ひじき教典（万枚の出し方）　2014年3月24日～2014年6月

秋のるねさんす @youboku3

【番後半野 御数和 日慈気】 算数の分野において一に一を足さば和は二とならん。若き日はそれのみ真実と疑わぬも、日がな一日慈愛に溢れ、御礼の気持ち持ちたる人と人二人が合わさらば、それは無限にならん事を、人生の後半に知る事とならん。 #ひじき教典（俺の飯）より抜粋

秋のるねさんす @youboku3

【意違共御割 悲流安見 位地事感鬱】 他人を御共として連れ添うには、意見の一致を大事とするより寧ろ、相違を受け入れ、悲しき鬱屈な感情を水に流せる、同士が地位を超え安心し腹割って話合え、永劫の仲を築きたりえん。 #ひじき教典(万枚の出し方)より抜粋

秋のるねさんす @youboku3

【終始難手 都機我革例場 茶羅】 戦心得。終始難局の続く場においては、無茶に攻めず、例え劣勢になろうと厚き革を被りて耐えるべし。機を伺わばやがて戦局好都合と転ず。さすれば我武者羅に攻め入りて相手を制すなり。 #ひじき教典(万枚の出し方)より抜粋

秋のるねさんす @youboku3

【心乳謝院　抱流息卓手　盲児評】 乳幼児、その命に息吹を与えるは、好評を博す産婦人科の病院や、卓越した一流の名医にあらず。腹を痛め産みたる母の盲目的な愛、その手に抱かれし時、子の生命は鼓動するなり。皆、母に心より感謝捧げよ。 #ひじき教典（万枚の出し方）より抜粋

秋のるねさんす @youboku3

【法流模　布制議枠出　喜謝改憲史路】 国は人なり。繁栄もたらす国は、その歴史の路辿らば必ずや世代の枠を超え徹底議論し、平等な法制度を作り上げ、時に大規模な改憲をも厭わず。されば良き倫理が流布され、民衆は心から喜び、感謝があふれ出ん。 #ひじき教典（万枚の出し方）より抜粋

秋のるねさんす @youboku3

【庭途離世離　苦礎大　初文志路】 若人よ、文武は決して平坦にあらず。その路の途上で幾度も苦き思いに屈しよう。されど初志貫徹、学びの庭にて請うた教え礎とならば、浮世離れした御大として世に君臨せん。 #ひじき教典（万枚の出し方）より抜粋

秋のるねさんす @youboku3

【御礼荷和　愉荷場退魔　髪道死内】 人生は、例え良き行いすれど、時に悪魔が負荷をかけ、汝の道外し死を選らばさん。しかし如何に窮すれども、内なる心に和みと厚き御礼を携えば、間一髪、その魔は退場せん。その経験が糧となり、愉しき人格者とならん。 #ひじき教典（万枚の出し方）より抜粋

秋のるねさんす @youboku3

【可裸雄毛可得迂多　多磨途苦技之　序応】 相撲道は、喧嘩自慢に毛が生えた程度の腕力だけではのし上がれぬ。裸一貫、序の口より始め、迂回の多き労苦の途上経てこそ、心磨かれ、技体得を可能にせん。その者にだけ、雄大なる大横綱の称号が相応しきなり。 #ひじき教典（万枚の出し方）より抜粋

秋のるねさんす @youboku3

【毎黒蘇婦途我　素路駄支多羅　素愚傑漢】 亭主愚かにも、我を駄目だと思わば路は途絶えん。我武者羅な毎日を生くるなれば、難多くとも一家支える豪傑な漢とならん。そして真の大黒柱とは、その力の素を捧げ、何度も男を蘇らせる婦人なり。 #ひじき教典（万枚の出し方）より抜粋。

秋のるねさんす @youboku3

【強模　邪愚裸応流位置　秘南我剛剛】 柔の道に秘技はなし。背負投げとは、強者を模して敵を傷める邪悪な愚者には大成なき。今一度、心を裸にして基礎から指南されよ。されば心身呼応しあいて、絶妙な位置から流麗な投げ繰り出さん。柔よく剛を制すなり。 #ひじき教典（万枚の出し方）より抜粋

