天上院照樹の憑魔録 1~BAD END~

あらすじ:狗神に取り憑かれた少年、天上院照樹は『怪異』と呼ばれる異形と遭遇する。狗神に操られるがまま交戦するが、一瞬の不意を突かれ絶体絶命の窮地に……その状況下、狗神から放たれる言葉。彼の選びとる選択とは!?※18禁描写もございます、ご注意を。
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たんがん@R-18創作垢 @monoeyeforging

自分を信じる?そんなこと…… →できるわけない!!  やれるだけやってやる!! #憑魔録バッド

2014-07-18 20:09:20
たんがん@R-18創作垢 @monoeyeforging

できるわけないだろ……!! 照樹君は、あらん限りの力で叫びます。力の入らない全身を突然動かせるようになったところで、ただの高校生でしかない彼女に何ができるというのでしょうか。既に照樹君の心には、目の前の怪物に対する怯えしか残されてはいませんでした。  #憑魔録バッド

2014-07-18 20:21:10
たんがん@R-18創作垢 @monoeyeforging

『そう……じゃな』 ミコトの言葉はどこか悲しそうで、けれど現実を受け入れる穏やかもあるものでした。 『お主のような子供に……背負わせるには、重すぎるものじゃった。許せ……』 そう言っている間にも、『塊』はずるり、ずるりと近づいていきます。 #憑魔録バッド

2014-07-18 20:31:36
たんがん@R-18創作垢 @monoeyeforging

どぶを煮詰めた匂いは顔をしかめたくなる程に漂ってくるのですが、今の照樹君にとってはもうどうでもいいことでした。 『せめてもの償いじゃ……儂も、主と共にゆく……主を、一人には……せん、ぞ……』 お……おい……? その言葉を最後にして……声は響かなくなりました。 #憑魔録バッド

2014-07-18 20:37:49
たんがん@R-18創作垢 @monoeyeforging

な、なぁ……なんか言えよ……どこ行っちゃったんだよぉ…… 照樹君の言葉に答える声は、もうありませんでした。 ぐちゅる…… 代わりにやってきたのは、湿った音を出す黒い『塊』。 上の方にある小さな黄色い点が、心なしか自分を見下ろしているように感じてしまいます。  #憑魔録バッド

2014-07-18 21:55:33
たんがん@R-18創作垢 @monoeyeforging

その巨体の作る影は、照樹くんの小さな体などたやすく覆い尽くしてしまいます。カチカチと、鋭い牙同士が震えて鳴る音がしました。 や、やだ……来るなぁ……!! 可愛らしい悲鳴など意にも介さず、黒い手は無慈悲に伸び……彼女の両手を、掴んでしまいました。 #憑魔録バッド

2014-07-18 22:01:32
たんがん@R-18創作垢 @monoeyeforging

あう……!! 手に掴まれたまま、照樹くんは思い切り壁に叩きつけられてしまいます。気絶こそしなくとも目の前がチカチカしてしまう彼女でしたが、『塊』はその程度では攻撃をゆるめません。 じゅる… 手とは別に、『塊』の体からは触手と呼ぶべき細いものが何本も出てきました。  #憑魔録バッド

2014-07-18 22:12:49
たんがん@R-18創作垢 @monoeyeforging

抵抗しようにも腕は壁に押さえつけられてしまいました。腕を締め付けるのはただの粘ついた液体は振りほどくことができないのです。腕に力が入らない体へと触手は音もなく忍び寄り、彼女の背後へと回ると…… んひぃ!? ……そこにあった尻尾に、絡みついてきたのです。  #憑魔録バッド

2014-07-18 22:25:17
たんがん@R-18創作垢 @monoeyeforging

それは例えるなら、なめくじが這いまわっているかのような感触でした。それができたての尻尾を襲うのです。 ぁっ……うぅっ……!! 彼女は慣れない感触に必死に体をよじって抵抗しますが…… ぁぁっ…………♪ その内に、抵抗を諦めてしまいました。 #憑魔録バッド

2014-07-18 22:51:04
たんがん@R-18創作垢 @monoeyeforging

粘ついた感覚が肌の上を走る感覚など、気持ち悪いはずなのです。しかし、照樹君が感じているものは真逆……気持ちよさ。 んぁっ……♪ぁふ、わふぅ……♪ もっと這いずりまわってほしいと、未だに痛む頭でぼんやりと思うのです。 #憑魔録バッド

