『セラピスト』を読んだ感想
- hirokiharoki
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セラピーの歴史が詳しく、例えば司馬遼太郎さんが江戸時代をまるで見てきたかのような感じの臨場感で書かれている。ただ勿論、何十年かのキャリアがあるセラピスト同等の感覚があるわけじゃないから、時々ピントがあってないと感じる。
2014-06-28 11:27:04すごく良い言葉があるなぁ、これは知らなかったなぁという情報がたくさんある。しかし、これが本当にこのセラピストの一番言いたかったことなのだろうか、と時々感じる。たまにピントがずれるというか。
2014-06-28 11:30:23それから、やっと保っている状態の、脆弱な自我の人には箱庭は向いてないとあった。その先が知りたかった。じゃあ、その人はずっとその脆弱な自我のままがベストということなのか。何か別の、強化してゆくすべがあるのか。
2014-06-28 11:33:34終盤で、最近の傾向として内面を見られない人が大勢を占めるようになった。よって内面を見てゆく箱庭のような手法はもう流行らないとある。 そういう傾向があるとしたら、周りの環境やセラピストの時間の都合でそうなってるのではないか。やってみたら内面を見られるようになるんじゃないのかなぁ。
2014-06-28 11:38:12最後の、回復の悲しみ について。今現在の 意識が、仕事したり生きてく上で不都合を感じる部分を変えたくて、それを、変えてゆく時。過去に、理由があって それは そうなってる。必然性があってそうなってる。というのは、
2014-06-28 11:42:38それはそうというか。傷の周りの鎧だったり、絶対にそこを、その方角を見ない仕組みだったり、無感覚になってたり、そうした時、その時点ではそうすることが重要で必然で、その時の自分にとっては。そこを、変えようとすると、無意識に沈んでる過去の自分は、当然、激しい不安や痛み、恐怖を覚える。
2014-06-28 11:47:09変えてゆく時に、今現在の自分の部分だけじゃなくて、浮かび上がってくる過去の自分、そこの、痛み、不安なども、合わせてサポートしてゆくことは、勿論必要なんだろうなぁと思った。そっちを無視するとヤバイというか。だいたいそんな感想だろうか。
2014-06-28 11:51:23あと、フォーカシングでもそうだけど、カウンセリングで「言葉を返している」のではなくて、「言葉を使って、言葉の後ろにある、気持ちや感覚丸ごとを返す。この感覚で、あなたの気持ちにぴったりあってますか?」というように。そういう意味で、言葉より、イメージの方が主なんじゃないかなぁ。
2014-06-28 11:55:46