「災害とジェンダー/セクシュアリティ」講義の感想まとめ(1)

福島大学行政政策学類「ジェンダー論I」で、「災害とジェンダー/セクシュアリティ」を取り扱った際の学生さんたちの感想からの抜粋です。今回のまとめは、6/23の分。 6/30の分はこちら。 http://togetter.com/li/687558 ※なお講義のテキストには、『ジェンダー学への道案内 四訂版』(北樹出版、2014年)を使っています。この本の6章が、災害に関わる章です。
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高橋 準 @myriel_june

今日は「災害とジェンダー」の話だったのだけど、やはり、感想の質がいつもと違う。多くの人が、自分も被害にあったり、避難所でボランティアしたり、知り合いが被災したり、やはり関連する情報をたくさん得ている。せっかくなので、あとで少し紹介します。(いちおう「やるかも」と事前に言ってる。)

2014-06-23 12:30:54
高橋 準 @myriel_june

A「私自身震災後に避難所でボランティアをした。そのときにも男女の見えない差が気になった。ご飯を配膳する際にも、男なんだからたくさんよこせということを言ってくる人がいた。そのときは女性は前にがつがつ出てこれないから、女性には少ししか配膳できなかった記憶がある。」

2014-06-23 12:33:39
高橋 準 @myriel_june

A「横になるときも見ず知らずの男性と女性が隣り合わせだったり、赤ん坊を抱えてる人はスペースがなくて立っていたりしたのを覚えている。そのときは私たちが場所を譲って広いスペースを提供したが、そのような措置がなかったら休むことすらままならなかったのではないかと感じる。」

2014-06-23 12:34:19
高橋 準 @myriel_june

B「1年前ゼミで聞いたジェンダーと災害の講演会の話を思い出した。性同一性障害が原因で避難所で大変な苦労をしたり、その後の就職で性別の違いによる苦労をしたという内容である。その講演会を聞いていたため、今回の講義はとても興味深く聴くことができた。」

2014-06-23 12:36:01
高橋 準 @myriel_june

C「なにより災害時に性被害があるということが少し信じられない。加害者も被災して避難している立場であるのに、そういったことをする神経が理解できないとおもった。逆にそういう窮地にたたされるからそうなってしまうのか。相談体制警備体制など徹底的に行うべきだと強く感じた。」

2014-06-23 12:48:27
高橋 準 @myriel_june

C「ただでさえ不安な避難であるのに、そういった性への不安も重なったら物凄いストレスになるんじゃないのか。」Cさんは、講義終了直後とは思えない分量のメールでした。一部のみ。

2014-06-23 12:49:21
高橋 準 @myriel_june

D「津波などの災害は、何もかも全てをもっていく、何の論理も無いものだと思っていましたが、平時のジェンダーの不平等が災害によってより鮮明に現れると言う事実は全く考えもしませんでした。今まで何となく隠されていたことが、災害によって浮き彫りにされると言ってもいいと思います。」

2014-06-23 12:50:20
高橋 準 @myriel_june

なんだかたくさんRTされてる学生さんの感想ですが、わたしが担当している講義(ジェンダー論I)の「災害とジェンダー/セクシュアリティ」1回目のものです。話している中身については、『ジェンダー学への道案内』の第6章をご参照下さい。 ow.ly/yn0fN (宣伝

2014-06-24 10:19:00
高橋 準 @myriel_june

E「避難所が作り出す困難は、私は身をもって経験した。家は壊れなかったが、避難所にいる方が情報や食料もあるだろうと思い、家族皆で避難所に行った。しかし、着替えの面(場所がなかったり、あっても男性に知られないよう女性だけに周知したり)や」(続く)

2014-06-24 10:22:56
高橋 準 @myriel_june

E(続き)「トイレの問題であったりと女性が人目を避けて過ごさなければならない、過ごしにくい環境であったと私も感じた。」

2014-06-24 10:23:18
高橋 準 @myriel_june

F「一週間ほど高校の体育館での避難生活を強いられた。トイレはもちろん男女共用で、それがいろいろな要因から気持ち悪く思えて、身体に悪いとわかっていても、トイレに行く回数をぐっと減らしたものだった。間仕切りは無かったし、物資に生理用品も無かった。」

2014-06-24 10:24:16
高橋 準 @myriel_june

F「避難所は数人の年配男性が仕切っており、女性が自己主張する場面などは全く見受けられなかった。このような「ジェンダー」という災害脆弱性を目の当たりにしたことを回顧した。災害脆弱性を減らすには、なによりも平時からの取り組みが大事であるということを身を以て感じることができた。」

2014-06-24 10:25:24
高橋 準 @myriel_june

ざっと感想を見ていて、わりと女性は自分の経験と重ねたりしてとらえているのに対して、男子学生がやや距離がある感じ。どうしても女性の被害に偏りがちな面があるので、やむを得ない部分もあるかと思います。

2014-06-24 10:34:32
高橋 準 @myriel_june

学生さんの講義の感想、続きです。G「女性の方が大災害時の死者数が多いことに驚いたが、災害時のときまで社会的要因が関係することは東日本大震災のときに実感した。実際、私の親戚の女性も義理の母である老人を心配して迎えにいき、津波にあい亡くなった。」

2014-06-29 22:55:20
高橋 準 @myriel_june

H「男性が主導的であっても皆が平等に避難生活を送れる、というのであればかまわないが、現実的に考えたら一部の人たちだけで全員のニーズにこたえることは不可能である。ただでさえ大変な避難生活、自分の考えを自由に主張できない人にはさらに辛いものとなってしまう。」

2014-06-29 22:55:45
高橋 準 @myriel_june

I「震災で何もかも失い、避難先で新しい仕事を始めたが、これ以上家族を養っていくことができないと絶望した男性が娘を刺し、自分もろとも心中しようとしたニュースを最近耳にした。男性は家族を養っていかなければならないという(……)意識が強すぎたためにこのことは起きてしまったのかと感じた」

2014-06-29 22:56:38
高橋 準 @myriel_june

J「避難に関して関心が高い人が多いかと思いますが、その後の復旧・復興に関して女性がどのような問題に悩まされたかもうすこし詳しく知りたいと思います。 かーちゃんの力プロジェクトもそういった問題から始まったと言っても良いのかな、と考えました。」

2014-06-29 22:57:06

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