「虫歯も慢性疾患」~ウクライナ政府報告書について~

「ウクライナでは健康な子どもが2割しかいない!」と言う人たちがいますが、カラクリがあるようです。『「放射能汚染地図」の今・木村真三(著)』より引用。
震災 原発 木村真三 ウクライナ チェルノブイリ 放射能
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【「放射能汚染地図」の今 ・木村 真三(著) 】amazon.co.jp/%E3%80%8C%E6%9… p175~ 「ウクライナ政府報告書の中身」について引用 pic.twitter.com/Q0ueBsD3Tv
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引用:福島で起こりうる健康影響に関心の高い人々の中で話題となっているのが、チェルノブイリ原発事故から25周年の際に作成されたウクライナ国家政府報告書である。→@kanna07409
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→この第3章に、「チェルノブイリ原発事故の放射線学的・医学的影響」として、健康影響に関する記述がまとめられている。→@kanna07409
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→例えば、「チェルノブイリ原発事故後、早期の段階(約6ヶ月以内)に立入禁止区域から避難した子ども達は、口中に金属味がするという喉の感覚による刺激(55.7%)、→@kanna07409
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→頻発な空咳(31.1%)、疲労(50.1%)、頭痛(39.3%)、めまい感(27.8%)、睡眠障害(18.0%)、失神(9.8%)、吐き気と嘔吐(8.0%)、排便障害(6.9%)を訴えた」→@kanna07409
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→「原発から30キロ圏内の地域から、8〜12歳で避難した子ども達の血管障害の有病率が高くなっている」→@kanna07409
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→「放射性ヨウ素など好ましくない要因にさらされた子どもの多くは甲状腺、免疫、呼吸器、消化器の疾患が進行するリスクを抱え、特に1989年から1990年にかけて顕著になった」などという、研究成果がまとめられている。→@kanna07409
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→日本人にとっては、非常に気になる記述が多く、インターネットなどでも頻繁に取り上げられた。→@kanna07409
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→一方、この報告書は、さまざまな研究者が自分の研究分野を担当して執筆し、それを寄せ集めたような形式で成り立っている。そのため、内容には統一性がなく、また、研究としての根拠が十分でないものも紛れている。→@kanna07409
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→当時のウクライナでの医学研究は疫学的視点が確立されておらず、事故後の混乱の中でデータを取り続けることは極めて難しかった。→@kanna07409
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→そのため、被曝量と疾患の関係についての研究でも、被曝量を見積もる人と疾患のデータを取る人が別々の組織に属し、分析する人はまた別の人で、お互いに情報共有が薄いまま発表を行っている場合もある。→@kanna07409
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→こうした研究結果を見る時に、注意しなければならないのは、「どこまで信頼性があるのか」を慎重に判断することである。限られた重要な証拠であるゆえにすべてを否定することはできないし、かといって、研究全体が十分に納得いくものかというとそうでもない。→@kanna07409
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→私はこの報告書を部分的に担当した多くの研究者に直接会い、データ収集の目的や手法、分析方法についてできる限り話を聞いた。その中で、一部の日本人がよくウクライナの状況として頻繁に用いてるデータに、おそらく謝って解釈されているであろうものがある。→@kanna07409
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→それはこの図11のグラフだ。ウクライナ放射線医学研究センターが発表しているもので、チェルノブイリ原発事故で被曝した親から生まれた子どものうち、健康な子どもと慢性疾患のある子どもの割合を経年的推移として示したものである。→@kanna07409
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→慢性疾患のある子どもの割合が増加し、2008年では80%ほどが、「慢性疾患あり」となっている。一見驚くべき数字になっているが、よく見ると健康な子どもと慢性疾患のある子どもの割合を足しても100%にはならない。@kanna07409
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→この分析を担当した研究者に直接話を聞いた。それによると、これはウクライナ国立統計局と国立登録局からのデータをもとに分析されたもので、健康な子どもと慢性疾患の子どもの割合を足しても100%にならない理由としては、以下の通りであった。→@kanna07409
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→旧ソ連時代、医療検査を実施した際に、子ども達は結果によって5つのグループに分けられていた。すべて、専門家が血液検査や尿検査も参考にしながら、次のような基準でグループ分けをしたという。→@kanna07409
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→①第1グループ:何も異常がない子ども ②第2グループ:疾病には至らないが、体重がやや重いとか、姿勢が悪いなど若干の異常を持つ子ども。健康状態に問題はないが100%健康とは言えない子ども。→@kanna07409
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→③第3グループ:慢性的な疾患がある子ども。胃炎、膵炎、気管支炎等の呼吸器系疾患などに罹患してる子ども。医療検査の際には問題がなくても、慢性疾患とカルテに記載されていると、第3グループに区分される。→@kanna07409
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→④第4グループ:医療機関を受診した際に上記のような慢性疾患が悪化した子ども。⑤第5グループ:上記のような慢性疾患に罹患してるため、不具合がある子ども。→@kanna07409
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→グラフで表された「健康な子ども」とは、第1グループの人数を集計したものであった。また「慢性疾患のある子ども」とは、第3、第4、第5グループの子どもの数を合計したものであった。したがって図には第2グループの子どもは集計されておらず100%にはならなかった。→@kanna07409
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→言い換えると、この第2グループを加えると100%になるそうだ。事故直後は第2グループが多かったが、年々、第2グループの割合がかなり減少していることを示している。→@kanna07409
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→そして第3グループの「慢性疾患」とは、あらゆる疾患、たとえば虫歯などでも病気としてカウントされる。一度でも病気の診断がつけられた記録があると、第1グループに戻ることはできないそうだ。→@kanna07409
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→つまり、第1グループはおのずと経年的に減少するしかなく、第3、第4、第5グループは必ず増加する仕組みになっているのである。→@kanna07409
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コメント

mizuki_kanna07409♥ @kanna07409 2014年7月18日
まとめを更新しました。
酋長仮免厨 @kazooooya 2014年7月18日
ウクライナのデータが信用できないのは、「虫歯一本でも病気」の他にも、「18歳になった段階で、慢性の病気をもっているか、あるいは身障者になっていないと、(被災者)認定を続けることはできない」という制度があり、経済的理由からか被災者ステイタスを持たせたい親達がいるとか…。 http://togetter.com/li/546237
黄昏の森@オーカス @akatuki_no_mori 2014年7月18日
ウクライナ政府報告書…無茶苦茶過ぎないか… #脱原発 #反原発
neologcutter @neologcuter 2014年7月18日
これだけ #原発 被害者を多く見せようとしてるのは、ロシアへの政治問題も絡んでいるのでは。
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