140704 岩上安身による村上誠一郎・自民党 衆院議員インタビュー 実況ツイート

岩上安身 @iwakamiyasumi

以下、連投します。RT@IWJ_ch1 1.7月4日（金）「岩上安身による自民党・村上誠一郎衆議院議員インタビュー」の模様を実況します。7月1日に閣議決定された解釈改憲による集団的自衛権行使容認についてお話をうかがいます。

岩上安身 @iwakamiyasumi

連投2RT@IWJ_ch1 2.岩上「自民党の中で、集団的自衛権行使容認にただひとり反対の論陣を張られた村上議員にお話をうかがいます。先日の外国特派員協会での会見は、大変多くの方にご覧頂きました」

岩上安身 @iwakamiyasumi

連投3RT@IWJ_ch1 3.岩上「今回の閣議決定について、なぜ許されないとお考えなのでしょうか」。村上議員「憲法とは、国家権力の暴走を防ぐというものというのが立憲主義の考えです。さらに、政府の一部局である内閣法制局が解釈を変更することは、司法の独立を侵すものになる」

岩上安身 @iwakamiyasumi

連投4RT@IWJ_ch1 4.村上議員「秋の臨時国会で、自衛隊法の改正案がでてくると思いますが、全国で違憲訴訟が起こると思います。現役の裁判官で、私の所に来たら違憲訴訟を出す、と言っている方もいます。内閣法制局長官は、総理を止めなければいけない立場です」

岩上安身 @iwakamiyasumi

連投5RT@IWJ_ch1 5.村上議員「中曽根さんが偉かったのは、後藤田さんのように、自分と意見が違う方を登用しました。彼らは戦争体験もあり、ブレーキ役になっていたんですね。しかし今は、内閣法制局長官にしろNHK会長にしろ、自分のイエスマンを配置しています」

岩上安身 @iwakamiyasumi

連投6RT@IWJ_ch1 6.村上議員「個別的自衛権と集団的自衛権はまったく別ものです。個別的自衛権の延長に集団的自衛権があるわけではありません。集団的自衛権は、自国が攻められていないのに戦争するということ。1972年の政府見解が集団的自衛権の根拠になるわけがない」

岩上安身 @iwakamiyasumi

連投7RT@IWJ_ch1 7.村上議員「最終的に判断するのは司法であり国民です。このような詭弁を積み重ねた論理で、国民の皆さんを納得させられるわけがありません」

岩上安身 @iwakamiyasumi

連投8RT@IWJ_ch1 8.岩上「自民党の総務会で反対のご発言をされたと聞いています」。村上議員「賛成される方は、世界情勢の変化だとか、米国に見放されるとか、大変情緒的な物言いをする方が多かった。一番大切なのはデュ―プロセスです」

岩上安身 @iwakamiyasumi

連投9RT@IWJ_ch1 9.村上議員「いま、自衛隊員が集まりにくくなっています。石破さんが言うように地球の裏側まで行くことになれば、徴兵制も視野に入ってくることになります。決めるなら、きちんと国民に信を問わなければなりません」

岩上安身 @iwakamiyasumi

連投10RT@IWJ_ch1 10.岩上「総務会の慣例では全会一致ですが、今回は多数決を求められたと聞いています」。村上議員「小選挙区制、郵政選挙、そして今回と、永田町の波長が狂う場合があるんですね。小選挙区だと、党幹部が人事を握るんですね」

岩上安身 @iwakamiyasumi

連投11RT@IWJ_ch1 11.村上議員「昔の自民党は違いました。それぞれの派閥の長の見識がしっかりしていました。福田派、田中派、クリーン三木派、大平派…と、一つの党の中で政権交代が起きていたんですね。しかし今はずっと清和会です。リベラルな方たちが党からいなくなってしまった」

岩上安身 @iwakamiyasumi

連投12RT@IWJ_ch1 12.村上議員「かつて上にいた方たちには、為政者としての謙虚さがありました。かつての自民党は、1回生も10回生も発言が自由だったけれども、活発に議論するなかで先輩からじっくり人物鑑定されていたものです」

