新国立競技場と現代建築を考えてみた:北野宏明VS建築エコノミスト森山
- mori_arch_econo
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百歩譲ってオリジナルコンセプトは維持してほしかったよ。建築物についての解説が不十分だからこういう無邪気な意見がまだ出るんだよなあ→新国立競技場:ザハのオリジナル案を生かす最高傑作をつくるべきだ(上) - 朝日新聞社(Astand) astand.asahi.com/magazine/wrsci… …
2014-07-29 01:28:39@mori_arch_econo 森山先生のBlogなど含め問題点など一応フォローしてます。今回は、それらをある程度分かった上で、あえて爆弾投下ですかね。建築的問題に関しては、機会があったらまとめたいと思っています。いろいろ問題山積なのは、理解してます。
2014-07-29 14:41:47丁寧なご返信恐縮です。なるほど爆弾ですか!北野さまが問題把握、ご理解された上での攻撃となると、最新鋭のイージス艦に捕捉されてしまった!って感じです。となると、急速潜航!対爆雷防御!ですが。いずれにせよ、問題の活発な議論がちまたに広がることを期待しています。@HKitano
2014-07-29 15:09:11@mori_arch_econo はい。一応私なりに、理解しているつもりです。森山先生のBlogが詳細で勉強になります。いやー、ザハのは嫌いな人はたくさんいるのはわかりますし、おいおいどうやって作るんだと突っ込みどころ満載ですが。私のは、むしろ、都市の破壊的創造という視点です。
2014-07-29 15:16:18都市論からのアプローチも重要ですね。槇文彦先生は街区の構造とその認識システムとしての歩行や偶発的な小イベントが大事であり、そして記憶の堆積が都市像を個人化しつつ共有化している。とされており、ザハ案はその都市創造の喚起装置としては欠陥があるのだ。とされています。@HKitano
2014-07-29 15:28:42@mori_arch_econo 槇先生のミクロ的なアプローチと同時に、都市の大きな構造へのインパクトを考えるマクロ的な視点もあるかと思います。ザハのは、マクロ的なインパクトがあると思います。好き嫌いは別として、ミクロ的部分は、これからの設計で対応できる部分は多いと思います。
2014-07-29 15:34:18@mori_arch_econo ドバイのOld Dubaiは、まさにミクロ的な部分で。逆に、ジュメイラとかカリファタワーの方は、マクロ的ですね。外苑前のあの地域をどうするかが、分かれるところですね。もう少し、町の正確がはっきりしているといいのですが、ちょっと中途半端か。
2014-07-29 15:36:43森まゆみさん達は都市イメージは計画者に独占されるべきでなくむしろ建築家以外からの異議申し立てにより、建築都市の開発姿勢を修正しようのお考えです。重要視されてるのは小さな生活圏に残る記憶、記録、思い出、物語の共有です。俯瞰ではなく路地裏からの眼差しのこと。@HKitano
2014-07-29 15:43:02@mori_arch_econo それは肯定的に捉えられると思いますが、全ての区域でそれが成り立つのかがポイントでしょうか。ザハの建築を「スゲー!」と見に行った記憶というのもあるでしょうし。このあたりは、正解とかは無い気がします。だからこの問題が難しいのですが。。
2014-07-29 15:47:56我々が恐れているのは、ザハだからというよりも、基本計画で明らかになった私鉄沿線高架下を生み出す現新国立競技場計画は巨大な輪郭を構成するのにいっぱいいっぱいで彼らはミクロ的な視点からの繊細なデザインは出来ないだろう、やらないだろう、関心がないだろうなのです。@HKitano
2014-07-29 15:48:06@mori_arch_econo それは、そう思います。その部分は、別に入っていって議論して、デザインしているチームが必要だと思います。全く同感。
2014-07-29 15:50:38おっしゃる通り。ザハ建築もそうですが、我々が今後現代建築をどのように捉えていくかが非常に重要でして、短期のデザイントレンドを追っかけ続けて代謝を促進することの是々非々です。もちろんこれは場所ごとに固有であるべきなのですが、ザハが場所性に無頓着な点です。@HKitano
