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茂木健一郎さんによる「嫌い」についての連続ツイート

なぜ、後に好きになるかもしれないものを「嫌い」だと思うのか。 時には、「嫌い」という感情の背後に、嫉妬が潜んでいる場合もある。 by 茂木健一郎
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茂木健一郎 @kenichiromogi

嫌(1)学生とSfNに来ていて、「嫌い」が「無関心」よりは「好き」に近いのではないかという話になった。経験に照らすと、実際にそうであるように思われる。

2010-11-17 11:12:02
茂木健一郎 @kenichiromogi

嫌(2)子どもの時「苦い」とあんなに嫌いだったビールが、大人になると大好きになる。誰にも思い当たることがあろう。人も、あんなやつ大嫌いだと言っていたのに、いつの間にか好きになっていることも多い。

2010-11-17 11:12:59
茂木健一郎 @kenichiromogi

嫌(3)私はマイクロソフトが嫌いだと公言しているけれども、案外、無関心よりも好きに近いのかもしれない。実際、ビル・ゲイツその人に対しては案外好感を持っている。

2010-11-17 11:13:54
茂木健一郎 @kenichiromogi

嫌(4)なぜ、後に好きになるかもしれないものを「嫌い」だと思うのか。それは、一種の自己防御反応である。今までの自分を揺るがすような新しいものを前に、自分を守ろうとする。防御の壁が壊れると、一気に好きになる。

2010-11-17 11:14:50
茂木健一郎 @kenichiromogi

嫌(5)時には、「嫌い」という感情の背後に、嫉妬が潜んでいる場合もある。「嫌い」な相手が、自分が持たないものを持っているから、疎ましくて仕方がない。本当に避けているのは、持つべきものを持たない自分自身の姿なのだ。

2010-11-17 11:17:00
茂木健一郎 @kenichiromogi

嫌(6)相手に対する否定的な感情が、自己防衛も嫉妬も含まず、純粋に負の評価という場合もある。そんな時の「嫌い」の感情は、案外透明ですっきりしている。

2010-11-17 11:18:00
茂木健一郎 @kenichiromogi

嫌(7)「たまごっち」を大ヒットさせた横井昭裕さんによると、ヒット商品には「トゲ」が必要だという。何も引っかからないよりは、「嫌い」と思わせるくらいの方がいい。「たまごっち」の場合、一時停止ボタンをつけなかったのが「トゲ」だった。

2010-11-17 11:19:34
茂木健一郎 @kenichiromogi

嫌(8)好きと嫌いが近いというのは、好感度調査で上位のタレントが、「嫌い」ランクでも上位に来ることでわかる。好悪半ばするくらいが、大スターである。嫌われることが勲章である場合もある。

2010-11-17 11:20:41
茂木健一郎 @kenichiromogi

嫌(9)嫌われると人は傷付く。しかし、嫌われることに慣れて、人は一人前になるのだろう。「嫌われて一人前」。嫌われの時価総額の高い人は、潜在的な成長能力が高い。

2010-11-17 11:22:14
茂木健一郎 @kenichiromogi

以上、「嫌い」についての連続ツイートでした。

2010-11-17 11:22:25

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