とある株主からのPSO2プレイヤーへの提言 #PSO2

たかぎ@LED弄りの人 @tkgsn146

#PSO2 今日のセガサミー株主総会でファンタシースターオンライン２の現状について問題提起してきた株主です。一部情報は出回ってるようですが、当事者としてPSO2のプレイヤーの方には何があったのか、どんな話をしたのかをお伝えしておこうとアカウントを作成しました。

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#PSO2 自分がやったのは、株主総会での質問という形での問題提起、及び懇親会でセガ（NOTセガサミー）の重役に現状を伝えることです。　なお、ハッシュタグつけての連投を控えるため、以後のツイートは重要なものを除いてタグを外します。気になる方はTLを覗いていただけると助かります。

たかぎ@LED弄りの人 @tkgsn146

まず株主総会での問題提起について。本当は色々言いたいことはあったのですが、あくまで株主という立場で株主総会に出ている以上、たとえば「採算度外視でPSO2に金を投じろ」みたいなことは言えない、という制約がありました。（言っても筋が通らんのです）

たかぎ@LED弄りの人 @tkgsn146

そこで、PSO2のシナリオライターである宇野氏のやり方について、というのを話のとっかかりにしました。これは、宇野氏がかつて作成した同人向けシナリオなどの登場人物や組織（六芒ry）をPSO2に登場させていることが、知的財産権の管理という観点から問題にできると考えたからです。

たかぎ@LED弄りの人 @tkgsn146

参考にさせていただいた資料として、問題点を纏めた「宇野のシナリオに物申すwiki」（www50.atwiki.jp/unoryohei/）があります。内容を疑うわけではありませんが、Ｗｉｋｉ等の性質上、その中から自分が検証できた内容のみ、今回は株主総会・重役での発言に用いました。

たかぎ@LED弄りの人 @tkgsn146

一部の方はご存じかもしれませんが、PSO2の登場人物、たとえばカスラやクラリスクレイス等の名称は、宇野氏がかつて作成していた作品が初出になっています。偶然キャラクター名が１つ２つ被るのは仕方ないにせよ、複数のキャラクターとその所属組織名が被るのは、あきらかに「意図したこと」です。

たかぎ@LED弄りの人 @tkgsn146

一般的に、ある作品を素材にして別の作品を作ることは「二次創作」と言われます。例えば東方Projectや艦これなどの二次創作が流行っていると思いますが、東方や艦これのキャラクターの絵を描いた絵師も、それぞれの原作のキャラクターの権利を保持しないのは「当たり前のこと」と思います。

たかぎ@LED弄りの人 @tkgsn146

それをPSO2の現状に当てはめて考えてみると、PSO2に出てくるキャラクターが宇野氏の同人時代の作品（送還直前即興曲）を下敷きにしていることは誰の目にも明らかです。そのため、セガの著作物であるPSO2は、【送還直前即興曲の二次創作物】ということになってしまうのです。

たかぎ@LED弄りの人 @tkgsn146

少し話が逸れますが、セガは現状、セガサミーホールディングスという企業グループ的なものの傘下にあります。グループ企業は多数ありますが、この中で大きいのはゲーム会社であるセガと、パチンコ・スロットを製造しているサミーです。

たかぎ@LED弄りの人 @tkgsn146

さて、セガとサミーはグループ企業である強みを生かして、一部のコンテンツの提携をしています。たとえばセガのゲームである「バーチャファイター」や「サクラ大戦」がサミーからパチンコ・パチスロとして販売されたのがこれにあたります。

たかぎ@LED弄りの人 @tkgsn146

そういう中で、実際に発生するかは判りませんが、「ファンタシースターオンライン２」を題材にしたパチンコ・パチスロをサミーが作ろうとすると、ここで「送還直前即興曲」との権利関係が非常に怪しくなってくることになります。何しろPSO2は「送還直前即興曲」の二次創作になっているからです。

たかぎ@LED弄りの人 @tkgsn146

そうでなくとも、セガは「初音ミク」や、実在の選手のデータ等をライセンス契約してのサッカーゲーム等で、外部の知的財産を借り受けてゲームを作っている現状があります。

たかぎ@LED弄りの人 @tkgsn146

こういった中で、看板タイトルの１つでもある筈のPSO2が実は二次創作である、という点は、外部から見てやはり如何なものか、というのが自分の懸念の１つです。これは、セガにキャラクター等を貸し出す側が、セガの知的財産の管理能力に疑問を持ちかねない原因となるからです。

