ベディヴィエール＆ベイリン 陣営

墓守の騎士 @Bedivere_f

@tea_kkk …はぁ、困ったものですね。電車というものにはまだ慣れない。日本に来てからもう一年も経つというのに…(一人ホームでぼやくと乗り過ごした電車が去るのを鬱蒼と見つめ)次は二時間後…え？(乗り換え案内を見ていた端末の画面に突然怪しげなメールが届いた) #tea_pr

墓守の騎士 @Bedivere_f

@tea_kkk えっと…聖杯せんそ…俗にいうスパルメールですね(削除ボタンを押すと削除だったハズのボタンが展開に切り替わっていて)えっ、あっ、あっ(ぐるぐると画面が渦を巻き強烈な光を放ち) #tea_pr

墓守の騎士 @Bedivere_f

@tea_kkk うっ……(眩い光が収まりゆっくり恐々と瞳を開くと)…待ってください、………どこ、ですか、ここは(無機質な床、透ける壁の向こうには暗い宇宙に巨大な魚、どうみてもおかしな状況にそっと頬を引っ張り)…夢ではない？ #tea_pr

墓守の騎士 @Bedivere_f

@tea_kkk ……何か、聞こえる(すっと見据えた道の先にある異質な空間、まるで絵本でみたロストグラウンド、不思議と遠いと感じるそこには確かに人気があった)…止まっていても始まりません。あ、あの電車までに帰ってくればいいのですし…(望み薄げに呟くと歩みを進めて) #tea_pr

墓守の騎士 @Bedivere_f

@tea_kkk (圧倒的な存在感を持つそこに入ると景色は一転した、三枚の大きなステンドグラス。清らかに降り注ぐ光、そして積み上がる屍と、血に濡れたドール)…ここは(混乱に満ちた声を漏らすと突如脳内に声が響いて) 「青年よ、君の願いは？」 #tea_pr

墓守の騎士 @Bedivere_f

@tea_kkk 願い…？私の？そんなもの……(ない、と応えようとしてカタリとこちらに首を回したドールを見つめ一歩下がる)(まずい、アレは…おそらくここに来た人間を殺すためのもの。対してこちらは丸腰、敵うわけが…！)(ここで死ぬのかと奥歯を悔しげに噛んだ) #tea_pr

とある警官@聖杯祭後 @Raven_HAV

@tea_kkk @Bedivere_f （懐かしい、声を聴いた気がした。名を呼ばれた訳ではない。ただ、死にたくないという声を。懐かしいその声音で聴いた気がして）『――――生きたいのか。』（届くかは判らない。それでも、その聞き覚えのある声の主へ声をかけてしまう） #tea_pr

墓守の騎士 @Bedivere_f

@tea_kkk 私、…(知らない声を聞いた気がした、脳に響いた声ではなくもっと違う誰かの声を)(願い、こんな安い。その場凌ぎの願い。それでも希望があるのなら、私は)……いき、たい、まだ、わたし……は(自分でも驚くほど拙い声で、か細く呟いた) @Raven_tea #tea_pr

とある警官@聖杯祭後 @Raven_HAV

@tea_kkk @Bedivere_f （その願いは、ひどく拙い。恐らく今初めて得たような、間に合わせの願いだ。かつて自分が捨てた願いだ。だが、遠い記録と同じ声がそれを願うのなら）『―――善いだろう。その願い、聞き届けた。』→ #tea_pr

とある警官@聖杯祭後 @Raven_HAV

@tea_kkk @Bedivere_f （―――割れる。豪奢なステンドグラスが砕け散り、跡形もなく0へと還る。そこに残るのは、たった一枚のステンドグラス。淡く、強く灯った光の奥から一つの形を作り上げていく。紅色と鈍色の甲冑。構築された赤の外套を翻らせ、振り返り） #tea_pr

墓守の騎士 @Bedivere_f

@tea_kkk …(思わず息を飲んだ。全身から漲る力、人の及ばない神秘、何もないはずのステンドグラスから当たり前のように出てきた男をじっと見つめる、忘れることなどできないような鮮烈な橙。強く意思を示した瞳を見つめて)…………………誰ですか？ @Raven_tea #tea_pr

とある警官@聖杯祭後 @Raven_HAV

@tea_kkk @Bedivere_f ―――俺は、ランサー。マスターに仕える、サーヴァントだ（鋭い片眸が、男を見据える。見れば見るほどによく似た淡い白金色の髪をした彼へと、迫り来るドールにも振り返ることなく視線を注ぎ）問う。お前が、俺の―――マスターか。 #tea_pr

