８／２ ETV特集 ルポ 原発作業員２～事故から３年・それぞれの選択～ by 七（ナナ） @yashago7nanaさん

七（ナナ） @yashago7nana

ついにETV特集にも圧力が？ @j_docu 【テレビ】8/2（土）Eテレ 23時 ETV特集「ルポ　原発作業員2－事故から3年　それぞれの選択」 福島第一原発の廃炉現場で働く作業員たちへの長期密着ルポ…P東野真 D池座雅之　P氏もD氏も異動でETV班を離れる。残念。ぜひ見て。

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2年前、遠藤さんは川内村から原発に通っていた。原発事故前は実家の工場で働いていたが、全村避難のため縫製仕事できなくなった。困っていたとき、渡辺重建の社長に原発作業員の仕事に誘われた。　#ETV

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息子のあつしさんは縫製工場が再開してからも原発作業員の仕事を続けた。遠藤さんの父親・まさとしさん。「放射能は大丈夫なんでしょう。赤ん坊にはよくないかもしれないけど」。会社で管理しているし、大人のあつしさんの判断だから反対はしないという。 #ETV

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遠藤さんは実家を出て、郡山市内で一人暮らしを始めた。原発で働くことに対する気持ちも変わってきた。以前は作業について手帳に細かく記録していたが、もうやっていないという。「慣れですよ、慣れ。最初の頃のほうが何も考えないで済んだ。あたふたと、どうなるんだろうと思ってるだけで」 #ETV

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廃炉作業を担う一次下請けの会社・エイプル。社員の杉さん「この３月までで、年間２５ミリSV（放射能を）浴びてます」 被曝を避けるため、免震重要塔でロボットを操作する。しかしロボットを移動させるため、３号機に接近しなければならない。ロボットを使っていても、この作業は必要。　#ETV

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杉さんの自宅は小高区。線量が高いため、実家からは原発に通えない。「原発で働くのは勝ち組だと思っていた。高校のころは。仕事がなくならないし、定期で仕事があるから」 廃炉作業についてどう思うか？「ぶっちゃけ、言われたからやる、という感じ」 #ETV

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年間上限40ミリSVに対して、杉さんの事故後の累積被曝線量は？ミリSV（※要確認）。このままいくと１年後に100ミリSVを超える計算。事故前は２年間で６ミリSVだった。「40年後は63歳。その頃には辞めてると思う」 廃炉は見届けられない？「テレビで見ててお腹いっぱい」 　#ETV

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現場は４号機のすぐそば。放射線を防護するため、重さ15キロの鉛のベストを着て作業をしなければならない。 しかしここにきて、彼らの待遇に変化が。日当が２万円から6000円減らされた。国の除染より安くなった。東電が行った競争入札が原因だと、危険手当が半分以下になった。　#ETV

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「何もこのきつい時期に下げなくても。いやんなちゃうよな」 重層下請け構造の中で行われている。東電は下請けに元請け企業に競争入札を行うようになった。よって遠藤さんたち下請けの日当が下げられた。賃金は２年前の新人時代より安くなった。 #ETV

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加藤さんは第２原発のある富岡町で大工の見習いをしていた。しかし事故後、仕事を失った。「線量は遠藤さんの半分までいってない」渡邊社長「大工はもうやらないの？」加藤さん「やらない」社長「なんのために安い給料で（見習）やっていたかわかんない」加藤さん「仕事がないってのはある」#ETV

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年明け、遠藤さんたちの現場は多忙を極めていた。社員『職人さん集めるのが大変。イチエフってだけで来たがる人がいない」。オリンピック需要で職人が集まりにくくなっていた。遠藤さん「この線量、温存仕切れるのかな？１００ミリって言われてるけど、実質８０ミリSvでしょ？」　#ETV

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遠藤さんの累積被曝線量は５年で60ミリSVを超えていた。人海戦術をとらなければならないため作業員数が圧倒的に足りなくなっていた。 岡野パルプ製造の社長「マンパワーがかなり減ってる、震災前は社員が４５人。事故後１５人。福島に通いで来てた人や若い人は早いうちに転職していった」#ETV

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柏崎・刈羽原発から来た朝霞さん。この日の作業は２号機の除染作業。入社５年目。これまでは一般的なバルブの点検しかやっていない。「ここ（作業場所）200ミリSV/時超えしているから。床滑るから転ばないように。」　#ETV

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NHKが廃炉に携わる１０２社に聞き取り調査をしたところ、作業員が足りなくなった企業が多かった。半数が人数が減ったと回答。去年１１月、東電が下請け企業の待遇改善を発表した。競争入札の割合を縮小し、人件費の単価に１日当たり１万円を上乗せするとした。現場に届いているのか？　#ETV

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今年３月、川内村の渡辺重建を訪ねたが、作業員に支払われる賃金は変わっていなかった。渡邊社長「1000円しか上がらない。除染にしろ、公共事業にしろ、原発の作業と賃金は変わらない」 上乗せの１万円は受注金額に含まれている。それを作業員に支払うかどうかは、各企業の判断。#ETV

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遠藤さんと加藤さんは、東電が対策を発表した時、賃金が上がるのではないかと期待していた。遠藤さん「1000円しか変わらない」加藤さんは型枠大工の技術を活かして働いても、その分の手当が支払われないのが不満。コンクリ―トを扱う型枠の技術は今とても求められている技術。　#ETV

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加藤さんはこの３月で第１原発を去ることを決めた。仲間が現場を去っていくなか、遠藤さんには辞められない理由があった。２年前、離れて暮らす妻との間に子どもが生まれたから。名前は悠雅くん。季節ごとに写真が送られてくる。「仕事は辞められないなぁと思う」将来のことを考えるように。　#ETV

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遠藤さん「３０年後、原発の作業は続いている。息子が働くといったら、ひっぱたいてやめさせる。お前が行かなくても行く人はいっぱいいるから、ってなっちゃう。あ、俺初めてそういう考えしたかな。いままでそう考えたことなかったからな」　#ETV

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事故から３年がすぎた川内村の渡邊重建。遠藤さんの仲間がまた一人減る。でも、家族を養うため、できるところまで原発での仕事を続けようと考えている。 加藤さんはこの日を最後に第１原発を去る。 遠藤さん「やりきるもなにも、あそこで完全燃焼できる場所はない」　#ETV

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↓以上、ながらタイポのため、ミス・失念多発。 概要・ポイントだけざっくり把握するための連TWにつき、あしからず。

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本日のETV特集「ルポ 原発作業員２～事故から３年・それぞれの選択～」、再放送は８月９日（土）午前0時（金曜深夜）。 そして、次回のETV特集も、見逃せない内容のようだ↓ ＥＴＶ特集「“戦闘配置”されず～肢体不自由児たちの学童疎開～」8月９日(土)23時～