たかぎ@LED弄りの人 @tkgsn146

そういう部分から、要約すると「知財管理は大丈夫か？」という質問を株主総会の場でさせていただきました。 それに対する代表取締役・社長の里見氏の回答は「問題はないと認識している」とのことでした。これは自分としても、そう回答するしかないだろうな、とは思います。

たかぎ@LED弄りの人 @tkgsn146

というのも、問題を感じたとしても、流石に株主総会の場で「それは不味い、ミスです」とは言えません。かといって、セガ本体なら兎も角、その親会社であるセガサミーを預かっている人が、PSO2という個々の案件のことまで熟知してはいないでしょうから、「絶対大丈夫です」とも言えない筈ですから。

たかぎ@LED弄りの人 @tkgsn146

なので、正直に白状すれば、株主総会での質問は、後の懇親会でもうちょっと踏み込んだ話をするための「きっかけ作り」というのが自分としての位置づけです。もちろん、あわよくばある程度の言質を取り、PSO2がシナリオの著作権絡みでトラブルを起こせないようにできたら、というのもありましたが。

たかぎ@LED弄りの人 @tkgsn146

で、懇親会です。 こちらでは、元セガ社長でセガサミーホールディングスの代表取締役専務である鶴見氏と、セガ社長の岡村氏とお話をさせていたくことができました。特に岡村氏にはかなりの時間を割いて頂けて、本当に感謝しているところであります。

たかぎ@LED弄りの人 @tkgsn146

そちらで話したのは、主に３点です。 １つはシナリオの著作権について、「セガ内部では権利的に解決されていても、それが外部から見えないから、悪く言ってしまえばセガが宇野氏の同人シナリオをパクっているように見える可能性がある」という点で、こちらは問題点として認識していただけました。

たかぎ@LED弄りの人 @tkgsn146

２点目、シナリオの日本語の扱いや内容について、明確な日本語の誤用が少なからず見られること、説明不足や起承転結に脈略がないことなどをお伝えしました。これは実例を挙げるのが難しいのでどこまで伝わったかは判りませんが、少なくとも「シナリオが高品質ではない」ことは伝わったと思います。

たかぎ@LED弄りの人 @tkgsn146

少し身バレ覚悟で言いますが、自分もセガではないゲーム会社でシナリオライターもしている身なので、万人に愛されるシナリオを書くことは難しいことは痛感しています。ただ、内容の矛盾を極力減らすことや突飛な話題などで混乱させないようにする、日本語を間違えないようにすることは意識しています。

たかぎ@LED弄りの人 @tkgsn146

シナリオそのものの内容に関しては、現状のPSO2のシナリオを積極的に支持する人も、あるいは許容範囲と思う人も、許せないと思う人も、色々いると思います。それを差し引いても、日本語の誤用や意味のない矛盾などは、「シナリオの出来」でなく「シナリオの品質」を落としていると自分は考えます。

たかぎ@LED弄りの人 @tkgsn146

ですので、それは突き詰めてしまえば、「宇野氏のシナリオを、セガの看板作品が二次創作になってしまっている状態を甘受してでも使い続けることで、ユーザーの満足を得られるとは限らない」という話として、主に岡村氏にお話をさせていただきました。

たかぎ@LED弄りの人 @tkgsn146

そして３点目。これが実は一番重要な部分であり、かつ、今回TWITTERアカウントを作って皆さんにお願いしたかったことに繋がる話でもあります。

たかぎ@LED弄りの人 @tkgsn146

前提として、PSO2が「どうあるべきか」「どんなゲームであってほしいか」は、プレイヤーの方がそれぞれ抱えていると思います。まったく同じということはなく、プレイヤーの数だけあることだと思います。ですので、「どうあるのが正解か」は自分には判りません。

たかぎ@LED弄りの人 @tkgsn146

ただ、今の自分に言えることとして、プレイヤーの声、プレイヤーが望んでいることが、PSO2の運営に届いていないのではないか、ということがあります。もっと言ってしまえば、PSO2運営は、プレイヤーが遊びたいものではなく、運営が遊ばせたいものを作っているに過ぎないように思えるのです。