2014-07-18 23:08:48
たんがん@R-18創作垢 @monoeyeforging

照樹くんのその思いに応えるように、伸びる触手はその数を増やします。じゅるじゅるとした音を立てながら向かう先は既に黒く濡れた箇所……大きくはだけた胸。 ぁん……♪ 服をかきわけて進む触手を嫌がる素振りすら、今の照樹君には見られませんでした。 #憑魔録バッド

2014-07-18 23:21:32
たんがん@R-18創作垢 @monoeyeforging

ぐじゅ、ぐじゅ…… 大きな胸の上から少しずつ下っていった触手が到達するのは、その先端。白い毛に埋もれた桜色の突起を、突き刺すように触れます。 ひぅっ……♪ 照樹君の力の抜けた体も、その時だけはびくりと震えました。 なにせ電流のような快楽が、全身を貫いたのですから。 #憑魔録バッド

2014-07-18 23:34:05
たんがん@R-18創作垢 @monoeyeforging

突起をつねり、双球をこねくり回し、尻尾を弄び……『塊』は、動かないのをいいことに照樹君に好き放題の事をします。 ひんっ……♪ぅ、ぁぁっ……♪ 彼女にできることはただ、女としての快楽に溺れ淫らな声をあげることだけでした。しかし……その時間にも、終わりはやってきます。 #憑魔録バッド

2014-07-19 00:00:59
たんがん@R-18創作垢 @monoeyeforging

ぁっ……♪ きゅっと尻尾の締め付けが強くなると同時に、乳頭を黒い液体が押しつぶします。緩めては締め付け、締め付けては緩めて。その動きは、まさにラストスパート。 ぁっ、ぁっ、ぁぁっ……♪ 翻弄され、声すらかろうじて漏れる程度になった彼女に、『それ』は訪れたのでした。 #憑魔録バッド

2014-07-19 00:10:42
たんがん@R-18創作垢 @monoeyeforging

「ぁっ…~~~~っ♪」 体は小刻みに震え、下の履き物には透明なシミが広がっていきました。女性としての絶頂を、照樹君は迎えてしまったのです。 じんわりと体中に広がっていった快楽は彼女にとって未知のものでした。ぐったりし、口は大きく開けはなしで舌が伸びています。 #憑魔録バッド

2014-07-19 00:24:09
たんがん@R-18創作垢 @monoeyeforging

―――――そこを狙って、触手が照樹くんの口の中へと入り込みました。 #憑魔録バッド

2014-07-19 00:26:17
たんがん@R-18創作垢 @monoeyeforging

んむっ……!?んむむぅ!! 最初から、この『塊』の狙いは油断して口を開けた照樹君の口の中へ入り込む事だったのです。慌てて抵抗する照樹君でしたが、時は既に遅し。ごくりごくり、と黒い液体は喉を通過して、彼女の体の中へと溶けこんでいってしまいます。 #憑魔録バッド

2014-07-19 00:30:11
たんがん@R-18創作垢 @monoeyeforging

照樹君の体に、異変が起こり始めました。白い毛並みに覆われた美しい狗神の体は、みるみる内に全身が黒く染まっていくのです。それも目の前の『塊』と同じ、闇を思わせる漆黒の色に。 ――ボタッ。その時、黒い粘液が滴り落ちました。『塊』ではなく……照樹君の、体から。  #憑魔録バッド

2014-07-19 00:37:25
たんがん@R-18創作垢 @monoeyeforging

んー!!んー!! 彼女が状況を理解した頃には、全ては遅すぎました。やがてその顔から焦りが消え、恍惚とした顔色に染まった時…べちゃ、と音がして黒い手が彼女の体を離すと、落ちた先に黒い水たまりができていました。『塊』に比べると小さい水たまりは、徐々に膨らんでいきます。 #憑魔録バッド

2014-07-19 00:45:26
たんがん@R-18創作垢 @monoeyeforging

そこにいたものは……例えるなら、二足歩行する犬の形をした黒い液体でした。ぱたぱたと液体でできた尻尾を振る姿を見て、『塊』はついてこいというかのように排水口の中へと潜っていきます。 ――わん♪ 一声鳴くと、黒い液体の犬はその後に続いて排水口へと消えていくのでした…… #憑魔録バッド

2014-07-19 00:51:34
たんがん@R-18創作垢 @monoeyeforging

これからの彼は、親玉である『塊』と一緒に排水口に近づく人間を取り込もうとするのだろう……残念!!照樹は怪異【泥人形】となってしまった!! #憑魔録バッド

2014-07-19 00:54:02

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