あみだ一日デート企画まとめ（奴隷売り・野鼠和裁）

界隈掲示板 @kaiwai_machi

【阿弥陀で運命の出会い？】[再掲示] 　仕事に疲れた貴男、刺激を求める貴女、イベントに参加してみませんか？阿弥陀くじでペアになった相手と一日行動を共にしてみようという企画です。どなたでも参加OK。 参加希望の方はこちらにご署名(リプライ)ください。 【〆切：6/27　21:00】

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【補足】 ・〆切後こちらであみだくじを引き、結果を掲示板でお知らせします ・ペア成立後はご自由に行動してください ※同一アカウント内の方が複数参加される場合は誰が参加するのかを明確にしてください 【質問等がありましたらこちらまで・鍵垢の方はこちらまで[@JoA_trades ]】

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【阿弥陀結果発表】 ①ロニカ／シャオ ②少女万華鏡／庭師 ③新聞屋(リズ)／運び屋(クロニア) ④人形屋／きよ ⑤アルデバラン／メリア ⑥なんでも屋(イリヤ)／茶葉屋 ⑦人攫い／葬儀屋(ユーリス) ⑧野鼠和裁(雛)／奴隷売り ⑨探し屋(菖蒲)／音楽家 【→】

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【→】 ⑩野鼠和裁(野鼠3匹)／夢床商店(憂惷) ⑪葬儀屋(ニコール)／ナターシャ ⑫クリス／日用雑貨店 ⑬夢床商店(レーベル)／A･A･M･S ⑭常盤／青猫堂(犬君) ⑮ポラリス／骨董商 ⑯時計屋／火薬の若者 【終了】 以降は皆さまのご自由に行動してください。良い一日を――

奴隷売り @a_slave_trader

@Couic_Couturier （店の扉を開けて男が1人訪ねて来た。無人の店内を見回す） 「…店主はいるか？」

仕立て屋『野鼠和裁』 @Couic_Couturier

@a_slave_trader 「はいはーい。あら、ええと…はじめまして」 店の奥から暖簾を上げて、着物姿の女が顔をのぞかせる。女は肩の上で切りそろえた髪をふわりと揺らして頭を下げた。 「父はちょうど出ていまして…何か急ぎの御用事でしたか？」

奴隷売り @a_slave_trader

@Couic_Couturier 「留守か。少し急ぎで仕立てを頼みたいんだが…ニ週間後までに一着。店主はいつ戻ってくる？」

仕立て屋『野鼠和裁』 @Couic_Couturier

@a_slave_trader 「父は明日には戻ってくると思う、のですが…。もしかして、洋装でしょうか？それでしたら私が担当していますので良かったら、どのようなものをお仕立てしたいか聞かせてくださいな」 女は微笑みながら、椅子を勧めた。棚の奥で野鼠が顔を覗かせ様子を伺っている。

奴隷売り @a_slave_trader

@Couic_Couturier 「そうか、なら丁度良い。コットンのシャツで、上下一式欲しい。 ……おい、鼠がいるぞ」 （部屋の奥を見て眉を寄せる）

仕立て屋『野鼠和裁』 @Couic_Couturier

@a_slave_trader 「コットンシャツ、と上下一式。お色などは…あぁ、ご存知なかったのですね。うちは野鼠和裁。名前のとおり、鼠の仕立て屋なんです。あの子も、従業員。みんなお風呂好きお洒落好き、な子たちなんで、安心してくださいな」 棚の奥の野鼠は慌ててペコりとお辞儀をした

奴隷売り @a_slave_trader

@Couic_Couturier 「あれが、従業員？…本気で言ってるのか…鼠が針子をするのか？…通りで臭いがするわけだ」 （服の袖で鼻を覆う）

仕立て屋『野鼠和裁』 @Couic_Couturier

@a_slave_trader 「えぇ、鼠だって針子もしますし、図案も考えます。勿論ただの鼠にはできませんが、ここの従業員の大半は生まれた頃から針と糸をもって育ちます。…お客様は鼠はお嫌い？」 女は少し寂しそうに首をかしげ、相手を見つめる。

