漫画家宮尾岳さんが語る自転車デザイン
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自転車アルバム整理してたら出てきた。 「並木橋通りアオバ自転車店 19巻」冒頭エピソード 「あたしのG」のG ジウジアーロ・デザインの「BS・ブルゾン」 今から30年前のデザインです。 pic.twitter.com/bs6SA9e46v
2014-07-12 14:08:22「エアロダイナミックスを基本設計テーマにして、その構造美を追求。さらに、安定した乗車感をもたせ、これまでにない自由で解放感あふれるテクノ感覚の自転車」(ブリジストンサイクル株式会社)
http://www.bscycle.co.jp/design/archive/1980.html
今見ても画期的なヘッド周り。 ヘッドだけでなく、あらゆる部品がこの自転車のため(だけの)専用デザイン。 こういうのを贅沢というのだ。 pic.twitter.com/pa9qEiOxwZ
2014-07-12 14:11:31@kuma_zr9000 @GAKUJIRA 自分が以前これの濃紺に乗ってました。 と言うか引っ越す前のアパート(※近所)に置いてあって、まだ引き取りに行けていません。 近くの自転車店で修理依頼をしたら無理とのことだったので、どうしようか未だに検討中ですorz
2014-07-12 14:22:16同時代のジウジアーロデザイン「いすゞ ピアッツァ」と。 シンプルなシルバーの単色に、細い赤のピンストライプ。 濃い「血」を感じさせるのは当然だ。 この2台が一緒に写っている画像が、ネットのどこを捜しても無いのが逆に不思議。 pic.twitter.com/zoKlST64yi
2014-07-12 14:34:46「いすゞ ピアッツァ」は、この30年間の国産車のデザインの「外」にいると思う。 この「シンプルだからこそ普遍的に美しい」の前には、 今の車たちが、いたずらに線や面をいじくりまわしているかが露呈してしまう。 瞬間、目新しいだけで 決して美しくはない。
2014-07-12 14:44:18ピアッツァは、ベースになったのがFR時代の古いジェミニだから どう見ても幅が足りない。 あれが あと60ミリ幅広なら、抜群に安定感のあるフォルムになったろうに。 もういすゞそのものが乗用車を作らないから、こういう「趣味の良いクーペ」が 日本では生まれないのかな。
2014-07-12 14:50:14@GAKUJIRA ピアッツア持ってたなぁ。台風の日、川べりの駐車場に水が出て、水没した可哀想な私のピアッツア。JAFを呼んで後ろ姿を見送ったっけ....。(つД`)ノ(涙)
2014-07-12 15:13:33ああああ、いかん。 前のプレリュードやシティの時もそうだけど 「あの頃本気で乗りたかった」ってクルマは 「いい出物がありまっせ」なんて悪魔の囁きに身悶えしちゃうのだ。 無い!極上の初期型ピアッツァなど世の中には無い!
2014-07-12 15:36:06この「あの頃本気で乗りたかった!」ってのを 解消する手を僕は持っているのだ。 それは「漫画で描くこと」 調べて描いて、買った気に 乗った気になるのだ! こいつは漫画家の特権だ!
2014-07-12 15:44:54@GAKUJIRA 極上の初期型ピアッツァなど現在も保有している方は意地でも市場に出さないし、万が一何かあった場合はそのコミュニティの中で譲渡されると思います。 スカイラインGT-R(PGC10)なども極上品は殆ど市場に出回りません。
2014-07-12 17:12:39@Nshatner 僕は最初に見た時には「なんでこれを日本で作らない いやもう作れないのか?」と歯ぎしりする思いでした。 技術的にはいつだって作れる。 でもそういうマインドが無い。
2014-07-12 22:57:15反響が大きいので、もう少しBSブルゾンを紹介しよう。 この角度からは、樹脂製の大きなハンドル・カウルがわかる。 フレーム全体の流れを壊さないように専用開発された、小型の前後ドラムブレーキ。 pic.twitter.com/gVqKWzqIXe
2014-07-12 23:32:26細部専用パーツ。 フレーム形状にビルトインされるスモーククリアーのチェーンケース。 ペダルもフレームのデザインに合わせて赤い線引き。 交互に刻まれた滑り止めさえデザインされている。 pic.twitter.com/kXpi9pMwO7
2014-07-12 23:36:53サドルも専用。 プリントされたラインも、ちゃんと「型押し」された上での塗装。 下のはオプションのブロックダイナモ。 未来的なフレームデザインを壊さないように樹脂パーツで等一感を図っている。 pic.twitter.com/KtlpzEzaUr
2014-07-12 23:40:21特徴的なヘッド周りのアップ。 フレームに溶け込むようにブレーキアウターケーブルの流れまで計算されている。 邪魔なケーブルはこの位置で内蔵工作。 pic.twitter.com/QuoRPMsLUW
2014-07-12 23:43:27アオバ劇中で「まるで未来へ向かう矢印のようだ」と称したのは このアングルからの印象。 いつも、オーナーはこの位置からブルゾンに近づいていくんだよ。 ただのスチール素材で、ここまでやる!ってシートステー。 pic.twitter.com/9jg13JBoSi
2014-07-12 23:47:17そんなこんなが盛り込まれた「あしたのG」 ピアッツァとブルゾンを繋ぐ、一本の糸。 pic.twitter.com/K8Jnb9nJPK
2014-07-12 23:54:10ファーストシリーズの「並木橋通りアオバ自転車店」19巻に収録されています。 pic.twitter.com/Iq0V7IAaO7
2014-07-12 23:56:20