoolz

お客さんではなく、もちろん「クレーマー」なんぞではなく、「今話しているのはお金、あるいは将来のお金なんだ」と考えながらお客さんと喋る態度は、結局のところ感情労働の状態を回避しつつ、お客さんにも自分たちの側にも好ましい状態をもたらす近道に思える。

2014-06-12 10:57:27
medtoolz @medtoolz

それがお金や機会につながらない瑕疵の指摘なら、お金にならないんだから機械的に受け流せばいい。お金や機会を持った誰かの指摘は、それはクレームの受け付けではなく、信頼とお金を獲得するまたとない機会なのだから、将来のお金を頭に思い描きながら対処すればいい。いずれにしても感情は削れない

2014-06-12 11:02:28