東京電力福島第一原発と東北電力女川原発の津波想定(2014.8.3)

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添田孝史 @sayawudon

原子力発電所に影響を及ぼす地震と津波の想定や対策で、不確実性はどのように扱われていたか。「津波予測の不確実性は、断層モデルがあっていたとして倍半分。そこに断層モデルの不確定性が入るとさらに大きくなる」。park.itc.u-tokyo.ac.jp/RiskCafe/eforu…

2014-08-01 15:47:22
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信濃毎日◆斜面 08月02日 shinmai.co.jp/news/20140802/… 「うやむやは漢字で有耶無耶と書く。文字通り有るか無いか、はっきりしないことをいう。大戦が「一億総ざんげ」で終わったように、為政者によって重大事ほど責任が曖昧にされる傾向は変わらないようだ

2014-08-03 05:53:53
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①「東京電力の福島第1原発事故でも、うやむやがまかり通る。当時の経営陣は罰を受けず、会社も生き延びた。東電にお金を貸した債権者も安泰。損害は税金と電気料金によって国民全体で負担しましょうとなった。故郷を追われた福島の人々が割を食っている

2014-08-03 05:54:13
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②「本当に防ぎようがなかったのか。市民から選ばれた検察審査会が不起訴になった幹部らを「起訴すべし」とした判断で、ようやく胸のつかえが下りた。防潮堤を築くまでもなく、建物の防水工事をしていれば防げたはず―という。常識に沿う見方である

2014-08-03 05:54:39
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③「同じ津波に襲われた東北電力女川原発は深刻な事態を免れ、住民の避難所になった。元副社長の平井弥之助氏が過去の記録を踏まえ高い所に造るよう強く進言したからという。東電は大津波の試算がありながら何の対策も取らなかった

2014-08-03 05:55:02
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④「危険すぎる原発運用には結果責任が問われる。事故原因を徹底的に究明し、責任の所在をはっきりさせる。「安全神話の中にいた」という釈明で終わらせてはなるまい。うやむやになれば角は立たないだろうが、後世に重要な教訓を残せない。内部の関係者から真摯(しんし)な証言を聞きたい。

2014-08-03 05:55:42
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続)( ふう、「真摯」という言葉にも、もう手垢がつきすぎちゃった感、あ、で、あえてその言葉を使ったのかなw・・?   ( ̄_ ̄|||) どよ~ん 

2014-08-03 05:56:48
添田孝史 @sayawudon

東北電力女川原発は、元副社長の平井弥之助さんが偉い人で、「高い津波を想定すべきだ」と強く主張したから女川は敷地高さが15mになった、という話がある。平井さんは偉大な土木技術者だったが、女川の件に関しては、私は少しだけ持ち上げすぎだと思っている。

2014-08-03 08:11:38
添田孝史 @sayawudon

女川の北、約15キロ地点では昭和三陸津波で津波高さ10m、37キロ地点では明治三陸の時14.3mを記録していた。そんなところに作る原発であれば、周辺の既往最大値ぐらいは上回る敷地にするのは最低限の義務だろう。

2014-08-03 08:20:17
添田孝史 @sayawudon

東電は「既往最大の3.1m(1960年、チリ津波)に備えた」と言っていたのだが、それは間抜けすぎた。原発から55キロも離れた、いわき市小名浜で、1951年(検潮所が出来た年)から1963年の間のわずか12年間の観察結果をもとに「既往最大だ」と言っているのに過ぎなかった。

2014-08-03 08:23:47
添田孝史 @sayawudon

小名浜の検潮所で、東北地方太平洋沖地震の時に記録された津波は約4m。福島第一は、その3倍以上あった。福島第一と福島第二は約12キロしか離れていないが、津波高さは1.5倍違った。津波とはそういうものなのに、55キロも離れた観測点のデータをもとに設計してしまったのだ。

2014-08-03 08:28:01

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