『キャプテン・アース』に関するtweetあれこれ(3)

橡の花 @totinohana

続）迷い込んだ区画で「方舟（キヴォトス派）」と遭遇する。カニス/サー・ドギーは、彼に「（"来訪者”に）選ばれし英雄よ」と、無理に握手を求めてくるが、それは「スイングバイ」さながら、「接触者（選良）」として宇宙へ向かうのは自分たちだという隠れた自負の表明である―だが当のダイチに（続

橡の花 @totinohana

続）そういう意識、前述の「スイングバイ」の"軌道”へ寄せるような、「彼方への想い」は見られない―「軌道」の奪還を画策されるも、そもそもそれとはズレた場所にいるようでさえあり、それは先ほど触れた「地球をみつめる元‐異邦人（来訪者）」の関心にも重なることだろう。"Anchor”は（続

橡の花 @totinohana

続）「地球」―その意味が後半佳境の"回転撃ち”に象徴される。一方ハナとマツリ。マツリは「娘の友達」の魅力を知る。だがハナは「お母さん」の包容力に感じ入る―（右回転とともにされる）"Anchor”は何処か？ の主題が、ここでは端的に書かれる。一方でマサキ‐パックとヒトミの関係は（続

橡の花 @totinohana

続）（回転などなく）「静止」されたままである。"Anchor”は何処か？ 自分がいる"此処（階側）”でも、目の前の女の立ち位置でも、"あの夜”の場所でもないのだとしたら？ また、"隠れた遊び（上位者らしさ）”への批判として、マサキ‐パックの態度を見下していた子供にたしなめられ（続

橡の花 @totinohana

続）ふと、（"彼ら”のように今や「死」が存在しない者として、）自分は何がしたいか？という思いにとらわれたかに見える、パックの"瞳孔”がひらく（"絞り”は"ふたつの回転”からなる）…。"Anchor”は何処か？ キヴォトス派は「軌道」奪還のため、行動に出る（「軌道」に沿い）―（続

橡の花 @totinohana

続）―彼ら「真夏の騎士団」がどういう人物かなど知る由もなく。真夏ダイチの"Anchor”は"そこ”からズレ続ける―テッペイは連中の"determinasion（測定法・範囲）”につき合う（「僕は、撃つよ…」）、"来訪者にしてからが”。だが真夏ダイチの"Anchor”は…。（続

橡の花 @totinohana

続）墜落後、三人で輪を囲んだときもダイチはハナのアプローチ（"ｄｅｔｅｒｍｉｎａｔｉｏｎ”）とは別の場所にあって、仲間が思わぬ過去を持っていることを話す―その彼の、来訪者たちを魅了した"determination”が、たとえば過去はブーメランが描く円弧だったのであり、（続

橡の花 @totinohana

続）今回の"回転撃ち”なのである。意識されているのか、無意識の強みか、彼は自分がそういう存在でいなければならないこと（「ネオテニー」は「地球人」である）を、自覚している―"Give me thy hand,/（続

橡の花 @totinohana

続）/And let me see thee in thy women's weeds（お前の手を取らせてくれ。そして、お前が女の服を着た姿をみせてくれ）"（『十二夜』第五幕より）―不敵に笑う老人や舞い上がった妖精よりも、少年は"Anchor”にふさわしい。＞キャプアス１８

橡の花 @totinohana

書かないまま仕事に出かけるところだったが、間に合ったな…（ふぅ…ｗ／ただあの「回転撃ち」、ひとつ注文というか不満を挙げるなら、あれは「軌道」を"断つ（"此処”を明示する）”アクションなので、上昇の瞬間「地平線」を３６０°視界的に表象しておけば良かったと思います。＞キャプアス１８

