2014/06/22 DEEP 後楽園ホール 観戦記

高倉仮面 @Masked_Takakura

昨日のDEEP後楽園、大沢ケンジの引退セレモニーという事で、DREAM以降の大沢を観ていた者として観戦してきたよ。ちなみに昨日は立見5000円のチケットで観戦。高い！と思うでしょ？今の総合の基準だと安いのよねコレ。客入りは最終的に六割程度。少ないね。カードが弱かったのが痛い？

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DEEP第一試合、引退する大沢ケンジの弟子・高野優樹vsアウトサイダー上がりの咲間"不良先輩"ヒロト。イカツイ刺青の不良先輩に対して、高野もなかなか尖った感じのモヒカン姿。お互いにそのビジュアルに沿うように、まずは打撃で勝負する二人、コーナーに詰めての連打でリードしたのは高野。

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承前。だがテイクダウンを奪ったのは不良先輩、サイドからパウンドを落とす。対する高野、下からのスイープを決めてハーフマウントからパスの機会を伺うも際で不良先輩脱出。高野がパンチから組み付いてテイクダウンを奪うも、不良先輩が下からパンチで反撃したところで1R終了。若干高野が押す展開。

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承前。2R、高野がパンチを放ちつつ何度かタックルを狙い、不良先輩がしのぐ展開が続くも、何度目かのトライで高野がテイクダウンに成功。高野は上四方を奪うも、不良先輩がガードに戻す。パスを狙う高野だが下からのパンチで防御されブレイク。不良先輩の腕を掴んでの仕掛けを高野がしのいでゴング。

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承前。判定は、試合の支配時間で上回った高野がジャッジ二人の支持を得て勝利するも、スタンドでもグラウンドでもよい粘りを見せた不良先輩の健闘も光る一戦に、そしてこの試合は、第一試合ながらも今日のベストバウトに選出された。うん、いい試合だったわ。

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6/22のDEEP後楽園より。第一試合のリングに上がり、試合前に意識を高める咲間“不良先輩”ヒロト。試合には敗れたが高野優樹によく喰らいつき、あわよくば逆転一本勝ちを狙う姿勢は「ベストバウト」に選ばれのるに相応しかった。 twitpic.com/e6spp6

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6/22のDEEP後楽園より。咲間“不良先輩”ヒロトを「ベストバウト」に選ばれる激闘の末に下し、師匠・大沢ケンジの引退に華を添えた高野優樹。大沢曰く「和術慧舟會HEARTSを世界が注目する道場にする」。高野よ、その先駆けとなれ！ twitpic.com/e6sq4j

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DEEP第二試合、清田秀樹vs中村龍之。スタンドでは中村がパンチを当てる場面もあったが、ひとたび清田がテイクダウンすると、あとは清田がグラウンドでスリーパーを狙い続ける一方的展開に。1Rは仕留め損ねるも、2R開始早々にグラウンドへ持ち込んだ清田が中盤にスリーパーを決めて一本勝ち。

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6/22のDEEP後楽園より。第二試合で中村龍之を2R、スリーパーで絞め上げて一本勝ちを果たしたキングダム・エルガイツの清田秀樹。寝技では本当に一方的で、逃げられる事なくずっとバックからのスリーパーを狙う姿勢が素晴らしかった。 twitpic.com/e6sqg1

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DEEP第三試合、藤澤優作vs勝木星太。藤澤は｢風になれ｣で鈴木みのるばりに入場するも、試合は｢寝かせられないが浸けられる藤澤｣と｢寝かせられるが浸けられない勝木｣が五分という展開に。藤澤は下になっても技を仕掛け、上になれば肘を落とす等で若干上に感じたが、判定は三者三様のドロー。

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DEEP第四試合、LUIZvs大山釼呑助。開始前からお互いを挑発する両者。1Rは序盤は大山が打撃で押し、中盤以降はLUIZがスリーパーで盛り返す。2R、前半は大山が打撃で攻め込み、後半はLUIZがグラウンドでのパウンドで攻める。寝技vs打撃の判定はスプリットながらLUIZが勝利。

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6/22のDEEP後楽園より。DEEPを前座から観戦している人にはお馴染み、禅道会のLUIZ。大山釼呑助の打撃には大苦戦したものの、グラウンドでの圧倒的な支配力は素晴らしかった。でも、このポーズはどうなんだろう…(苦笑)。 twitpic.com/e6sqq4

