《attempt vol.4》を巡ることば

ATLAS展2014内で展示された添田朱音氏の作品をめぐるつぶやきたち。
1
Akane Soeda @akane_soeda

告知 ATLAS展に出展します。 会期|2014年7月7日[月]―13日[日] 11:00―17:00 会期中無休 会場|東京藝術大学取手校地 今回はモデルさんを呼んでインスタレーションやります。お時間ある方は是非!お待ちしております。

2014-06-28 15:11:19
Akane Soeda @akane_soeda

この場所でお待ちしております。ATLAS展。 pic.twitter.com/7eeZpLrKRB

2014-07-08 10:05:39
拡大
ヨネザワエリカ @ericolor_emiu

添田朱音さんの作品にあがって敷居らしき境界線をまたいで散策してみたんだけど、あるべきところに壁が無いし人はいるのに会話NGだし見られてるしそもそも間取りがおかしい。この感覚を持ち帰ってくださいと言われたが…。

2014-07-12 13:22:54
立石遼太郎 @rt_white

添田さんほんとすげえな。あの作品の中にいたのがどちらも知人で、そのうち一人は少しややこしい関係だったからかわからないが、言語ベースの俺を文字通り、というか制約通りに黙らさせられてしまった。ひとまず取手をあとにする。

2014-07-12 13:27:13
立石遼太郎 @rt_white

たった一つの禁忌と熟慮された空間があれば、最も強い神聖さ?いや、なんか陳腐だな。とりあえず名状不可能なんすよ。まぁ、神聖さめいた高次概念がミニマルに成立することだけはわかった。あとは何もわからん。

2014-07-12 13:29:28
kènta @da_nke

東京藝大の先端芸術専攻科、ATLAS展に行ってきました。 同展覧会を訪れるのは三回目。 先端芸術という、一言で言えば「謎さが際立つ芸術」とどう対峙すればいいのか、むしろ、それを芸術として受け入れていいのかすらも危う… twishort.com/LGMfc

2014-07-12 17:05:27
立石遼太郎 @rt_white

今日の添田/坂本作品は、究極的には行って体験しないと絶対わからんから、特に空間/実空間内コミュニケーションを考える人には是非とも行って体験してみて欲しいと思う。明日までらしい。

2014-07-12 17:11:18
立石遼太郎 @rt_white

が、やっぱ少しは言葉にしておかないと落ち着かないので言葉にしておく。作者的に不満があればいつでも消します。

2014-07-12 17:12:10
立石遼太郎 @rt_white

添田/坂本作品は、800〜1000mmぐらいの小壁が立ち上がった空間内にパフォーマーと呼ばれる白い服を着た少女がいて、訪問者は自由に空間内を歩き回ることができる。その際一点だけ制約がある。「言葉を発してはいけない。」 pic.twitter.com/cXtlj1VvOp

2014-07-12 17:14:35
拡大
立石遼太郎 @rt_white

パフォーマーも同じ制約と自由が許されており、作者の言葉を借りるなら、「空間内の身体を使ったコミュニケーションの観察・及び実験」だと言う。訪問者とパフォーマーの他に、小壁の空間内で起こることには絶対的に無干渉の作者、及び客観的にすべてを記録する記録者としてのカメラがこの場にはある。

2014-07-12 17:17:48
立石遼太郎 @rt_white

よって「パフォーマー」「訪問者」「無干渉な作者」「客観的な記録者」がこの空間には存在している。 んで、この身体コミュニケーション、訪問者とパフォーマーが本質的には他者であるからこそ、たまらなく官能的な「距離の取り方」についての実験即興演劇めいたものが空間内で始まる。

2014-07-12 17:20:02
立石遼太郎 @rt_white

あとは行ってもらい体験してもらうしかないのだが、俺はたまたまパフォーマー、及び作者と知り合いだったため、この即興無声演劇がさらに拗れた官能となったわけだ。作者を無理矢理パフォーマーにしてみたり、観客になってみたり、もちろん訪問者としても参加したし、パフォーマーを傍観者にしてみたり

2014-07-12 17:23:08
立石遼太郎 @rt_white

知り合いという立場からほんと色々遊ばせてもらった。実空間の中で、無言で距離を選択していくってのは例えば二人意外誰もいない教室で、さして気にも留めていなかった女の子と二人きりになった時、席の選び方にいやに気を使ったあの体験や、恐らく今後仲良くなるであろう女の子と食事にいった帰りの