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【手礼美出酒部　「摂貞難手内与！！」】 美人の秘訣は自ら外見を装うにあらず。酒池肉林とは縁遠い摂生した生活に、心に礼儀わきまえて貞操を守り、常に内部より我を磨く女史にこそ美の神降り出て、有難き外見与え最高の美貌を手にするなり。 #ひじき教典（万枚の出し方）より抜粋

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【和歌多産　派知之多磨之宇語季出　柔緑歓時流】 世に和歌産まれ、あらゆる派閥が季語の緑を詠い、時の流れを詠い、壮大な宇宙を詠いと数多ありて人智を研磨させたり。されどやはり人を歓喜させるは技術に頼らぬ有りのままの情感沸き出る柔らかき歌なり。 #ひじき教典（万枚の出し方）より抜粋

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【転調喪宴覚出　愉苦得譜名】 世に出る名曲は人の手を渡らん。五線にしたためられた音譜が、歌い手によりて、時に喪に服すような鎮魂歌に、時に目の覚めるような愉しき宴の歌にと、幾多の転調を得て変わり行く。歌は人につれ、人は歌につれ。 #ひじき教典（万枚の出し方）より抜粋

秋のるねさんす @youboku3

【意馬喝手模　駄亜微意出　名苦素】 名馬と駄馬を分かつは微かな差に過ぎぬ。素人が亜流の模倣、さらに見下す姿勢出せば立ち行かぬ。人馬一体、苦楽共にすれば手綱の喝に愛宿り、汝の意のままに疾走せん。 #ひじき教典（万枚の出し方）より抜粋

秋のるねさんす @youboku3

【補留婚愛応絵素映途　素夢迂素二　艶格】 愛とは、絵になる品格ある美男、妖艶な美女のみが世に映えるにあらず。二人素直に寄り添いて夢語らい、迂回多き途上の道を、共に補い歩まんと呼応せし者なれば、互いを心に留め、結婚は永遠に煌かん。 #ひじき教典（万枚の出し方）より抜粋

秋のるねさんす @youboku3

【磨太個都市模　個野火荷　堕磨磋零太】 東京はその昔、未曾有の大規模爆撃受け火の海の焼け野原と堕つ。されど人の魂まで焼かれぬなり。個々が心に重き荷を負い、零から切磋琢磨続けた故に、世界に轟く大都市に発展遂げん。陽出ずる国、太陽また昇れり。 #ひじき教典（万枚の出し方）より抜粋

秋のるねさんす @youboku3

【派珍可素　斬行大度頃可　修乳我是露】 我、乳飲み子の頃より度重なる修行をし、素直な心を露に示さば、その斬新な思考がどんな珍妙で少数派であれども、汝の行いは認められ大人数を制す事可能にせん。是即ち処世の奥義なり。 #ひじき教典（万枚の出し方）より抜粋

秋のるねさんす @youboku3

【破寝問名裸　滅支世理　多真亜也都礼留】 日本は昔、破竹の進撃、大東亜共栄圏なる自己都合の解釈で支配試み、そして滅ぼされん。名誉と兵器を捨て、多くを望まず礼儀重んずれば、国籍不問、皆が裸で寝られる事こそ共栄と心に留めよ。平和は世の真理也。 #ひじき教典（万枚の出し方）より抜粋

秋のるねさんす @youboku3

【煮奔大豹和席杯　御礼和鯛杯】 大人として品行方正、御礼に満ちた人は束の間に、宴の席で杯交わし、鯛など煮物焼き物前にして奔放に豹変するもまた、明日の糧となりて是すべて良し。和民にて。 #ひじき教典（万枚の出し方）より抜粋

秋のるねさんす @youboku3

【矢時輪　苦蘇大迷過二　止場瀬】 矢の如き時の流れに急いたれば事は成さぬなり。誰も皆、人生を脱輪し、行き場のなき思いに迷い立ち止まるなり。身を大きく構え、その苦労も二度味わえぬものと思わば、汝蘇りて、浮かぶ瀬もあらん。 #ひじき教典（万枚の出し方）より抜粋

秋のるねさんす @youboku3

【放流出和　群断我　衆断敵毒千賢】 賢者は時に群衆の和を断ち、毒食らうが如く放浪の旅へと出ん。流浪人で得た力、我を高め、千の敵をもものともせず。然る後、また群衆に帰らば英雄とならん。 #ひじき教典（万枚の出し方）より抜粋