墓守の騎士 @Bedivere_f

@tea_kkk え、あの…私、マスター、などでは…それに…召使い(サーヴァント)なんて……(おろおろと見上げる瞳に嘘をついている気配はない、そして何より今はこの男に縋るしか生きる可能性を掴めない。それなら)………はい。(ぎこちなく頷いた) @Raven_tea #tea_pr

とある警官@聖杯祭後 @Raven_HAV

@tea_kkk @Bedivere_f ……及第点だな（覚悟を決めようと、心を決め兼ねている男の姿に視線を緩めて笑えば、振り返った先。至近距離まで近づいていた彼へ迫るドールを睨むように見遣り。刹那に構築仕上げた白銀の刃を薙ぎ払うように振るう事で一手にて斬り伏せ） #tea_pr

墓守の騎士 @Bedivere_f

@tea_kkk (息が止まるような鮮やかな剣捌き、瓦礫となって崩れたドールと男を交互に見て)…凄い、…っ！(焼けるような痛みを右手に感じ見やればそこには赤い三画の痣が)…何、だ…？ @Raven_tea #tea_pr

とある警官@聖杯祭後 @Raven_HAV

@tea_kkk @Bedivere_f （周囲にこれ以外の気配はない。それを確認し相手の許へ再び歩み寄って）令呪。サーヴァントを従える為の権利にして、三つ限りの絶対命令権。……どうやら、聖杯戦争については疎いらしいな。詳しい事は後で説明してやる。一先ず、行くぞ。 #tea_pr

墓守の騎士 @Bedivere_f

@tea_kkk 令…呪？え？あ！あの、待って、ください…(恐る恐るという様子で男の近くに寄り)あの……絶対命令権、そういいましたね？ここから私を帰せという願いは届きませんか @Raven_tea #tea_pr

とある警官@聖杯祭後 @Raven_HAV

@tea_kkk @Bedivere_f 俺は生憎、此処の管理者ではない。サーヴァントはあくまでお前の剣に過ぎん。叶えられるのは、俺に出来る可能な限りの奇跡のみ。帰る事が出来る方法は、最初にお前が課された「勝ち残ること」。ただそれだけだと思え、マスター。 #tea_pr

墓守の騎士 @Bedivere_f

@tea_kkk …そうですか(わかっていたというように目を伏せ)…兄さんが心配しなければいいんだが(ごちると男に顔を向けて)説明の前に宜しいですか？マスターという呼び方はどうかと思うのです、ベディヴィエールとお呼びください、ランサー…さん @Raven_tea #tea_pr

とある警官@聖杯祭後 @Raven_HAV

@tea_kkk @Bedivere_f ……少なくとも。俺はお前の剣だ、好きに使えばいい。当然、こうして人格がある以上従えないこともあるが―――お前ならば大丈夫だろう（その確信めいた呟きには、どこか懐かしむような色を乗せて）……敬称は要らん。呼び捨てで善い。 #tea_pr

墓守の騎士 @Bedivere_f

@tea_kkk …無機物的なその物言いはどうかと思うのです。貴方は比喩としてでなくそのままの意味で使っている気がいます…それと先ほどから気になっていたのですけど…貴方は私を知っているのですか？え、えと、ら、ラン、ら……ラン、サー？ @Raven_tea #tea_pr

とある警官@聖杯祭後 @Raven_HAV

@tea_kkk @Bedivere_f ……サーヴァントとはそういうモノだ。お前は道具に一々気を遣いはしないだろう？ ――――さて、な。俺とお前は初対面であることはお前が一番知っているだろうに。与太話は後でいくらでもしてやる。マイルームに向かうぞ、マスター。 #tea_pr

墓守の騎士 @Bedivere_f

@tea_kkk いえ、大切にしますよ。使い捨てでもボロボロにしては可哀想です。だからそういう言い方はやめてくださ……あ、こういう時に使うんですか？この痣……あっ(はぐらかされたことを感じながら後をついていき)マイルーム？ですか @Raven_tea #tea_pr

とある警官@聖杯祭後 @Raven_HAV

@tea_kkk @Bedivere_f ……やれ。（肩を竦め、呆れたように零せば扉から出、校舎を見遣り人の溢れる光景に目を細めれば、不意に霊体化することでその身体を透かして）『そう、マイルームだ。マスターには一人一つの部屋が与えられる。専用端末は持っているか？』 #tea_pr

墓守の騎士 @Bedivere_f

@tea_kkk あ、馬鹿にしました？(やや子供っぽく拗ねた風に尋ね)………いや、驚いてはダメだな、透けるくらいで…専用端末？携帯端末しか持っていませんよ、変身とか、そういったことは出来ない普通の @Raven_tea #tea_pr