奴隷売り @a_slave_trader

@Couic_Couturier 「少し苦手でね。どこにでもいきなり出るのがな… 図案作りまでやるとは大したもんだ。だが出来ればあまり近寄らせないでくれるか」 （椅子をかなり手前に引いて腰をかける）

仕立て屋『野鼠和裁』 @Couic_Couturier

@a_slave_trader 「まぁ、それは躾のなってない子ですね。ちゃんと家主の許可をもらってから、が常識でしょうに。…でもそれでしたら、うちの子が織った布でお仕立てされるのもお嫌でしょう。時間があれ外から、布を仕入れて、それからお仕立て、という流れができますが…」

仕立て屋『野鼠和裁』 @Couic_Couturier

@a_slave_trader 「あ！そうだわ。お客様は街のお店は詳しくていらっしゃいますか？お急ぎとのことですし、この街の布屋さんを教えていただけませんか？そこで布を買って、そのままお仕立てというのはどうでしょう」 女はぽんと手を合わせ名案が浮かんだ、とばかりに嬉しそうに微笑む

奴隷売り @a_slave_trader

@Couic_Couturier 「布が足りないのか？ 俺と街を歩くと余計な誤解が増えるぞ」 （話しながらも部屋の奥にじっと目線をやる）

仕立て屋『野鼠和裁』 @Couic_Couturier

@a_slave_trader 「えぇ、洋装用に仕入れている布は趣味程度しかなくて。申し訳ありません…誤解？」 相手の視線を追って、振り返る。視線の先には数匹の野鼠が、珍しい男性客を一目見ようと背伸びしてこちらを見守っていた。 「もう、はしたないったら…皆、持ち場に戻って」

奴隷売り @a_slave_trader

@Couic_Couturier （不機嫌そうにじっと見つめ、目を逸らす） 「成る程ね。布を扱ってる店なら知ってるが… 俺は仕事で女を扱うんだ。商売女だと思われても気にしないか？」

仕立て屋『野鼠和裁』 @Couic_Couturier

@a_slave_trader 「お客様はお顔が知れ渡っていらっしゃるのね。…そうねぇ、一応嫁入り前ですし、そういった噂は困る、かしら。…ふふ、そうだわ。お客様、変装しましょう！お客様のシャツをお仕立てするために採寸が必要ですし、採寸ついでに、着物、着られてみませんこと？」

奴隷売り @a_slave_trader

@Couic_Couturier （驚いた表情をして）「…和服？俺が？ 余計目立つだろ、そんなことしたら。採寸は分かるが…」

仕立て屋『野鼠和裁』 @Couic_Couturier

@a_slave_trader 「えぇ、お客様が着物着られるの。きっと雰囲気ががらりと変わって、わからないんじゃないかしら？」 首をかしげ、楽しそうに女は笑う。 「駄目、ですか？なんだか私、とっても見てみたくなってしまったのですけど…着て下さったら、お仕立て代も勉強しますし」

奴隷売り @a_slave_trader

@Couic_Couturier （少女の表情に困ったように眉を寄せる） 「いや…駄目、というわけじゃないが…和装は着たことがないんだ。慣れない人間が着て間違いがあって、店の名前に傷が付いたら困るだろう」

仕立て屋『野鼠和裁』 @Couic_Couturier

@a_slave_trader 「和装なら任せてくださいな」 深い緑色の瞳を嬉しそうにキラキラと輝かせながら、女は椅子から立ち上がる。 「私の名前は雛と申します。この店の店主の長女で、父がいないときは私が責任もって、お客様の対応をさせてもらっています。勿論、着付けも」

奴隷売り @a_slave_trader

@Couic_Couturier （話し辛そうに頭を掻く）「着付けね…。どうしてもやらないと駄目なのか。どうなっても知らんぞ。振る舞いだって分からんし…」

仕立て屋『野鼠和裁』 @Couic_Couturier

@a_slave_trader 「私が変装する、というのも考えたのですが。…お客様は和装姿もきっと素敵だろうなぁなんて、思ったら…ついはしゃいでしまいました」 女は恥ずかしそうに少し頬を染めながら、男物の着物を取り出す。 「立ち振る舞いなんて、堂々としてらしたらそれで良いのよ」