汚染水増加量が、いつのまにか1日400トンから500トンに増えてた件
- kinoryuichi
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【東電会見1】汚染水のこと。これまで東電は、汚染水の増加は地下水流入分の1日約400トンと説明していた。記者もそう思っていたし、ぼくもそう思ってた。ところが今日、改めて計算してみると、今年に入ってからの1日の増加量は平均で約500トンになっていた。東電の説明より100トン多い。
2014-07-31 21:02:48【東電会見2】会見でことのことを聞くと、「配慮が足りなかった」と小林本部長代理。いや、どうも東電は、汚染水の増加量ではなく、いつのまにか「地下水の流入量」が1日400トンという表現に変えていたらしい。いつからかはわからない。配慮不足ではなく、情報をごまかしていたということ。
2014-07-31 21:05:19【東電会見3】ではタンクの増設計画はどうなのかというと、小林本部長代理は、1日に500トンをベースに計画していたと説明。そんなことは初めて聞いた。ところで今日、高温焼却建屋の止水工事の結果、地下水の流入量が1日に50トン減って359トンになったという資料が配布された。
2014-07-31 21:06:52【東電会見4】資料の名称は「地下水流入抑制効果の確認状況」。グラフで減少量を、2012年から今までの流入量と比較している。けれども目的は「汚染水の増加をどう減らせるか」ということ。地下水抑制は手段に過ぎない。東電は目的と手段をすり替えて、さも汚染水増加量が減るように見せていた。
2014-07-31 21:09:17【東電会見5】ということは、地下水バイパスなどの効果があると、ようやく2013年以前の汚染水増加量である、1日400トンに戻る。汚染水の増加抑制にはなっているけども、雨水を戻すなどで増えた分をようやく減らすことができることになる。こういう状況は、ちゃんと説明してほしい。
2014-07-31 21:11:52【東電会見6】検察審査会が、勝俣元会長、武藤元副社長、武黒元副社長について「起訴相当」としたことについて、産経記者が定例会見の前に開かれた決算会見で廣瀬社長に質問。回答は「コメントは控える」。また政府事故調の調書の公開については「個人の対応」。
2014-07-31 21:20:12ブロマガ最新号、配信しました。避難計画を自治体に丸投げする問題です。→木野チャンネル(木野龍逸) - ニコニコチャンネル:社会・言論 ow.ly/zMXv1
2014-07-31 21:14:07まぐまぐ最新号、配信しました。避難計画を自治体に丸投げする問題です。→木野龍逸のメールマガジン ニッポン・リークス ow.ly/zMXGV
2014-07-31 21:15:09みなさまのご支援で東電原発事故の取材を継続することができています。よろしくお願いいたします。→取材活動へのご支援をお願いいたします: キノリュウが行く ow.ly/zMXTm
2014-07-31 21:16:40