ぽんず @ponzu_citron

ブログ更新：　キャプテン・アース　18話　「荒野の強襲」　感想 waitingfrofresong.blog.fc2.com/blog-entry-477…

ぽんず @ponzu_citron

ハナに、ツバキ、オペ子2人と、18話は女性の様々なリビドーが描かれたエピソードでもありましたね。#CE_anime

相楽 @sagara1

キャプテン・アース18話「荒野の猛襲」感想 waitingfrofresong.blog.fc2.com/blog-entry-477… 「『選ばれた』というのはつまり受動態で、カニスが言う様に偶然力を得たに過ぎない状態。これ、キルトガングとしての自我に「目覚めさせられた」デザイナーズチャイルドにまんま当て嵌まるんですよね」

橡の花 @totinohana

まあ実のところ１９話の方が「リビドーとは何か？（正確には何"だった”か？）」という主題に近づいてるんだけどね。＞キャプアス

橡の花 @totinohana

ハナ‐パック‐アマロックの、人工生命組が今回のポイントなのはそうなのだけど、この三者には実はもう一つ重大な共通項がある。端的には１５話の"アレ”だが、より突っ込むと…（ﾌﾌﾌﾌﾌｯ＞キャプアス１９／まあ今日明日中には感想上げます。

橡の花 @totinohana

＞内二つは「キス」だけど（登場回は違います）、ひとつ（ハナの場合）はちょっと捻ってある。つまり単に「キス」のことではありません。

ぽんず @ponzu_citron

キャプテン・アース19話。絶体絶命のピンチにハナが「自分一人」の意志でブルーメと一体化し宇宙に飛び立つ、と思うじゃん？　思うじゃん？　違うんだよ、皆が分かってるんだよ。これは皆の決断なんだよ。誰もこれが別れだなんて思っちゃいない、また出会うために飛ぶんだよ。#CE_anime

ぽんず @ponzu_citron

かつて自らを閉じ込める檻だった船へ、逃げ出した天王星へ、今度は自ら飛び込んでいく。ハナの決断を支えるのは、キャプテンへの、仲間への無限の信頼。彼らの目には悲壮な色は一つとしてない。今は微笑む君だから。#CE_anime

ぽんず @ponzu_citron

予告から来るなと思ってたら、予想の遥か上を行かれたでござる。なんだこれは、なんて尊いんだ。#CE_anime

橡の花 @totinohana

『キャプテン・アース』第１９話を視聴。特に「他動詞」的な意味での"mean”において、例えばアマロックはモールキンの下着姿に何も"感じ”はしなかった（本当に？）‐例えばマサキ‐パックは、去ってゆくヒトミの後ろ姿に「振られたこと」を確認するのみだった（本当に？）‐ハナは、（続

橡の花 @totinohana

続）"彼女”は"あの日”から、ダイチの姿が消えることに耐えられようもない―ために、ブルーメを起動する―それが少女の"libido（動機）”である。この「ブルーメ起動」に相当するものは、彼女の内的変化だけではなく、構図的にも伺える。ネビュラの脇を抱えるアバン、（続

橡の花 @totinohana

続）種子島との通信時のウィンドウの配列等、"あの日”から三人、ブルーメを降り、金網をこえて外に出ようとしたところを大人たち（Globe）に見つかって、ダイチたちがハナを庇ったあの"囲み”‐一線から、今や彼女は踏み出している（あの"一線”の構図を基準として参照いただきたい）。（続

橡の花 @totinohana

続）その後保護されたハナの正体や処遇について話すツトムとピーターの一方、実際"接触”しているCTの「走査線」に、ハナは何も感じていない様子。それこそ前述のアマロックやパックのように…だが、彼女はもちろん、"彼ら”にしてからが"それ”を、"あの日”を持たないわけではない。いや、（続

橡の花 @totinohana

続）少なくともそう見られるはずのものを、私たちは見ている。かつてアマロックとモールキンと"された”少年と少女は、満月のもと誓いのキスをした（１１話）。パックは予てよりマサキへのヒトミの好意を「観測」しており、ついにあの夜を迎え、その後肉体を得た視点から（続