2014/06/21 シュートボクシング 後楽園ホール 観戦記

高倉仮面 @Masked_Takakura

SB休憩中。今日はヘビー級が二試合あったが、幸ノリに3Rの間、防戦一方でただただボコボコにされる三木一慶、南国超人に突進してのメガトン殺法を仕掛けるも、南国の最初のワンツー～右ロー～膝蹴りを浴びて曙ように倒れた島虎を観て、なんだかとっても悲しくなりました。涙の理由は察して下さい。

高倉仮面 @Masked_Takakura

ヘビー級二試合の後はSBvsRISEの対抗戦。北薗翔大を迎え撃った島田洸也、キレの良い打撃を手数多く放つ北薗に対し、左ミドルにパンチを合わせる作戦で応戦。何発かのパンチがクリーンヒットするも、北薗もよく応戦。試合は延長までもつれた末に島田が勝つも、再延長でもおかしくない内容だな。

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もう一つのSBvsRISEは伏見和之vs宮崎就斗。素早いパンチと投げを狙う事でプレッシャーを掛ける伏見だが、宮崎は冷静に対処しつつ左ハイ、左ミドル、左ボディで反撃。伏見は攻め急ぐあまり、打撃を放った後で前に出過ぎた印象あり。宮崎は3R、左ローと左膝を効かせて3ダウンを奪った。

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SB後楽園終了。坂本優起vs森本一陽は、上半身の大きい森本のフック連打＆左ボディ＆時折左ローと、坂本のシーザージムらしいワンツー＆右ローが真っ向激突。森本の破壊力のあるパンチの連打を前にしても怯まない坂本が右ストレートを刺す場面もあったが、森本も左ボディをよく入れて本戦はドロー。

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承前。延長戦も森本のブンブンパンチvs坂本のワンツー＆右ローという図式。スタミナに難のある坂本ではあるが、今日は最後まで前に出て打撃を繰り出した。延長判定は、パンチの手数で微妙に優った森本が判定2-0で勝利。坂本はリベンジ戦で敗北、内容は悪くなかったが決め手にも欠けた印象。

高倉仮面 @Masked_Takakura

SB後楽園より。SBの坂本優起との「王者対決」に勝利した、J-NET王者の森本一陽。キックボクサーらしからぬゴツい上半身から繰り出すフック連打と左ボディて、坂本との接戦を制した。パンチの合間に放つローのフォームが可愛かった(笑)。 twitpic.com/e6na1n

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高倉仮面 @Masked_Takakura

SBのセミは王者・歌川暁文vs挑戦者・ナグランチューン・マーサM16(RENAの師匠・及川知浩の弟で日本人)による、ベテラン同士のSB日本Sフェザー級王座戦。歌川は得意の左ミドルではなく、左ローを中心に攻略。対するナグラはパンチ中心、歌川の蹴り技にパンチを合わせていく。

高倉仮面 @Masked_Takakura

承前。中距離から手数多く左ローを放つ歌川、左ローに右ストレートを合わせる等、巧みにパンチを駆使するナグラ。組つ付いての展開では歌川が優勢で、体重を浴びせて倒れる場面が何度も見られた。徐々に左ローが効いて出足の鈍るナグラ、歌川は尚も左ローと左ミドルを浴びせて判定勝利。

高倉仮面 @Masked_Takakura

承前。ナグランチューン・マーサM16を相手に、SB日本Sフェザー級王座を防衛した歌川暁文だったが、試合後の挨拶で突然の引退宣言。防衛したベルトを、その場でシーザー武士会長に返上した。「今時の不良」と呼ばれた歌川も34歳。王者のままの幕引きとは驚いたが、それもまた人生か。

高倉仮面 @Masked_Takakura

SB後楽園より。SB日本Sフェザー級王座を防衛しながらも、現役引退を発表した歌川暁文。「今時の不良」、左ミドル、勝負処でのパンチ連打、一発逆転のジャーマン。入場曲のアバレンジャー、大一番でのUWFのテーマ。まさにSBの体現者でした。 twitpic.com/e6ndw6

