お昼にツイートした日経の猛烈に酷い記事に突っ込みをいくつか・・・ → ニッポンが世界のウナギを食い尽くす日 :日本経済新聞 s.nikkei.com/1tdALLB
2014-07-07 23:10:05「「以前は国内のシラス問屋の口銭は1キロ10万円が相場だったのに、最近までは50万円もサヤを抜いていた」(東京・築地市場の仲卸店)」 何故築地の仲卸に聞く?築地の仲卸はシラスウナギなんか扱ってないよ。
2014-07-07 23:10:23「慌てた環境省は13年2月にニホンウナギを絶滅危惧種に指定したが、有識者からは「もう手遅れ」との声が漏れる。」 「有識者」って誰? そもそも本当に手遅れならこんな記事を書く意味がないのでは?
2014-07-07 23:10:34「環境汚染や気候の変化が一因と考えられているが、それらを上回る大きな要因は日本人の胃袋を満たすためのシラスの乱獲だ。」 その「上回る」の根拠は?誰が言っているの?
2014-07-07 23:10:46「ヨーロッパウナギは90年代、欧州から中国にシラスを輸出して養殖し、成魚を日本へ輸出する供給網が確立。コンビニや外食チェーンの格安うな丼を支えた。その結果は、乱獲による絶滅の危機の深刻化。」 原因は未確定とIUCNのレポートにある。iucnredlist.org/details/60344/0
2014-07-07 23:10:55「ウナギに安値を求める時代は終わったようだ。「ウナギを食べるのは特別な日」――。以前のように、ハレの日の高級食材に回帰することが、資源確保と食文化を両立させる現実的な選択肢かもしれない。」 完全養殖に成功すればいいだけの話でしょ。問題のすり替えも甚だしい。
2014-07-07 23:11:07ウナギの生息数については面白い話がある。球磨川ではダムの撤去によりウナギが増えたそうだ。 kumagawa-yatusirokai.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/p… もしも稚魚の乱獲により個体数が減ったのであれば環境改善しても個体数は増えない。
2014-07-07 23:11:38勿論河川によって事情は異なるだろうが、現状では環境に対してシラスウナギは供給過剰であり、漁獲量を制限してもウナギ資源は増加しないかもしれない。 乱獲どころか、まだまだ獲っても大丈夫なのかも。生息環境が破壊されてしまった以上、養殖に頼るというのは有力な選択肢。
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