岡田斗司夫解説ツィートまとめ「アオイホノオ第3話」

「アニメーターへの決定打」
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岡田斗司夫@オタキング @ToshioOkada

とりあえず、いまタクシーで事務所へ。 アオイホノオのオンエアぎりぎり、まにあうかあわないかビミョー(笑) 今夜も解説の同時ツイートします!

2014-08-01 23:45:18
岡田斗司夫@オタキング @ToshioOkada

【第2話解説の訂正】 >正式にはグループCAS。カスではなくキャス、と発音する。  これは矢野健太郎先生直々のツイートで間違いだったと判明。矢野さんたちが創立した当時はカス、と発音したそうだ。それがいつのまにかキャスに切り替わった。 #アオイホノオ

2014-08-02 00:09:36
岡田斗司夫@オタキング @ToshioOkada

・学食で南たちに誘われるモユル  背後を通る男子達は、やはりシャツをパンツに入れている。設定、細かいなぁ。 #アオイホノオ

2014-08-02 00:16:55
岡田斗司夫@オタキング @ToshioOkada

・寝転んで、机に向かって、また寝転ぶモユル  妄想だけで仕事しないモユル。モユルは自分と庵野たちの差がよくわかっていない。才能ではなく作業時間の違いだ。パラパラマンガも、モユルの作品より庵野の作品が10倍以上も時間を要する。 #アオイホノオ

2014-08-02 00:18:11
岡田斗司夫@オタキング @ToshioOkada

モユルが落ち込むべきは、「自分が口と妄想のみ達者な怠け者だ」という事実なのである。 #アオイホノオ

2014-08-02 00:18:53
岡田斗司夫@オタキング @ToshioOkada

・庵野の使っているアニメ用紙  庵野が使っているのはダイエーの計算用紙。単価が安くて、おまけに紙が薄くて下の絵が見えやすい。・・・と本人が語っていました。 #アオイホノオ

2014-08-02 00:21:51
岡田斗司夫@オタキング @ToshioOkada

・津田ヒロミと飲むポカリスエット  テーブルの上に、切り取ったプルタブが残っている。山賀が食べている「赤いきつね」だけでなく、今回登場する小道具のパッケージは1980年当時のもの。鉛筆や消しゴムも当時、本当に発売したモノばかりで統一している。 #アオイホノオ

2014-08-02 00:25:53
岡田斗司夫@オタキング @ToshioOkada

・お好み焼き  近畿圏以外の地方から大阪に来た者ほど、自宅でお好み焼きをやりたがる。大阪人は、お好み焼きは外で食べるもの、と割り切っているから。自宅で食べる場合は、ちゃんと専用の「鉄板つきテーブル」を使う。 #アオイホノオ

2014-08-02 00:27:58
岡田斗司夫@オタキング @ToshioOkada

ちなみに、岡田家にも近所の鉄工所で作ってもらった厚さ10ミリ、タテヨコ60×90センチほどのガス式鉄板テーブルがあった。 #アオイホノオ

2014-08-02 00:28:15
岡田斗司夫@オタキング @ToshioOkada

・ライリー8ミリホームムービー  当時、まだ生き残っていた8ミリ映画。「大阪万博」「鉄腕アトム」などのシリーズが有名。ビデオやDVDの手軽さは無いけど、部屋を真っ暗にして8ミリ映写機がカタカタと音をたてながら、白い壁面に「映画」を上映するのはイベント性抜群だった #アオイホノオ 

2014-08-02 00:28:53
岡田斗司夫@オタキング @ToshioOkada

これ、80年代オタク男子の「女子ナンパ術」の典型でもある。つまりこのシーン、モユルは完全に津田さんを墜とす気マンマンなのである。 #アオイホノオ

2014-08-02 00:29:19
岡田斗司夫@オタキング @ToshioOkada

・アニメショップ「ベロ」  正しくは「アニメポリス ペロ」。東映直営のアニメショップであり、当時のアニメファンやマンガファンの聖地の一つ。大阪・梅田の東映会館3階にあった。ペロとは、東映長編アニメ「長靴をはいたネコ」の主人公ネコの名前。   #アオイホノオ

