松岡先生による TOP500 Nov 2010解説

ルイジアナのニューオーリンズで開催中の SC10 で発表されたスーパーコンピュータのランキング TOP500 Nov 2010 の結果を、東京工業大学の松岡聡先生が解説してくださっています。
sc10 スパコン top500
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Satoshi Matsuoka @ProfMatsuoka
というわけでいよいよTop500 2010年11月(後期)版公開。TSUBAME2.0は世界4位。中国天河1A一位。トップ4中三台がアジア。IBMは最高位が7位で、2004年6月以来のTop5漏れ。日本は27台と大幅に台数増加も、二位のJAEAが33位で、トップ100は9台。
Satoshi Matsuoka @ProfMatsuoka
おお、何故かTSUBAME1が88位に載っている。まあ確かに〆切の時に存在していたから不思議はないか:-)Erichに「次回は消しておいてね」と言わなくては。。。でも退役まで100位以内をキープは我ながら凄い。日本の最近のスパコンはリスト初登場でも100位外もあるから。
Satoshi Matsuoka @ProfMatsuoka
あとGrape-DRが279位に復活している。100ノードに増やしたことが勝因だ。ということは115位に入ったBG/QのプロトタイプとTSUBAME2.0とGreen 500で争うことになる。多分BG/Q一位で、TSUBAMEとGrapeが二・三位を争うことになるだろう。
Satoshi Matsuoka @ProfMatsuoka
あと神戸Kペタコンが170位に入っている。3264コアなので、まだまだ最終完成形の1/200だが。次回はキャビネットも増えて大幅な躍進が期待される。
Satoshi Matsuoka @ProfMatsuoka
神戸ペタコンは一応ちゃんと神戸のセンターに設置して、かつユーザがもう使いだしてますから、微妙に運用と言えば言えなくもないわけですが。一応規則上はメーカーサイトは全体の5%まで認められてますが。まあIBMもこれだけなりふり構わない手を使うのはお尻に火がということなのでしょう。
Satoshi Matsuoka @ProfMatsuoka
実はこれはIBMの毎回の手口です。地球を抜いた2004/11もSGI Columbia@NASAと死闘を繰り広げましたが、前者はやはりIBM構内で実質運用前。一方ColumbiaはちゃんとNASA Amesの構内にあった。
Satoshi Matsuoka @ProfMatsuoka
また2008年6月にLANL IBM RoadrunnerとORNL Cray Jaguarの初ペタの時も大激戦でしたが、やはりRoadrunnerはIBM構内、一方JaguarはちゃんとORNLのセンターに設置されていた。
Satoshi Matsuoka @ProfMatsuoka
やはりTianhe-1A 4.04MWのようです。TSUBAME2.0よりは大分悪い。http://bit.ly/cA99Mz
Satoshi Matsuoka @ProfMatsuoka
全般的には、米国やはり圧倒的一位もシェア55%に後退。中国が8.2%と世界二位に躍進。3位は日本・ドイツ・フランスの三つ巴で台数シェアは同一(5.2%)、Rmax(Linpack), Rpeak(理論ピーク)で僅かに日本が三位に復活。しかし日本のRpeakの半分がTSUBAME。
Satoshi Matsuoka @ProfMatsuoka
というわけでTSUBAME2.0は無事世界トップクラスになることができました。何百人以上にもわたる関係者の皆様、真にありがとうございます。惜しむらくは3位になれなかったことですが…まあTianhe-1Aですら80億円と2.5倍お金かかってますから、上位ではC/Pは1位でしょう。
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