2014-07-12 17:25:30
立石遼太郎 @rt_white

あの距離感の難しさ、そういった不意に無言になって距離を選択せざるを得ない状況が一定期間続くものだから、気恥ずかしいやら、自分の意気地のなさに辟易するやら、どうしようもない気分になってしまう。キモイ言い方をすれば初恋空間とでも名付けれそうだし、それを加速すれば童貞の壁とでも言えそう

2014-07-12 17:28:59
立石遼太郎 @rt_white

なんにせよ一番よかったのは、パフォーマーと訪問者の関係性が徐々に崩れて行って、どちらがパフォーマンスしているかわからなくなる時だったな。というよりは、最初どちらも演劇めいた動きで空間内に入って行くんだけど、相手への興味から、欲望がちらりと見えてしまい、演劇っていうコントロールが

2014-07-12 17:31:31
立石遼太郎 @rt_white

効かなくなったり、その欲望に気付いてまた演者に戻ったり、その満ち引きが訪問者の立場・パフォーマーの立場どちらにも見受けられたことだ。自分を律する即興の記号と、その記号が不意に壊れて行く瞬間、また記号をつけ直す瞬間。それが白い沈黙の中で何度も繰り返される。

2014-07-12 17:34:22
立石遼太郎 @rt_white

記号剥奪の壁?即興記号獲得の壁?なんだかそういった記号操作の一番面白いところが、何度も何度も見えてほんとよかったなー。パフォーマーに、「性的興奮はあったか?」と聞いたところ、「精神的興奮が強かった」とのこと。これは男女の違いか?

2014-07-12 17:36:34
🐪 @ti_ti_ooooo

本日、芸大先端・取手キャンパスにて添田さんの展示(RT)に出演させて頂いておりました。人にとって異質な存在になる・そして隙をみせればなられるような、気の抜けない時間と空間・異常な密度の展示とでも言うべきか…。出演は今日限りですが、明日まで展示はやっております。おすすめします。

2014-07-12 20:29:12
🐪 @ti_ti_ooooo

「住宅の基礎のような白い空間で白い服を着て、入ってくる他人たちと、好きに距離をとり振る舞う・言葉は禁止・しかしそれ以外のことはなにひとつ決められていない」というパフォーマンスか、もしくは即興演劇か、現実の人間関係なのか。

2014-07-12 20:32:21
🐪 @ti_ti_ooooo

構造体の上はどう捉えても舞台的空間であり、自分の演劇的一面を浮き彫りにさせるものだから、「今日初めて内容を聞かされたのにも関わらず」私はパフォーマー側の存在になる・お客さんに影響を及ぼす側の人間になる・だから、近づいたり、恐怖もしくは官能的な空気を意識させようと試みたりする。

2014-07-12 20:35:29
🐪 @ti_ti_ooooo

ただ一般人である私が一瞬でパフォーマーに成れたように、一般のお客さんであった筈の人間もまた、一瞬で「ルールを理解し慣れる」ことさえできれば、そちら側に成ろうと試みることが出来る。だからぐっと見つめ返されたり、不意に生唾を飲みこまされたりする。演者の完全な余裕は此方には無い。

2014-07-12 20:38:42
🐪 @ti_ti_ooooo

舞台的空間・単純なルール、なんて誰でも理解できるその二つに、誰にも掴めない人間関係なんてどうしようも無いものをぶち込んだからもう凄い。

2014-07-12 20:51:42
🐪 @ti_ti_ooooo

「エレベーターで他人と目が合ったら直ぐに逸らしてしまいますよね」常識的に考えりゃその距離感である筈の他人なんだけれども、ここでは「演劇だし、実験だから」何方かが逸らさず動揺を呼び起こすってわけだ。それが恐ろしい密度と息苦しさとむずがゆさ?に変わっていく、からあんな空気になるのか。

2014-07-12 20:52:14
🐪 @ti_ti_ooooo

全くの他人と、ルールで決められているのだから言葉を探す必要は無い・ただ完全に心地いいとは言えない沈黙を過ごす、しかも人前で、って凄い体験だ。ただ、殆どのタイミングで私は枠の外の世界のことは気にしていなかったのも不思議で、だからあの場は舞台ではなく閉鎖空間でもあったんだろーな。

2014-07-12 20:55:36
🐪 @ti_ti_ooooo

初めてたった2人で対峙する人間と逃げ場の無い閉鎖空間で見つめ合って探り合って触れるか触れないか、動揺しまいと相手を何処か冷静に観察しながら、我先になにか本質を抉ろうとした経験は、人生でただ一度しか無かった それの再上演のような、人前に晒してしまったかのような、奇妙な心持ちだった

2014-07-12 21:06:05
1 ・・ 5 次へ