『黒子のバスケ』脅迫事件第5回公判を傍聴しての感想
【速報】黒子のバスケ脅迫事件。検察求刑は懲役四年六ヶ月。渡辺博史被告は、弁論の最後のなぜか「ベッキョナ サランヘヨ」(ベッキョン、愛してます)とシャウト。判決は次回八月。
2014-07-18 14:12:321)「黒子のバスケ」脅迫事件第5回公判。本日は論告求刑。法廷でのやりとりは、同人誌生活文化総合研究所のサイト(st.rim.or.jp/~nmisaki/)の方に掲載した。傍聴席には法廷画家が2人。
2014-07-19 02:00:084)裁判官は、前回の被告人弁論でも再三の指導をしていたが、今回も意見陳述でも、最初に10分を目処と枠をはめており、これ以上は、被告に話させないという態度が明確。
2014-07-19 02:01:085)弁護士はおそらく国選なんだろうけど、一貫してやる気ゼロ。閉廷後の司法記者の囲み取材で、記者に「情状酌量は求めなかったんですか?」と聞かれる始末。それに対して「本文で求めてます」と返していたけど。
2014-07-19 02:01:196)そして、「最終弁論はどういう打ち合わせを?」と聞かれて、あっさり「本人に任せてます」と一言。まあ、何か一緒にできるような被告じゃないとは思うのだけど、それにしてもおざなりな感は……。
2014-07-19 02:01:407)なお、例の「ベッキョナ!サランヘヨ!」は法廷では、たぶん全員が何言っているかさっぱりわからないシャウトだったので、記者たちも何を叫んでいたのか弁護士に確認していたが、弁護士からベッキョンの名前が出ても全員なんだかわからず。
2014-07-19 02:01:578)この事件を追っかけていれば、ベッキョンという言葉はすぐわかるはずで、記者たちが、この事件にほとんど興味がないのがこれでわかった。
2014-07-19 02:02:059)また、記者たちは「最終意見陳述」を見せて欲しいと弁護士に要望していたが、弁護士は、「被告人に見せるなと言われている。創出版の篠田さんが全文を持っているから、そちらを当たって」とお断り。
2014-07-19 02:02:5711)それにしても、意見陳述の一番最後の「通名 邊博史(ピョンバッサ)こと在日日本人 渡邊博史」という拘りは何なんでしょうね。韓流アイドル好きだけど日本人だよということに、ここまで中2病的な演出をする心根がよくわかりません……。
2014-07-19 02:03:33黒子の公判ですが、第4回の時も、「話題になった第1回の意見陳述の時よりも、しゃべればしゃべるほど…。」と私書きましたが、最終意見陳述もその延長。そう考えると、渡辺被告をよくわからないヒーローから転落させたのは、香山リカ先生の大金星と言えなくもないのと言ったら、皮肉に過ぎる…?
2014-07-19 03:00:21