2014年7月5日

「戦場での読書行為」@出版法制史研究会についての覚書

陸軍発行慰問雑誌について研究されている中野綾子氏の発表について、会に参加されたロージナ茶会氏が報告されています。出版法制史研究会の情報については、 http://blogs.yahoo.co.jp/shk_chukyo/archive/2011/06/23 の情報を参照しました。
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ロージナ茶会 / 旭霜 @RodinaTP

出版法制史研究会に出席してきた。そこで「戦場での読書行為」という発表を聞いた。戦場では、慰問袋に本を入れて届けることが奨励されていたが、慰問袋の中身の検閲のようなものがあったのかは詳しくは不明らしい。また読書がどの程度認められるかは部隊ごとに違っていたらしい。(続

2014-07-05 22:17:40
ロージナ茶会 / 旭霜 @RodinaTP

そして『陣中倶楽部』と『兵隊』という戦地向け雑誌が作られていたことを知った。もちろん、前線の慰安と戦意維持が目的だったわけだけど、私が驚いたのは『兵隊』という雑誌 (続

2014-07-05 22:19:16
ロージナ茶会 / 旭霜 @RodinaTP

『陣中倶楽部』が娯楽中心であったのに対して『兵隊』は軍隊の社内報みたいなもので、「兵隊の兵隊による兵隊のための雑誌」が趣旨。短歌、俳句、川柳、詩、漫画、写真、小説、実践記、陣中日記など投稿記事を中心としていたという。(続

2014-07-05 22:21:29
ロージナ茶会 / 旭霜 @RodinaTP

戦場ではいろんなことが極秘扱いになっていたと私は思っていたのだけど、報告者に質問したら『兵隊』に掲載された作品には、著者名、所属部隊、階級、場所なども記載されていたという。すごい気楽な感じ。この雑誌をつぶさに分析したら、日本軍の動きがわかってしまうじゃないか、と思った。(続

2014-07-05 22:24:02
ロージナ茶会 / 旭霜 @RodinaTP

撤退したり部隊が置いていった『兵隊』を敵軍が読んだこともきっと多かったと思う。なんでこんなものをわざわざ作ったのか、と思わざる得ない一方で、識字率の高かった日本軍は、娯楽としてかなり本を読んでいたらしい、ということもわかった。「戦地で教養を高めよ」みたいなことも言われたようだ。

2014-07-05 22:26:36
ロージナ茶会 / 旭霜 @RodinaTP

戦況が切迫するまで、日本軍ってわりと「会社」の出張とか「学校」の遠足修学旅行っぽい認識で大陸に進出してたんじゃないか、とふと思った

2014-07-05 22:29:42

コメント

naftan @naftan_0627 2014年7月7日
@RodinaTPご存知かもしれませんが「兵隊」は復刻されています。 http://www.tousuishobou.com/heitai/heitai.htm
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Muji @ togetter憲兵隊 @643Myshelf 2014年7月7日
よく言われることだが、日本軍は家族への「手紙」をあまり重視しないかわりに「日記」は奨励し、米軍は逆だったとされるよね。日本軍では日記は自己研鑽の手段になるが手紙は里心を産むとされたから。で、米軍では日記は敵の手に落ちると重大な軍事情報になりかねないが、手紙は国民の支えを実感できると。この発想の違いが勝敗を分けた、とまでは断言できないけどね。
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