2014-07-29 15:55:31@mori_arch_econo ザハは、場所性は考えないですよね。どこでもあれだから(笑)。新国立は、我々が、異物を受け入れるかどうかだと考えています。それと、あれができれば、その周辺は、かなりの勢いで、ザハに呼応した感じで、再開発になると思います。それが好きかは、好みですが。
2014-07-29 16:07:05中沢新一先生はアースダイバーにおいて都市を発掘可能な考古学として静的記録と捉えるのでなく、太古から地形環境と往還し続けてきた我々の感性を再発見し、現代の都市環境でもこの感応に気付けることを具体的に示し、我々の根源的な文化の寄代としての、土地−街−人の動的な関係を明示された。
2014-07-29 16:16:56松隈洋先生は我国の近代建築の意義を近代国家生成の枠組みやインターナショナルスタイル伝播の枠組みから解放し、我国の近代建築が市井の技術者と民間資本によって同時多発的に自発的に立ち上がった市民の建築であること、日本の建築家は市民の代表足るべきことを主張されています。
2014-07-29 16:26:58@mori_arch_econo ところで、私が一番気に入っていたのは、ザハではなく、#26 TANE TSUYOSHI案か、いっそのこと#38 Pelli Clarke案ですかね。SANAAは、今回のは弱すぎると思う。EPFLのRolex Centreは、よかったけど。
2014-07-30 00:38:36@HKitano 本来、そんな感じで皆が、あれがいい、これがいい、と言えて当たり前だったと思います。安藤忠雄氏は開催にあたり「新国立競技場デザインコンクールのプロセスには、市民誰もが参加できるように、専門家といっしょに、ほんとに、みんなでつくりあげていく」とぶち上げてたんですから
2014-07-30 10:05:57@mori_arch_econo まあ、そうですね。ただ、オリンピック招致でのシンンポルが欲しいという事情もあったでしょう。シンボルをだすか、みんなが関わるプロセスだと言うことも出来たけど、インパクトのあるシンボルが無いリスクを考えたのでしょう。それは、一つの判断と思います。
2014-07-30 10:13:34@mori_arch_econo SANAAのEPFL Rolex Learning Centreにいった感想は、あの規模だと気持ちいい空間だけど、スタジアムになるとあの良さがでるかなという危惧があります。伊東さんのコンペ案は、合理的だけど、普通。おお!という感じは無い。
2014-07-30 10:16:09@mori_arch_econo それと、私、安藤さんの建築嫌いです。だから、今回のは、安藤さん擁護ではないです。表参道ヒルズもノバティスのバーゼルもみたけど、やはりだめ。。。ノバティスは、人向けではなく、マウスの施設に使われているのが私にとっては救い。
2014-07-30 10:19:09@HKitano さん、ヤリますね~。安藤さんの建築は大きく、コシノジュンコ邸までの黎明期、サントリー美術館までの成長期、ヴェネッセ地中美術館までの熟爛期、以降の衰退期とあるのですが、衰退期に知名度や地位が逆に上がっていってドンドン迷惑の破壊力を増しちゃってるように思います。
2014-07-30 10:27:50@mori_arch_econo バーゼルでは、安藤さんの建築のエントランスのコンクリートの壁一面にアフリカン・アートの飾り付けで、これが凄く合う!スイス人のセンスが光った内装でした。私が、一番感動したのは、レンゾ・ピアノのジェノバのアトリエかな。美しかった!!
2014-07-30 10:31:17@mori_arch_econo ジェノバのアトリエは、彼が関空を設計していたころで、アムステルダムのサイエンスミュージアムの模型とCADを細かく見せてもらいました。あと、Jean-Marie Tjibaou Culture Centerの模型も。しかしあのオフイスは良かった!
2014-07-30 10:34:52@HKitano レンゾ・ピアノのジェノバのアトリエ見たんですか!いいなあ。そういった意味でも今の日本では建築家だからといって本当に優れた建築の体験をしているとは限らず、専門家以外の人の空間体験の方が勝っているケースの方が多いのです。施主は富裕層なのに建築家側がそうでないですから
2014-07-30 10:52:17@mori_arch_econo 行きました!あれ感動です。なんもないような海岸から、ガラス張りの斜行エレベータで、地中海がドーン!で完全にやられました。オフイスはいる前にノックアウトです!
2014-07-30 10:54:38