橘玲さんの「残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法」科学者の方に質問しました

進化心理学、脳科学、遺伝学を駆使した橘玲さんの「残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法」について疑問があり、科学者の方に質問してみました。 IQは遺伝するのか?養子縁組親子の一致率は遺伝的に関連が無いので0のはずが0・2、生物学的な親子は遺伝的には0・5になるはずが別居だと0・24 知能等の認知能力は遺伝・環境の双方の影響をうけます。 http://ow.ly/2UsD4 また、遺伝率は親子の間で伝わる確率では無く個体間の相違において遺伝的な要素が関係している率の事だそうです
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@MinoriDan

@tsuyomiyakawa ただ、僕たちの不勉強が悪いのですが、あの本の記載だとどうしてもこうぱっと、とってしまうと思うのです。ですので・・・専門家の方よりも、一般の方がどう受け取るかを強く理解できる僕のような"一般だけど少し研修で習ったよという層が心配しているのだと思います。

2010-10-22 21:21:37
@MinoriDan

僕も減点主義より自分の特徴を伸ばせという思想に賛成です。人間の才能は多様ですから RT @tsuyomiyakawa その意味で、自分の得意なことを活かすべき、という考え方には共感しました

2010-10-22 21:23:38
Tsuyoshi Miyakawa @tsuyomiyakawa

そうなるでしょうね。時間があれば著者の橘玲さんのブログにもコメントを書いておこうと思います。自分が本を書いたりする場合も気をつけます。RT @minoridan: ..ただ、僕たちの不勉強が悪いのですが、あの本の記載だとどうしてもこうぱっと、とってしまうと思うのです。..

2010-10-22 21:30:07
@MinoriDan

@tsuyomiyakawa ありがとうございます。生物学の授業内容も減っていたようで、メンデルの法則も正確に知らない、という方は多いです。薬の事でも一般の方に正確に伝えるのはとても難しい。これをきっかけに橘氏の本がここからさらに深くなる事を期待して次回作を待っています。

2010-10-22 21:35:24
渡邊芳之 @ynabe39

最近までの研究成果では,性格の個人差に遺伝と環境が与える影響は性格の側面によって異なりますが,遺伝の占める率は最大40%程度と考えられています。 @masapane

2010-10-23 19:09:42
渡邊芳之 @ynabe39

ただしこれは「性格の個人差を作るさまざまな力のうち遺伝の力が占める平均的な割合」であって「個人の性格が遺伝で決まる割合」とは異なります。また性格に遺伝が与える影響は環境と交互作用しますので,遺伝によって性格が決定する,あるいは予測できる可能性はより小さいと考えられます。

2010-10-23 19:12:29
渡邊芳之 @ynabe39

人間の性格の遺伝率が40%だからといって,あなた,あるいは私の性格の40%が実際に遺伝で決まっているとは限らない。ということです。

2010-10-23 19:13:56
渡邊芳之 @ynabe39

まあその時に変わりやすい側面と変わりにくい側面があって,遺伝の影響が大きい側面ではやや変わりにくいくらいのことはあるでしょうね。RT @bornekiller 性格はいつどのタイミングで劇的に変化するかわかりませんからね 悲観も適応て観点で見れば今は楽観してる人には息苦しいわけだ

2010-10-23 19:20:07
渡邊芳之 @ynabe39

本当に遺伝で決まる部分が大きいなら「軍隊に向いている人間」を「品種改良」で作り出せる可能性が出てきます。RT @bornekiller ....適応にも当然限界があるとして例えばこの人は軍隊に向いているかどうかを将来はテストだけじゃなく遺伝子検査も併用するようになったりして

2010-10-23 19:29:31
渡邊芳之 @ynabe39

遺伝子教,脳科学教,初期経験教,科学っぽい宗教がたくさんあります。 @bornekiller

2010-10-23 20:30:59
榎木英介 独立系病理医(学士編入) @enodon

学会「遺伝子で性格判断」に警鐘 科学的に未確認 http://bit.ly/9iv8UU 日本人類遺伝学会は28日までに「科学的に確認されていないのに、有用であるかのように誤解を与えている」として、法律による規制など監視、監督する体制の確立を求める見解をまとめた

2010-10-28 18:48:51