「ぼくらが旅に出る理由」をパーカッシヴな歌詞と仮定して見てみるって話

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たぢ @Tadikko

@yaoki_dokidoki 言われて納得! そう考えるとスチャダラと組んだのは自然な流れでもあったのか

2014-07-05 00:32:44
たぢ @Tadikko

@yaoki_dokidoki 早い・・・w 日本語のラップがメジャーレーベルで出されるようになってきて、ランキングに初めてラップ的なものを持ってきたみたいな立ち位置だと思います<スチャダラパー 小沢健二のリスト今聴いてるのですが、確かに歌の韻のリズムが細切れで打楽器的ですね。

2014-07-05 00:42:54
たぢ @Tadikko

@yaoki_dokidoki カ行とタ行を多用してるのは計算ですかね。kとtの子音が打楽器的な切れに聴こえている効果があるのかなと思いました。

2014-07-05 00:52:42
たぢ @Tadikko

@yaoki_dokidoki 響きから考えた歌詞に、意味まで持たせていてそれが計算だとしたらものすごい才能ですね。本能的なものなのかもですが。

2014-07-05 01:00:59
たぢ @Tadikko

@yaoki_dokidoki そんな感じですね~。普通に言葉を書いてるにはあまりにも歯切れのいい子音に発音が偏りすぎているんですよね、s/t/k/b/lあたりに。いや、歌にこんな聴き方もあるんですね、ありがとうございます。

2014-07-05 01:06:58
料理研究家 やおき @yaoki_dokidoki

ぼくの考える音楽らしさの原理には「反復」と「変化」があります。 とりわけ「反復」は一般的な音楽性の根拠になっているのではないかと考えていて、「変化」も刺戟に体する感覚を麻痺させずに「反復」を補強するための役割があると思っています。

2014-07-05 01:14:17
料理研究家 やおき @yaoki_dokidoki

いわゆる「詩」とは異なる歌詞のもつ「音楽性」というものを挙げるとすれば、この独特な反復性があるでしょう。

2014-07-05 01:17:58
料理研究家 やおき @yaoki_dokidoki

押韻という技法の果たす機能の一面に、この反復的な音楽性があり、それはときおりパーカッシヴな構造として表れます。たとえば椎名林檎や小沢健二の歌詞について考えるときにはこの補助線を引くと理解できることがあります。

2014-07-05 01:20:38
料理研究家 やおき @yaoki_dokidoki

ぼくの関わってるこの『フミカ』という同人誌で、uccelliさんという方がパーカッシヴな歌詞について書いています fumikarecords.bandcamp.com/merch/fumika

2014-07-05 01:24:33
料理研究家 やおき @yaoki_dokidoki

なので、「パーカッシヴな歌詞」という概念は、そこまで特殊な表現ではないとは思うのですが、いちおうこのuccelliさんから教わった概念としてぼくは使っています。

2014-07-05 01:25:30
料理研究家 やおき @yaoki_dokidoki

このuccelliさんの文章は、「擬音・言語・音楽」と題して、「ドン」という音と、「どん」と実際に発音してみて、これを比較してみることから始まる、パーカッシヴなことばについてのワークブックとなっています。

2014-07-05 01:27:11
料理研究家 やおき @yaoki_dokidoki

そもそもことばをパーカッシヴなものとして扱っているか、そしてそれがそのように聴こえるか、はことばの構造だけでなく、発音のしようにも関わってくるので、活字だけではいいきれない側面がありますが、音源などがあれば、ある程度迫れるでしょう。

2014-07-05 01:28:47
料理研究家 やおき @yaoki_dokidoki

なお、この文章でuccelliさんはことばをパーカッシヴに捉えるにあたって、子音をドラムに、母音をベースに擬えて利用して行く方法をとっています。

2014-07-05 01:30:36
料理研究家 やおき @yaoki_dokidoki

で、よくパーカッシヴ/ドラムっぽい歌詞や発音について言われるのは、子音が「カ行」だとか「タ行」「ダ行」だったらドラムっぽい、という条件が言われますが、それは音の使い方やボーカリストの発音のしようによっても違いますのでハッキリとは決められません。

2014-07-05 01:32:19
さぎし @sagishi0

書いたまま2ヶ月放置していた、『こだまさおりさんの作詞システムの考察2』を公開しました。主に母音考察です。 misty7ginkgo.blog.shinobi.jp/Entry/367/

2014-07-05 01:32:31
料理研究家 やおき @yaoki_dokidoki

とりあえずそのあたりが日本語でよくパーカッシヴな擬音にもつかわれるし、パーカッションっぽいよね、というレベルで考えればいいと思いますが、それに加えて「短時間での反復性」という条件を付け加えると、「パーカッシヴな歌詞」という表現は今日ううしやすいかと思います。

2014-07-05 01:33:43
料理研究家 やおき @yaoki_dokidoki

たとえば、「うんたん」とか「どんどん」とか、「すたどんたん」とかがパーカッシヴであるのは、1.子音の選択もありますが、2.短時間内での反復もあるからだと考えます。

2014-07-05 01:35:01
料理研究家 やおき @yaoki_dokidoki

で、今日は小沢健二の「ぼくらが旅に出る理由」を取り上げたいのですが。 youtube.com/watch?v=C_Hli9…

2014-07-05 01:36:45
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くさのこう 🌈 @kkkkssssnnnn

@yaoki_dokidoki 破裂音、日本語では無声音の p ・ t ・ k ,有声音の b ・ d ・ gで始まるのはパーカッシブってことでええやないかい

2014-07-05 01:39:11
料理研究家 やおき @yaoki_dokidoki

@grassrainbow それだけだと、説得力弱くないですか?

2014-07-05 01:39:40
料理研究家 やおき @yaoki_dokidoki

“こだまさおりの作詞システムの考察2|半透明なサラダ” htn.to/5PtNb #lyrics #critique

2014-07-05 01:40:41
料理研究家 やおき @yaoki_dokidoki

@grassrainbow mとかのnとかの子音をパーカッシヴな音としてつかっているように見える歌詞もあります。もう少し緩やかに見た方がいいと思っています。

2014-07-05 01:41:34