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高倉仮面 @Masked_Takakura

SBのメインは「SBの怪物くん」鈴木博昭vs「RISEの怪物」イ・ソンヒョン。上半身の筋肉が凄い鈴木に対して、体そのものが大きい印象のソンヒョン。ワンツーと右ローの間に、キレイな右ボディストレートを放つソンヒョンに対して、鈴木は前蹴りで距離を調整しながらパンチと左の蹴りで応戦。

高倉仮面 @Masked_Takakura

承前。下の階級ながらも、体格的には上のソンヒョンに対して、真正面から戦う鈴木。距離が開けば左ローと左ミドル、詰まればワンツー、時折左ハイで牽制。2R中盤には正面からのパンチの打ち合いを演じる両者。3R、鈴木の左が何発かヒットするも、ソンヒョンもテンカオ効かせ、試合は延長戦へ。

高倉仮面 @Masked_Takakura

承前。しかし延長戦にて鈴木の動きに陰りが出る。ソンヒョンの右ボディとテンカオが効いてきたか。組んでの展開もソンヒョン有利、それでも鈴木は真正面からパンチで戦い、なんとか再延長まで漕ぎ着けるも、鈴木のスタミナは既に尽きていた。そこをソンヒョンが一方的に攻め続け、鈴木は判定で敗北。

高倉仮面 @Masked_Takakura

SB後楽園より。現在のSBのエースである鈴木博昭を、5Rの激闘の末に撃破したイ・ソンヒョン。噂には聞いていたが、一発一発のパンチの威力が凄い選手だった。そして、入場曲が田村潔司と同じ「FLAME OF MIND」なのが謎だった。 twitpic.com/e6ngs7

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高倉仮面 @Masked_Takakura

昨日、引退したUWFスネークピットジャパンの歌川暁文の生涯戦績を調べたら「54戦38勝(17KO)15敗1分1無効試合」でした。う～ん、これだけの戦跡なのに王者になったのはキャリア最晩年なんだよなぁ。選手としての華もあるし、SBの王者クラスの選手を軒並み撃破しているのにねぇ。

高倉仮面 @Masked_Takakura

歌川暁文34歳、プロ格闘家としての生涯キャリアは12年。まあ、引退もムリはない気はするが、現役中は最後まで年4回以上のペースで試合をしていたのが凄い。実は「無事是名馬」を地で行く格闘家だったんだね。晩年はちょっと打たれ弱くなった印象こそあれど、大きな怪我って記憶にないもんなぁ。

高倉仮面 @Masked_Takakura

歌川暁文、色々な事を思い出すなぁ。キャリア最初期は今井教行(a.k.a.えなりのりゆき)との出世争いで圧勝するも、シーザージム本流の選手ではない故にチャンスに恵まれなかった、とか。ジャーマンスープレックスやバックドロップを本当に綺麗に決める格闘家だったなぁ、とか。

高倉仮面 @Masked_Takakura

歌川暁文、本当に色々見てきたけど、不遇の扱いを受けながらもキャリア晩年に巡ってきた王座戦で「UWFのテーマ」で入場した時は「ああ、大一番でこの曲を使う事を、この選手はずっと温存していたんだなぁ」と感じたし、KO勝利で王者になって号泣していた姿を観た時は僕もちょっと泣いたよ。

高倉仮面 @Masked_Takakura

歌川暁文、そのキャリアの中で一番の星は、一年前に才賀紀左衛門をTKOした試合かなぁ。キザの足の怪我という要素もあったのだが、曲者キザを相手に、蹴りに左のカウンターを合わせ続けて2RKOというのは本当に素晴らしいと思う。そして正直、できればキザが万全の状態での再戦も観たかった。

むろっち(青い鳥forever) @vcarp1975

@Masked_Takakura アレはキザのコンディションが最悪すぎてなんとも。きっちりKOした歌さんは素晴らしいですが

高倉仮面 @Masked_Takakura

@vcarp1975 まあ、正直言っちゃえばそうなんですが(苦笑)、ネームバリュー的にはここが一番だし、コンディションを整えるのもプロの仕事ですので。ましてや、歌川は現役中に最後まで大怪我がなかった選手ですし。

むろっち(青い鳥forever) @vcarp1975

@Masked_Takakura "SBなのに"大怪我が無い。これは大功績ですねー