中洲をキャンプ場にした会社 = 「ほぼ放射性廃棄物」を食品として流通させている日本政府

「放射性物質も放射線も安全だ!」みたいな珍説を主張したいなら、自分でツイートするなり、まとめるなりしましょうね。 「放射能安全説」 = 「朝日新聞の慰安婦強制連行」
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Ducky G. Duck @duckygduck

キャンプ事故。中洲は危ないのを知っていても、有料キャンプ場のおしゃれな案内地図に掲載してあって、きれいに整地してあれば大丈夫と思い込むと思う。 放射能100Bq/kgは不安に思っていても、政府が国ぐるみで、「安全」「食べて応援!」と宣伝すれば、大丈夫だと思う人も多いだろう。

2014-08-04 23:13:57
Ducky G. Duck @duckygduck

危険な中洲を「安全で楽しいキャンプ場」扱いして客に利用させていた運営会社と緩い指導*だけの行政。 ほぼ放射能廃棄物を「無害で安全な食品」扱いして全国に流通させた政府、農協、漁協、食品産業。 * 大阪府は産廃山が大規模崩壊して府道を塞いでから厳しい指導に転換。

2014-08-04 23:20:51
Ducky G. Duck @duckygduck

中洲をキャンプ場にした会社 = ほぼ放射性廃棄物を食品として流通させている日本政府

2014-08-04 23:27:10

「産廃山」と書いたら、「産廃じゃなくて建設残土!」とコメントされたが、コメント欄にも書いたように、一般には、産廃処分場、産廃(業者)の山程度にしか認識されていない。「建設残土」の中に何が入っているか、わかったものじゃない。……というのも一般社会にありがちな認識。

<八ッ場ダム>代替地整備に有害資材 環境基準の5~23倍

毎日新聞 8月5日(火)7時30分配信

 国が群馬県長野原町で建設を進める八ッ場(やんば)ダムで、水没予定地からの立ち退きを求められた住民の移転代替地の整備に、有害物質を含む建設資材が使われていることが分かった。国土交通省も同様の情報を得て調査を進めている。有害物質は環境基準の5~23倍に達し、専門家は「撤去が望ましい」と指摘。今後のダム工事や住民の移転計画に影響を与える可能性が出てきた。

【運搬関係者が証言】有害資材「多い日20台で6往復」

 ダム関連工事の関係者によると、有害物質を含む建設資材が許可なく使われたのは、代替住宅地の盛り土や周辺の生活道路など。毎日新聞は地権者の同意を得て代替地3カ所から建設資材の砕石を採取し、環境省指定の第三者機関に鑑定を依頼。その結果、有害物質のフッ素が環境基準の5~23倍検出された。環境基準の対象ではないが、植物に影響を及ぼすとされる強アルカリ性も示した。

 建設資材は、その主成分から鉄の精製時に出る副産物で石や砂の形をしている「鉄鋼スラグ」とみられ、製造過程で添加されたさまざまな化学物質が残存することがある。スラグは、環境基準を下回ることを前提に道路資材など一部での使用が認められている。

 スラグを巡っては大手鉄鋼メーカー「大同特殊鋼」(名古屋市)の渋川工場(群馬県渋川市)から出た有害物質を含むスラグが渋川市の建設会社に販売された際、販売額より高額な「引き取り料」とみられる費用を支払う「逆有償取引」だったことが1月に発覚し問題化。今回の代替地を巡る工事にも同じ建設会社が関与していた。同社はこれまで八ッ場ダム関連工事十数件に参加し、大同から引き取ったスラグを天然砕石に混ぜて使っていたという。

 国交省は八ッ場ダムの代替地の盛り土などの工事に天然砕石を使用するよう義務付け、渋川市の建設会社から提出された材料証明書にも天然砕石と記されていた。だが、毎日新聞と同様の情報を得た同省は現場の砕石を採取し、スラグとみられる砕石を確認。施工業者から事情を聴いている。

 八ッ場ダムの代替地には2007年時点で水没予定5地区の134世帯が移転を希望し、今年3月末時点で84世帯が移転。10月にはダムの本体工事に入る見通し。

 スラグは廃棄物処理法上は産業廃棄物とされ、最終処分には通常1トン当たり2万~3万円掛かるが、「逆有償取引」なら1トン当たり数百円程度で引き渡すことも可能とされ、費用が大幅に削減されるという。

 八ッ場ダムは1952年に旧建設省が調査に着手し85年に住民が建設を容認、2007年から水没予定地の代替地の分譲を始めた。09年の民主党政権誕生時に一時工事が中断したが、11年に建設再開を決定し、今年10月からダムの本体工事に入る見通し。代替地には07年時点で水没予定5地区の134世帯が移転を希望し、今年3月末現在、84世帯が既に移転している。

 渋川市の建設会社社長は毎日新聞の取材に「スラグが誤って混じったことはあるかもしれないが、故意に入れたことはない。仮に出てきたとしても混入がわずかであれば有害物質の影響は低いから障害はない」と説明。大同特殊鋼は「盛り土にスラグが利用された事実は把握していない。指摘の事実関係を調査する」としている。【杉本修作、沢田勇、角田直哉】

◇言い逃れはできないフッ素値の高さ、すぐにも撤去を

 日本環境学会顧問の畑明郎・元大阪市立大大学院教授の話 通常の自然界では環境基準を超えるようなフッ素は検出されず、(偶発的との)言い逃れはできないフッ素値の高さだ。少量でも周囲に悪影響を与えるので、本来、基準を超えれば建設資材に使ってはいけない。むき出しになっているような所はすぐにでも撤去した方がいい。既に建物を造ってしまったなら、側溝の水を調べるなどして監視を続けるべきだろう。

 ◇環境基準とフッ素

 環境基準は人の健康や生活環境の保全のため環境基本法や土壌汚染対策法で定められ、有害物質ごとに上限値がある。有害物質の一つであるフッ素は自然界に存在し、低濃度では虫歯予防効果が知られているが、高濃度では嘔吐(おうと)や腹痛などの中毒症状を起こす可能性がある。