今日は13時半から、児童養護施設の若者の夢を支援する「カナエール スピーチコンテスト」( canayell.jp/contest/ )を、広報のために実況したいと思います。タイムラインの占拠をお許し下さい。 #カナエール
2014-06-29 13:19:38児童養護施設で育つ子どもの数は全国約3万人。 頼れる親も大人もいない中、夢をもち、進学を目指す子どもはほんの一握り。 大学や専門学校への進学率は全国平均の3分の1以下、わずか20%。 中退率は全国平均の3倍、30%にもなります。 #カナエール
2014-06-29 13:24:24児童養護施設の出身者は、経済的な支援が見込めず、学費と生活費を全て用意しなければならず、 働きながら学び続ける生活に心身ともに疲れ切ってしまいます。 カナエールは、応援を集め、子どもの顔が見える場をつくり、 彼らの進学から卒業までを支援する奨学金支援プログラム。 #カナエール
2014-06-29 13:26:02自分に自信が持てない傾向にある、児童養護施設出身の子ども達。 本番まで伴走するボランティアとチームを組み、120日間かけスピーチをつくりあげます。 自分自身と向き合いながら、夢への思いを強くしていきます。 #カナエール
2014-06-29 13:26:57大勢の観客の前でのスピーチという、大きなチャレンジを乗り越えること。 仲間の存在を感じることで、児童養護施設出身者の自己肯定感、進学と夢への意欲を高める、とのこと。スピーチコンテストへの出場が、奨学金給付の条件であるそうです。 #カナエール
2014-06-29 13:28:31場所は大手町の日経ホール。ほぼ満員です。社会的養護という、あまりスポットのあたらないテーマにも注目を集めていらっしゃる、ブリッジフォースマイルさんはすごいな、と普通に思います。 #カナエール
2014-06-29 13:33:33林恵子B4S代表「今日スピーチする子ども達は、児童養護施設の子ども達。孤児は1割にも満たない。親の離婚、虐待等の子ども達がほとんど。『親から愛されなかった私たちは、生きる資格がないのではないか』等、悩む子は多い。」 #カナエール
2014-06-29 13:38:08林恵子B4S代表「児童養護施設は18歳になったら出なければならない。進学できるのはたった2割。親元で暮らす子どもは親が学費や生活費を出してくれるが、彼らはアルバイト等で稼がなくてはならず、疲れ果て、中退率が3割を超える。」 #カナエール
2014-06-29 13:39:39林恵子B4S代表「児童養護施設の子ども達が、夢に向かって頑張れる環境を創るのは、大人の責務ではないか。」 #カナエール
2014-06-29 13:41:01林恵子B4S代表「スピーチを行う子どもは、カナエルンジャーと呼ばれる。本日は、9人のカナエルジャー達がスピーチを行う。」 #カナエール
2014-06-29 13:42:421人のカナエルンジャーに、3人のボランティアの大人がつきます。(ボランティア参加料は1万円。)マネージャ・メンター・クリエイター。子ども達と、120日間、一緒にスピーチを練り上げていきました。 #カナエール
2014-06-29 13:48:071人目のアッサー。(子ども達はプライバシー保護の観点から、ニックネーム) アッサー「僕の夢は、ヘアメイクアップアーティストになることです。施設では、弟の髪をよく切っていた。そこで弟から喜んでもらえたのがきっかけ。だから美容師の学校に行きたいです。」 #カナエール
2014-06-29 13:54:30アッサー「アーティストの人々が、120%で舞台に立てるよう、励ませるヘアメイクアップアーティストになりたいです。以前は警察官に成りたかった。なぜかというと、父親から逃げ出し、警察署に助けてもらったことがあったから。警察官になって、父親を見返したい、と。」 #カナエール
2014-06-29 13:56:17アッサー「しかし変化があった。以前は僕は人の顔色ばかり伺って、嫌われないよう、嫌われないようにしていた。でも、今は違います。自己表現の楽しさを知った。好きなことができているのは幸せ。施設職員の皆さんや、弟のお陰。父親にも感謝している。」#カナエール
2014-06-29 13:58:04アッサー「夢に向き合うことで、自分に向き合えた。僕は将来、立派なヘアメイクアーティストになります」#カナエール
2014-06-29 13:58:57あまちゃん(男の子)「私の夢は、見ている人に楽しいな、と思ってもらえるアニメーターになることです。中学では美術が楽しく、美術系の高校に行きました。でもまわりが皆、自分よりうまく、そこから一生懸命に勉強しました。そして、高校2年生の時に転機が訪れます。」 #カナエール
2014-06-29 14:05:05あまちゃん「僕の友人の中で最も絵がうまい、尊敬する子が、「アニメーターになる」と言って高校を中退しました。それまでは食べられないと思って、違う道を考えていました。しかし、尊敬する友人がそこまでして頑張っているのを見て、決心しました。」#カナエール
2014-06-29 14:06:18あまちゃん「僕には親がいません。だから、1人で食べていかねばなりません。アニメーターでは食べられない、ということですが、でも、今活躍するアニメーターの方々も、そういう時期を乗り越えて今があるのだから、自分もできるはずです。やってみなくては、分かりません」#カナエール
2014-06-29 14:07:25あまちゃん「東京造形大学アニメーション学科を目指しました。そして合格できました。今、大学では課題の量の多さにびっくりしています。でも、一生懸命取り組んでいます。過去の優れた作品をたくさん見て、引き出しを増やしたい。そしていつか、多くの人に自分のアニメを見てもらいたい」#カナエール
2014-06-29 14:09:10司会「カナエールでは、月額3万を支援している。1人で3万は辛い。だから、1人2000円、15人の大人達で支えている。10人のカナエルンジャーを支えるために、150人の支援者が必要。」#カナエール
2014-06-29 14:14:07つーちゃん「私は今、一人暮らしをしながらアルバイトをしている、ごく普通の女子大生です。そんな私ですが8年前、父の暴力で施設に入りました。実際に暴力を受けていたのは、4人の兄や妹だった。というのも彼らが知的障害があったから。父は『こいつらは何の意味もない』と言っていた」#カナエール
2014-06-29 14:19:08つーちゃん「耐えられなくなり、母に父の暴力を伝えた。そうしたら、私達は施設に入ることになった。私が家族をバラバラにしてしまった、と自分を責め続けました。とても辛かったですが、施設の先生に助けられ、施設を出た今も「いつでも元気チャージにきなさい」と励ましてくれました」#カナエール
2014-06-29 14:21:16つーちゃん「高校の頃、障害者施設でボランティアをしました。自分は全然できなかったのに、とっても感謝してくれた。そこから、自分は今、障害者の自立支援に興味があります。納税者になりたい、という彼らの夢を、応援したいと思います。」#カナエール
2014-06-29 14:22:28つーちゃん「私の両親は離婚しました。いつか、父に知的障害のある兄弟達も、素晴らしい存在なんだ、ということを分かってもらいたいです。それが私の夢です。頑張って、大学を卒業し、障害者の自立支援を頑張りたいです」#カナエール
2014-06-29 14:24:22