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きっし= @lr_ishy
検査の功罪を分けるポイントは細胞診。検査を続けても細胞診をしないで経過観察する症例が増えればいいと思うし、二巡目以降は減っていくことを期待。 togetter.com/li/683582#c151…
PKA @PKAnzug
甲状腺スクリーニングに関しては緒論あって、スクリーニングかけるのをやめて「見つからないようにする」のももちろん妥当な意見の1つ。私は前々から書いてる通り、「エコーのスクリーニングにはコスト以外の物理的有害性はないので、見つけた上ですぐ切らず厳重経過観察しては」という考えです。
PKA @PKAnzug
ここで問題になるのは、「癌(疑い)が見つかった」という事実が与える精神的重圧。癌は早く取ってしまいたいというのは人情ですし、その存在がずっと精神的足かせとして残るのであれば、それは由々しい問題。私は淡泊な性格らしいので、こういうウエットな部分をちゃんと把握できてない可能性がある。
PKA @PKAnzug
一方、現状で手術が増えてしまっていることが本当に悪いこととも実は限りません。「不要な手術」という批判は、子供に見つかった甲状腺癌が生涯にわたって問題を起こさないことが前提ですが、そんな保証はどこにもない。むしろ、あと何十年もあるんだからいつか問題になるのでは?と考える方が合理的。
PKA @PKAnzug
甲状腺癌は確かに生命予後はいい癌ですが、治療をした時の状態によってはQOLを結構下げちゃうんですよ。神経が保存できず嚥下困難や嗄声を起こしたり、放射性ヨード治療で唾液分泌が落ちたり、酷いのだと気管浸潤で喉頭全摘になった事例も少数ながらあります(喉頭全摘が妥当な治療かはさておき)。
PKA @PKAnzug
つまり、今増えてる手術が将来のQOLを下げる甲状腺癌治療の芽を摘んでる可能性も十分にあると思うんですよ。大人に問題を起こしてる甲状腺癌だって高分化型の「大人しい癌」が大半なわけで、子供に見つかってる癌が大人しい性質だからって安心なんかはできないですよ。
PKA @PKAnzug
もちろんこれは私個人の意見に過ぎませんし、全体スクリーニングにおける最も現実的な問題はコスト(金銭・人員の両方の意味で)。ずっと続けるのは現実的ではないと私も思いますが、そこが問題ならちゃんとコストの問題として論じるべきだと思っています。有用性の問題に転嫁しないで。
PKA @PKAnzug
ということで、この問題はちゃんと多方面から考えてバランスをとった考察をすべき話であって、シングルイシューで断罪してるのを鵜呑みにしたり、何かを批判するのに利用したりされるべきではないと思っております。
PKA @PKAnzug
ところで、スクリーニングが始まってまもない頃、私は「見つかった病変はとにかく針を刺して調べるべき」って強く主張するイケイケな人たちを相手に「過剰診療やめれ」って吠えてた記憶があるんですが、その時の人たちがまさか今になって過剰診療批判したりしてませんよね?念のため書きますけど。
PKA @PKAnzug
最後のは本当に「念のため」であって、さっきのRTにリンクのあったまとめに関連してどうこうって話ではないです。あそこに顔出してる人たちが「とにかく針刺せ調べろ」って言ってたかどうかは覚えてないですし。
guwati @guwati
@PKAnzug 子供の内は経過観察でも、大人になってからは治療のタイミングを逃さないようにしないといけないのですね。やはり癌ですから手遅れは良くないし、予後の良い癌から悪いのに変わることも稀にあるとかなので怖いです。
PKA @PKAnzug
@guwati 甲状腺癌が性質の悪いやつに変わることは滅多にないですが、起こすとまー厄介なんですよね、あれ。何にせよ、「『癌』の一般的イメージほど怖くはないけど、それでも癌は癌であることを忘れないでくださいな」って感じです。
島の府 @szymanowski2
@PKAnzug 甲状腺癌は生命予後はいい癌のようですが、下の論文に記載されるように「小児甲状腺癌の特徴として早期からリンパ節転移や遠隔移転をきたす」特徴もあるようですので、その点についての考慮も必要と思いますがいかがでしょうか。 ped-orl.jp/books/pdf/vol2…
PKA @PKAnzug
. @szymanowski2 それに関しては、スクリーニング無しで見つかる小児甲状腺癌の話であることに注意が必要です。活動性が高いのが小児甲状腺癌の特徴というよりは、活動性が高くないと小児のうちに発見されない、の方が実情を表わしていると思います。
島の府 @szymanowski2
@PKAnzug ご教示ありがとうございます。当該論文には「腫脹を自覚症状として診察に訪れた症例は3例で残りの4例は健康診断等で前頸部腫脹を指摘され受診した症例であった」とされておりますので4例は自覚症状がない段階で見つかったようです。腫脹=活動性が高いかも知れませんが。
PKA @PKAnzug
. @szymanowski2 結構ちゃんとしたサイズの甲状腺癌でも慣れてないと触診で気付かれないことはよくありますんで、子供の時点で腫脹してると気付かれるのはかなり大きくなるのが早いタイプだと思います。首も細いので大人よりは小さめでも気付かれやすいはずですが、それを考慮しても。

コメント

um @nanasi0003 2014年6月23日
例の報ステの甲状腺がん特集でも明らかなのは「被曝があってわけがわからん状況で見つかった甲状腺異常など一刻も早く処置せねばならん」つって裏付けもへったくれもなしに手術に踏み切ってるトンデモ医師が実在することだから、まず医療側の知識・技術の普及があって、その上での切る・切らないは個々の判断ということだと思う
PKA @PKAnzug 2014年6月23日
報ステの番組は見てないので知りませんでしたが、そんな医師もいるって話なんですか。であれば尚のこと、見つかった後にどうすべきかについて、誰がやっても概ね同じ判断が可能なガイドライン的なものを作って周知しないとダメな気がします。
neologcutter @neologcut_er 2014年6月23日
甲状腺腫瘍って悪性は稀なはずなんだが…その辺を #反原発 は隠蔽する傾向にあるよな。
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