サッカー日本代表の“サムライブルー”は何故あの色なのか?

初まとめなのでお手柔らかに。 自前の記憶を手繰り寄せて書いたので色々と穴のある話になってしまいましたが、そのへんは各自で調べてもらえると助かります。
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腐ってもエビ🌈🕑もえこ…… @kusattemoevill

日本サッカー代表のユニフォームはサムライブルーと言われる鮮やかな青が使われてるが、実は“サムライ”が存在した時代に、あの鮮やかな青が存在していた時期は極わずかだった。あの鮮やかな青は、江戸後期に外国製顔料として輸入されたのが最初なのである

2014-06-20 21:09:26
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もともと日本では青の染料というと藍がメインとして使われてきた。時代劇を見ていても藍染めの衣服を纏って出てくる武士はなかなか多い。メジャーな染料として使われていた証拠でもある。

2014-06-20 21:25:05
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ただし藍はサムライブルーほど鮮やかな色ではない。むしろ今のサムライブルーには瑠璃(ラピスラズリ)を使った瑠璃色の染料の方が近い。しかし瑠璃は高級品として扱われていたのでポピュラーな染料ではなかった

2014-06-20 21:43:23
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ではサムライブルーと呼ばれるような鮮やかな青は、どんなものか? 個人的にあれはベルリンブルーなのではないかと思う。ベルリンブルーは別名プルシアンブルーと呼ばれ、1704年のドイツで生まれた

2014-06-20 21:55:13
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このベルリンブルー(別称:ベロ藍)は鎖国下の日本に輸入されると浮世絵などで爆発的に使われだす。有名所だと歌川広重や葛飾北斎が頻繁に使っていて、中にはベロ藍のみの単色刷りで彩られたものもある。それほど江戸人にとっては衝撃的な色合いだったのかもしれない

2014-06-20 22:02:34
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では輸入品の色味をサムライブルーと称すのはおかしいか? というと実はそうでもない。この輸入顔料で塗られた浮世絵は、フランスを中心とした日本文化ブームであるジャポニスムの流れの中で「ジャパンブルー」と呼ばれるようになるのだ(正確には藍=ジャパンブルーだが)

2014-06-20 22:08:52
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さらにユニフォーム決定の経緯も面白い。正確には由来不明らしいが、その中の説の一つに「富士山の青をイメージした」というものがある。北斎などがベロ藍で表現した富士山のイメージが、そのまま日本人のメンタリティに根付いたのである。(浮世絵は大量生産前提の“大衆絵”だから納得できると思う)

2014-06-20 22:15:05
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しかもなんの因果か、日本がその青のユニフォームを身に纏い、初めて世界的な試合の場に出たのが1936年のベルリンオリンピック。ベロ藍発祥の地で初の世界大会に出場したのである。そうして日本はスウェーデンを撃破し、「ベルリンの奇跡」を成し遂げたのだ

2014-06-20 22:19:22

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