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DEEP第五試合、岩瀬茂俊vs大原樹里。川尻達也と同じT-BLOODの岩瀬、打撃のジムKIBAの大原ゆえに第四試合と同じく「寝技vs打撃」となるも、こちらは終始、岩瀬が圧を掛けてテイクダウンを奪い、パスして技を極めるところを大原がしのぐ…という展開が続いた。判定で岩瀬が完勝。

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6/22のDEEP後楽園より。大原樹里を判定で下した、川尻達也と同門・T-BLOODの岩瀬茂俊。39歳という年齢ながら、若い大原をレスリングで漬け込み、逃げようとしても高々と抱えて投げる姿は、本当の力強さを感じたなぁ。強かった。 twitpic.com/e6sr7h

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6/22のDEEP後楽園より。試合が中止になった長倉立尚、そして次回8/23後楽園に出場予定の小見川道大、和田竜光、横田一則(長倉含めて左から)が挨拶。小見川が総合に進出するのは一年ぶりになるそうだ。うむ、この面子なら楽しみだ。 twitpic.com/e6srsf

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DEEP第六試合、中村K太郎vsKEI山宮のベテラン対決。コスプレなしで入場した山宮、いつものステップで一度はKタックルを捌くも、スタンドで打撃を貰い二度目のタックルで寝技になると防戦一方。K太郎はマウントパンチとスリーパーで攻め、再びマウントを奪ってパンチを落として一本勝ち。。

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6/22のDEEP後楽園より。KEI山宮とのベテラン対決を圧勝で制した「裸絞め十段」中村K太郎が、お馴染みKのポーズを披露。年齢的にも(30歳)、実力的にもまだまだ世界を狙えるK太郎、今は勝ち星を積み重ねる事が大事なのだ。 twitpic.com/e6ss25

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DEEP第七試合、「足関十段」今成正和vs越智晴雄。いつも通りに半身に構える今成を、越智がお構いなしの打撃で迎撃。派手なダウンを繰り返す今成、越智はパウンドで追撃。今成は一度だけヒールに捕らえる場面があったが、あとは越智のパンチを食らい続けて左目を潰し、2Rドクターストップに。

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6/22のDEEP後楽園より。「足関十段」今成正和の寝技を恐れず、立ち技＆寝技ともにパンチを浴びせてTKOを奪った越智晴雄。年齢は30歳と決して若くないが、今成を寄せ付けなかった実力は本物。一発のパンチの重さが印象に残った。 twitpic.com/e6ssce

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DEEPの第八試合はメインイベント、パンクラス稲垣組の前田吉朗vsDEEP軽量級の超新生・元谷友貴。打撃を得意とする両者は、試合開始直後からノーガードの殴り合いを観せる。観客の大歓声の中、ヒット数で圧倒したのは元谷。劣勢の前田が組み付いてテイクダウンを奪って上になる。

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承前。だか元谷はグラウンドも強かった。前田からアッサリとバックを奪ってスリーパーを仕掛けると、前田は元谷をおぶった状態でコーナーへ逃げるのが精一杯。ブレイクの後、前田はハイとワンツーで攻めるも、元谷は寝技に持ち込みスリーパーを仕掛け、最後は三角絞め～腕十字の連携技で一本勝ち。

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6/22のDEEP後楽園より。パンクラス稲垣組の前田吉朗を相手に何もさせずに勝利を奪った、DEEP軽量級の超新星・元谷友貴。この青年は今、試合を観る度にどんどん強くなっています。一体どこまで強くなるのでしょう？本当に楽しみです。 twitpic.com/e6ssl8

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6/22のDEEP後楽園より。次回8/23後楽園にて王者・和田竜光vs挑戦者・元谷友貴のDEEPフライ級王座戦が決定。だがそれ以上に、この試合は「勝った方がUFCに挑戦する試合」と見られている。それ位、今の二人は輝いているのだ。 twitpic.com/e6sswq

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6/22のDEEP後楽園より。試合後の各賞発表の様子。MVP＆公武堂賞の元谷友貴、ベストバウトの高野優樹＆咲間"不良先輩"ヒロト、ドンペン賞の越智晴雄。メイン＆セミの世代交代劇と寝技の展開が多かったのが印象に残る大会だったなぁ。 twitpic.com/e6sarb

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