ラーマーヤナと西遊記と桃太郎

Female Trouble@百合の迷宮 @yuri_no_meikyu

悟空は天界に召喚されて馬飼いにされたのも、悟空が降龍の力があることからも整合性がある。天界の馬は「龍馬」だから。サルが馬を川に引きずり込んだり世話をしたりする説話も、側面から影響。

Female Trouble@百合の迷宮 @yuri_no_meikyu

@nagabodhi @gishigaku 実は火と金が悟空の要素なら、八戒は木と水、そして悟浄は土の要素を当てはめられ、西遊記の中に何度も出てくる詞章で五行として表現されています。

髙山龍智🇮🇳जयभीम वाला @nagabodhi

さて、ラーマーヤナと西遊記と桃太郎がパラレル世界の物語だとして、結末が交差する展開になったら…。経典でなく美女と財宝を手に入れた三蔵法師は堕落、妻でなくブッダに出会ったラーマはヒンドゥー教から仏教に改宗、漢字ばっかで読めねえ巻物を掴まされた桃太郎は犬猿雉にボコられる。

髙山龍智🇮🇳जयभीम वाला @nagabodhi

@yuri_no_meikyu @gishigaku ちなみにその五行思想と五大思想をつき合わせた記述はありますか？

Female Trouble@百合の迷宮 @yuri_no_meikyu

@nagabodhi @gishigaku うーん、西遊記自体は確かに仏教を称揚はしているものの、中身は中国化というか道教化した理解で描写されているような気がします。もしインド的な五大の表現があっても五行とミックスか、同一化していると思います。

原田　実 @gishigaku

江流和尚説話（三蔵法師の生い立ち）について刊本ごとの有無があることはこちらを参照 weblio.jp/wkpja/content/… @katot1970

髙山龍智🇮🇳जयभीम वाला @nagabodhi

@yuri_no_meikyu @gishigaku なるほど。実際、アヌッタル・サムヤク・サムボーディ(音写：阿耨多羅三藐三菩提、無上等正覚と意訳)も、その前には「無上正真道」と、「道」に訳されていたことがありましたからね。

Female Trouble@百合の迷宮 @yuri_no_meikyu

前rt だから、岩波文庫で中野美代子師が翻訳した西遊記は「李卓吾批評本」なので江流和尚説話は入っていません。

髙山龍智🇮🇳जयभीम वाला @nagabodhi

SF西遊記『スタージンガー』を忘れちゃいけませんね。

kato takeaki @katot1970

ありがとうございます。面白いです。平凡社のも読んでみよっかな RT @gishigaku: 江流和尚説話（三蔵法師の生い立ち）について刊本ごとの有無があることはこちらを参照 weblio.jp/wkpja/content/…

Female Trouble@百合の迷宮 @yuri_no_meikyu

@gishigaku @katot1970 アタナシウス・キルヒャー「シナ図説」(1667)の図版にも江流和尚説話らしきものが。 pic.twitter.com/vTq0ab4IYo

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Female Trouble@百合の迷宮 @yuri_no_meikyu

@gishigaku @katot1970 当然イメージしてたでしょうね。ちなみに図版の上の方には「Lacus Chin(中国の湖)」と記載されてます。

髙山龍智🇮🇳जयभीम वाला @nagabodhi

『西遊記』の妖怪三匹、猿・豚・河童の玄奘門下入りの理由が各自に細かな違いこそあれ「苦からの解放」というイカニモ仏教的だったことに対し、『桃太郎』の部下三匹、犬・猿・雉の就職動機が「吉備団子」という食欲そのものズバリだった点に、切なさと生々しさを禁じ得ない。

髙山龍智🇮🇳जयभीम वाला @nagabodhi

そっか。孫悟空・猪悟能八戒・沙悟浄の三匹は、なんだかんだで世俗を離れ理想を求めて旅立った「ドロップアウト組」だったのに対し、犬・猿・雉は吉備団子という給与で雇用契約に至った「堅実就職組」なんだよな。

髙山龍智🇮🇳जयभीम वाला @nagabodhi

「頭に鉄の輪を嵌められて命がけの旅にお供させられるのと、団子で釣られて鬼との大戦争に駆り出されるのと、どっちが猿にとってツラいことなのだろうか」。(哲学河童：沙悟浄)

髙山龍智🇮🇳जयभीम वाला @nagabodhi

インド・マハーラーシュトラ州ナグプール市郊外にあるヒンドゥー教聖地ラームテクは『ラーマーヤナ』の猿神ハヌマーンゆかりの地として有名だが、同時にそこはナーガールジュナ連峰とも呼ばれ、大乗仏教創始者：龍樹の活動拠点があった場所とされている。

髙山龍智🇮🇳जयभीम वाला @nagabodhi

龍樹は天竺古式武術カラリパヤットの始祖ともいわれるので、ハヌマーンが格闘技の守護神であることにも関係ありそう。また、ハヌマーン＝孫悟空モデル説で考えると、悟空のスーパーモンキーぶりは、もしかしてカラリパヤット？

原田　実 @gishigaku

悟空がカラリパヤットの使い手だとするとこの技が如意棒ということに> 【カラリパヤット】ゲットゥカリ（棒）の演武【浅見千鶴子】 (0:46) nico.ms/sm21588683 #sm21588683

髙山龍智🇮🇳जयभीम वाला @nagabodhi

@gishigaku ちなみに猿神ハヌマーンの武器は先端に大きな錘が付いたバトンで「他者には扱えないほど重い」点が「神珍鉄・如意棒」とも共通しています。

髙山龍智🇮🇳जयभीम वाला @nagabodhi

猿神ハヌマーンには、「山へ行って薬草を採って来い」と言われ空を飛んで行ったがどんな草か忘れてしまったので山ごと引っこ抜いて持ってきた、というエピソードがある。このバカっぷりなんて、まんま孫悟空だわな。

髙山龍智🇮🇳जयभीम वाला @nagabodhi

【悪夢と孫悟空＆ハヌマーンの関係】『西遊記』では皇帝が世の乱れを憂い悪夢にうなされて玄奘に西天取経を依頼する(実際は密出国だが)。また、ヒンドゥー教では悪夢除けのまじないに「ハヌマーン・チャリーサ」があり、悟空とハヌマーンは悪夢つながりでもリンクするわけだ。

諸葛　均 @policedog1971

@gishigaku @mtcedar1972 @nagabodhi 猿飛佐助は西遊記の孫悟空がモデルだという説を聞いたことがあります。

髙山龍智🇮🇳जयभीम वाला @nagabodhi

@keisatsuken1971 @gishigaku @mtcedar1972 こちらですね。 kotobank.jp/word/%E7%8C%BF…　忍術の祖：果心居士を天竺人との混血とする伝説に則れば、佐助→悟空→ハヌマーンと繋がって、楽しいです(^^)