ユース不要論に対する反論・その他のまとめ
先週からいろいろ論じている、ユース不要論について思っている事をつらつらと。 まずここで言うユースとは、U-18だけでなくジュニアユース(U-15)・U-12・U-10・-U-8・U-6を含めたものをユースとする。
2014-07-29 21:59:08ロック総統の主張:チームの財務等整理の一環として、ユースを廃止・または外部委託する。 トップチームはJFLへ降格して財政の健全化をする。(詳しくはロック総統のブログを参照red.ap.teacup.com/applet/msbblog…)
2014-07-29 21:59:29daiyusakuの主張:ユースを廃止または外部委託してはならない。但し、セレッソの様な経営のみの切り離しは寧ろ推奨。JFL降格は、ユース廃止とセットでなければ方法の一つとしてはあり。
2014-07-29 21:59:501.選手の供給源である。 資金の少ないチームは、優秀な選手を資金が潤沢なチームのように多額の契約金や年俸で獲得できない。あらかじめ選手を囲いこんでおく必要がある。
2014-07-29 22:00:56選手層の薄いチームへ入団して実力をつけてビッグクラブへ移籍、というパターンも無いわけではないが、多くは当時福岡大の永井のように、資金のあるチームへ行くことになるだろう。
2014-07-29 22:01:04また、バンディオンセ加古川が経営難になった際にもユースを切らなかったのは、Jリーグ規約以外に、ある程度計算出来る選手を加古川へ入団出来るようにする為ではないかと思われる。
2014-07-29 22:01:32ユースチームを切ってJFL降格ともなれば、均質な選手の供給源がなくなる。そうなれば、財政は健全化されたとしてもチーム力が下がり、昇格する可能性が低くなるのではないか。
2014-07-29 22:01:43資金の少ないチームは、優秀な選手を資金が潤沢なチームのように獲得できない。または、監督の戦術に合わせた選手を獲得する事が難しい。
2014-07-29 22:02:06ユースによりチームのベースを作っておくことで、どんな監督が来ても選手ベースにチームが作れる。 また ユースで指導すれば、ある程度均質な選手を作りあげたり、選手個々の特徴を把握でき、チーム作りしやすい。
2014-07-29 22:02:20間接的な収入として、ユースの選手や保護者がスタジアムへ行くことによるスタジアム収入や、ユニフォーム購入などのグッズ収入がある。
2014-07-29 22:03:56ロック総統は、「金にならないユース」と言っていたが、債務超過でアカデミー収支も赤字のクラブは、2013年では札幌と群馬の2クラブのみ。その2つのクラブにしても、赤字額は500万と極めて少額。よって、アカデミーがトップチームの財政状況を圧迫しているとは言いにくい。
2014-07-29 22:04:32地域に委託した時には、指導者をどうするかという問題がある。Jチームから指導者を送り込むと言えば、地域のチームは嫌がるだろう。せっかく今まで指導してきたのを取り上げられるのだから。
2014-07-29 22:05:05あと、2つのチームが1つになるということは、地域の受け皿が1つ減るということになる。これはその地域の子供たちにとっては問題である。それだけ下支えとなっている底辺の層が減ってしまうのだから。
2014-07-29 22:05:29J3長野は、今年から長野市立長野高校と提携してU-18を発足させている。shinmai.co.jp/soccer/2013/10… ただ、これにしても長野のU-15の選手をU-18に入れていたり、指導者も長野から派遣しているので、やはりベースは長野ユースになっている。
2014-07-29 22:05:58また、ユースが経営を圧迫していると考えるなら、ユースを別会社にするという方法がある。セレッソ大阪がそのような方法をとっている。
2014-07-29 22:06:24ユースをトップチームと経営的に切り離す利点として、トップチームの経営状態が悪化したり、降格によりカテゴリーを落として収入が低下しても、それに影響されないという事である。
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