岩上安身 @iwakamiyasumi

連投13RT@IWJ_ch1 13.村上議員「財政とか外交とか憲法とか、最低限のベーシックな知識は、議員になる前に身につけていただきたいですね。秘密保護法にしろ原子力協定にしろ、官邸の意向であればすべて従うイエスマンばかりになっています。自分の判断が何も働いていません」

岩上安身 @iwakamiyasumi

連投14RT@IWJ_ch1 14.村上議員「全会一致だと、誰がどういう理由で賛成したのか、あとあと検証できません。だから多数決を求めたのです。こういう天下分け目の重要な問題は、きちんと記録を取っておかなければいけません。最後は会長一任ということで押し切られてしまいましたけれど」

岩上安身 @iwakamiyasumi

連投15RT@IWJ_ch1 15.村上議員「マスコミの方も、誰が反対したかとか、そういう報道ばかり。そうではなく、何が議論されて、どういう理由で賛成あるいは反対なのか、そのことを報道してほしいんですよね」

岩上安身 @iwakamiyasumi

連投16RT@IWJ_ch1 16.岩上「自民党の改憲草案には、立憲主義や基本的人権を軽んじるような内容が含まれています」。村上議員「主権在民や基本的人権の尊重はアンタッチャブルなもので、絶対に変えてはいけないものです。これを変えると、法治国家ではなくなりますよ」

岩上安身 @iwakamiyasumi

連投17RT@IWJ_ch1 17.岩上「外交・安全保障上の問題について。安倍総理が記者会見で使用した米艦船による邦人保護のパネル。なぜ、あの説明が押し通されてしまうのか」。村上議員「8つの事例は個別的自衛権で対応可能です。あのパネルも、あり得ない、重箱の隅の事例です」

岩上安身 @iwakamiyasumi

連投18RT@IWJ_ch1 18.岩上「一般の国民の情緒に訴えるためだと言われています」。村上議員「あんな究極の状況を作ること事態が、日本の外交の失敗です」。岩上「しかし実は、あの防護事態が元々の狙いだったのではないでしょうか」

岩上安身 @iwakamiyasumi

連投19RT@IWJ_ch119.村上議員「公明党としては、個別的自衛権に集団的自衛権という衣をつけて政権側を納得させた、という理屈です。今、国際情勢の急激な変化と言いますが、本当にそうなのでしょうか。一番世界情勢が危なかったのは、キューバ危機の時ですよ」

岩上安身 @iwakamiyasumi

連投20RT@IWJ_ch1 20.村上議員「自国の青年の血を流さねば米国に見放されるということが言われますが、かつて岸信介さんが言われたように、日本は米軍に基地を提供しているのだから、見放すことなんてあり得ないですよ。尖閣が攻められたら、個別的自衛権で守るんですよ」

岩上安身 @iwakamiyasumi

連投21RT@IWJ_ch1 21.村上議員「バイデン副大統領は、なんとか中国や韓国とうまくやってくれと言っています。しかし、トップが靖国神社に行って駄目になってしまった。一国のトップは自制しないと駄目ですよ」

岩上安身 @iwakamiyasumi

連投22RT@IWJ_ch1 22.村上議員「安全保障の要諦は、敵を減らして味方を増やし、軍事予算を減らすこと。今の日本は敵ばかり増やして、このままでは軍事費が膨らむばかりです。いったい何をやっているのかと」

岩上安身 @iwakamiyasumi

連投23RT@IWJ_ch1 23.村上議員「オバマ大統領の本音は、日中戦争に巻き込まれたくない、ということです。だから日本は平和外交に徹しなければなりません。なぜ、中国を必要以上に敵視しなければならないのか。中国の歴史や文化には学ぶべき所が多いはずですよ」

岩上安身 @iwakamiyasumi

連投24RT@IWJ_ch1 24.村上議員「今の日本政治の優先順位は、財政や外交、教育などたくさんあります。周辺事態法の整備を、集団的自衛権ということまで広げてやる理由がよく分かりません。米国の世界の警察の肩代わりなんて、経費の問題でとてもできません」

岩上安身 @iwakamiyasumi

連投25RT@IWJ_ch1 25.村上議員「イラク戦争に日本は行きませんでした。おかげで中東とは敵対関係にならず、石油の輸入もうまくやれているわけです。我々の後の世代も、集団的自衛権なんてポンと渡されて、本当に困ってしまうと思います」