海沢海綿氏によるトトロ解釈(2014年版)
ここでさつきが友人と別れるのは現実との乖離のメタファー。帽子を見つけて、めいをみつける。これは、父親からの性的虐待のメタファー。
2014-07-11 21:51:32ととろ=トロルの伏線が繋がる。大きさの順は段階的に虐待が進行していることの象徴化である。父親から逃げる→めいだけが逃げている→この流れはトトロという怪異=お父さんが性的な虐待を行っている父親というのをめいが最初に認識している。つまりは最初にレイプされたのはめい。
2014-07-11 21:53:56この樹木は男性器のメタファー。めいへ「性的虐待は心 神的行為である」という刷り込みを行っている場面である。トトロのあいたいと云う五月の心境はレイプされた事実への逃避である。
2014-07-11 21:56:12この同窓生との語らいは日常を意味している事に他らないが、ここでめいというファクターが存在する事で「自分自身への性的虐待」という記憶を想起させているのである。
2014-07-11 21:57:33背後に咲いているのはあじさい。花言葉は心変わり。ここでカンタは傘を差しだす事で、救済を差し伸べようとしている事へのメタファー。傘を父親が持っていないのはその事への暗示。
2014-07-11 22:01:00ここでカンタが遊んでいるのは、自身の行為が姉妹が救われているということへの暗喩。それがただの思い過ごしであり、なにも状況が変わっていない事のメタファーとして玩具の飛行機があげられる。
2014-07-11 22:02:57ここで怪異としてのトトロ=トロルが表現する、この段階でさつきはレプされているが、その事実を「トトロによるもの」という思い出に変換している。ここで眠そうなのは、父親が仕事に疲れているがセックスはするという手前勝手な男性自身へのメタファー。
2014-07-11 22:06:30父親の傘を差すという行為、雨音に驚くと云う行為、全てがレイプされているさつき自身が行った行動への父親がみせた歓喜の表情を形骸化したものである。
2014-07-11 22:07:31ここで堕胎のメタファーがはいる。塚森へと抜け出す=堕胎した子供が死んだことを意味している。とりのこされた彼女達の表情、そして、お父さんの傘を持って行く=狂気じみた化け物として性的虐待する父親がいなくなったことを暗示している。
2014-07-11 22:09:28ここで机の上にこけしがあるのは、堕胎のメタファー。トトロ=レイプする父親からが、種子であるどんぐりを送ると云う暗示。未だでないというのも堕胎のメタファー。此処で父親に聞くことは「母親になりたい」という願望、ととろにきけというのは虐待への暗示。
2014-07-11 22:15:38レイプする父親=トトロへと無邪気にすがりつき、夢想する願望。空を飛ぶことは現実への脱却であり、脱却する手段がレイプする父親であることから、彼女らはすでに心が壊れかけている。
2014-07-11 22:19:39