2014-08-02 00:30:00
岡田斗司夫@オタキング @ToshioOkada

ショーケースに並んでいる「マジックインキ」の初期パッケージなど、とにかく小道具さんご苦労さまでした。  モユルや庵野たちが見ているのは、そのペロ名物の「東映アニメオープニング集」の45分間エンドレス上映。 #アオイホノオ

2014-08-02 00:30:19
岡田斗司夫@オタキング @ToshioOkada

・マジンガーZオープニング  当時のアニメファンと、庵野や赤井達との差は「アニメを読み取る読解力」の差であった。モユルが「ど迫力」などという抽象表現で自分を納得させているのに対して、赤井や庵野は「なぜこのシーンはど迫力なのか?」という疑問を持って見ている。 #アオイホノオ

2014-08-02 00:30:57
岡田斗司夫@オタキング @ToshioOkada

たとえばマジンガーが光子力ビームを撃つシーン。本編では直線的な光線なのに、OPでは同心円状の効果で「光が集中してチカラになる」という光線兵器の本質を表現している。 #アオイホノオ

2014-08-02 00:31:33
岡田斗司夫@オタキング @ToshioOkada

ビームを撃った瞬間、Zのコクピットにいる兜甲児が口の端で笑う。つまり彼はこの「無敵のチカラ」を使うことに快感を感じていて、それは見ている視聴者の子どもたちにも伝わるのだ。 #アオイホノオ

2014-08-02 00:31:48
岡田斗司夫@オタキング @ToshioOkada

・羽根さん、お見事!  東映の天才アニメーター羽根章悦さん。詳しくはwikiで見ればわかるけど、1964年の「風のフジ丸」から「火垂るの墓」「魔女の宅急便」「おもひでぽろぽろ」などの作画の最前線で活躍し、いまだ現役のアニメーターという怪物。#アオイホノオ

2014-08-02 00:32:14
岡田斗司夫@オタキング @ToshioOkada

庵野が感動するマジンガーZでの作画演出や新しい表現は、だいたい羽根さんが作り出したもの。 #アオイホノオ

2014-08-02 00:32:24
岡田斗司夫@オタキング @ToshioOkada

・グレートとゲッター  庵野や赤井が「グレートもいい」「ゲッターもいい」と言っているのは、作画演出を含めて「アニメとしてのメカニック、SF表現の新しさ」を切り開いたから。     #アオイホノオ

2014-08-02 00:33:14
岡田斗司夫@オタキング @ToshioOkada

対してモユルがグレートやゲッター(ロボ)の評価が低いのは、マジンガーほどのオリジナル性がない、と感じているから。  つまり、実はモユルの方がアニメファン的なのに対して、庵野・赤井はすでに「作り手の目」で作品を見ているのだ。 #アオイホノオ

2014-08-02 00:33:25
岡田斗司夫@オタキング @ToshioOkada

・どうしてこいつら、調べようがないようなコアな情報を持っているんだ?  「アオイホノオ」には登場していない重要な人物がいる。名前は永山竜叶(たつと)。彼は庵野と同郷の山口県民であり、庵野が所属していたアマチュアグループ「SHADOW」の代表でもあった。 #アオイホノオ

2014-08-02 00:34:16
岡田斗司夫@オタキング @ToshioOkada

永山の交友範囲は広く、実際に後の岡田斗司夫などのDAICONグループに庵野たちを紹介したのも永山である。この永山が当時、東京のアニメ同人誌を取り寄せたり、サークルに手紙を出したりしていたので、庵野や赤井はコアな情報を手に入れることができたのだ。 #アオイホノオ

2014-08-02 00:34:28
岡田斗司夫@オタキング @ToshioOkada

・手塚治虫も言ってたじゃないか  有名な「手塚語録」の一つ。声の出演は、まだ秘密らしい。 #アオイホノオ

2014-08-02 00:38:12
岡田斗司夫@オタキング @ToshioOkada

・「こいつらは俺より先を行ってるかもしれません。でも俺より上を行ってるわけじゃない」  出た!これが島本マンガの魅力である「屁理屈と詭弁」! #アオイホノオ

2014-08-02 00:43:04