備忘録 [2014/08/13] : とりっくん氏による化石的GM読本1の感想

とりっくん (@tricken) 氏より『化石的ゲームマスター読本1』の感想をいただきました。わーい! 『化石的ゲームマスター読本』について : http://j.mp/1BoxOcS
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tricken(Tw以外の居場所は固定参照) @tricken

献本いただいた『化石的ゲームマスター読本』(C86に30冊限定頒布予定)、半分くらいまで読み進めている。この本、知り合いのGM経験者にも買って欲しいくらい馴染む本だなあ。

2014-08-13 03:03:33
tricken(Tw以外の居場所は固定参照) @tricken

自分でもじゃもじゃと考えて常識知になってから、今更キレイに整理して文章化するコストについて考えると目眩がすることが、目の前に書籍としてあるというのは、本当に嬉しいことだよなあ。

2014-08-13 03:04:25
tricken(Tw以外の居場所は固定参照) @tricken

これだけの相互行為が詰まっているなら、そりゃ純粋にメカニクスを完成させても、まだまだ「マニュアルライティング」に必要な仕事は残っているよなあと思わされる。だからといってメカニクスがマニュアル側に丸投げすることは最早許されないけれども。

2014-08-13 03:15:06
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「ゲームマスターはシナリオ周りの責任さえ持てばよくて、後は実はセッション参加者全員で分散処理できるものだ(だからゲームマスターになんでも任せるような呪いはそろそろ捨てよう)」というメッセージが各所に詰まっている。#化石的ゲームマスター読本

2014-08-13 03:16:52
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全体として、「AとBは分けて考えた方がいい」「AをA'と思ったら、(ゲームマスターが)しんどい」という指示を全体に散りばめながら、手続の一周を記述し終えた本である、といったところ。#化石的ゲームマスター読本

2014-08-13 03:43:48
tricken(Tw以外の居場所は固定参照) @tricken

もしかしたら、これらの腑分けの前提を元により体系的な記述は目指せるのかもしれないけれども、そのためには今巷間にある通説からもう一段別の語用の系を獲得しないといけなくて、この本はその段を登るための“梯子”であるように書かれているとかんがえるべきなのだろう。#化石的ゲームマスター読本

2014-08-13 03:45:45
tricken(Tw以外の居場所は固定参照) @tricken

自分は“梯子”を書くのが結構面倒臭いというか、「え、そこでわけないのJK」みたいなドライな対応をしがちなので、この作業には頭が下がる。

2014-08-13 03:46:35
tricken(Tw以外の居場所は固定参照) @tricken

考えたからには通説とは別の話をしたいんだけど、本当にそれを聞いてもらうためには、もう一度巷説の中心部に歩み戻って、別の語用の世界に連れて行かないといけないのだよね。それと語群の体系化を同時にやるのって大変。

2014-08-13 03:47:56
tricken(Tw以外の居場所は固定参照) @tricken

『TRPGシナリオ作成大全』シリーズは、「シナリオ作成」というセクションにおいてGMの負担を軽くするノウハウを提供するシリーズだけど、これに対して『化石的』は、システム選択/シナリオ作成/当日運営を総合した「セッション」においてGM負担を軽くするものとして編まれている様に見える。

2014-08-13 03:55:27
tricken(Tw以外の居場所は固定参照) @tricken

つまり、ゼロベースのGM初心者に対して何かを提供しているというより、「よく知っているGM側の経験の一部始終を手続として洗い出しながら、“GM責任論”を一度解体させるように、RPGプロパーの意識をズラさせる」効果を狙って書かれている。その上で、システム側の補完の仕事は捨てていない。

2014-08-13 03:58:45
鳥の骨ポキリ@幻燈庵 @otneg

≫シナリオの概念について[ドラマ]と[ゲーム]という異なる基準線から書こうとして丸ごとボツにした章が22ページばかりあったとかいうのは秘密だ(笑)

2014-08-13 04:03:27
tricken(Tw以外の居場所は固定参照) @tricken

あ、そうそう。シナリオを分類するところまでは納得なんですが、その先で「課題構造」と取る流派(school)と、「文芸的継起」として極める派の両方のそれぞれの立場で書けるだろうな、という気はしたんですよね。ただ今回はどの章も意味文節の作業で留めているので、その先は難しい。

2014-08-13 04:05:54
鳥の骨ポキリ@幻燈庵 @otneg

≫その先を書こうとした時、そのために必要な概念を整理すると、話が大きくなりすぎて再び全編書き直しになりかねん……といった事情から途中放棄しました(笑)

2014-08-13 04:22:52
鳥の骨ポキリ@幻燈庵 @otneg

≫なんでまあ、課題構造と文芸的継起の融和を試みる流れにおいて、古典的ゲームシステムでそれを取り扱うために必要な考え方……の、とっかかりくらいまでで手を止めました。

2014-08-13 04:29:20
tricken(Tw以外の居場所は固定参照) @tricken

そうですね、だから梯子を継ぐようなシリーズになるのだと思います。II,IIIと仮に続編が書かれるならば、Iの意味分節のパフォーマンスを前提として、少しずつ使われる語彙が絞り込まれ、螺旋階段みたいになっていくのが理想的なのかも。そしてそれは他の人にはなかなかできない。

2014-08-13 04:27:34
鳥の骨ポキリ@幻燈庵 @otneg

≫まー続きが書けるかどーかは分からんですが、取り組んでみたいテーマの一つではあるんで……(今はちょっと別のテーマに気が向いちゃってるけど(笑))

2014-08-13 04:33:44
鳥の骨ポキリ@幻燈庵 @otneg

≫書いたつもりで書けてない(伝わらない)ことは良くあること(何)

2014-08-13 04:41:06
鳥の骨ポキリ@幻燈庵 @otneg

≫んー。こないだも書いたけど、次巻を書くなら攻略本ライクになるんじゃないかと思う。それぞれの場面についての解析と対処とか。あるいは[ゲーム]部と[ドラマ]部の二章立てとか。

2014-08-13 06:08:02
鳥の骨ポキリ@幻燈庵 @otneg

≫あーいや、誰か他に書いてくれる人がいたら書いてくれちゃっていいのよ? ではある。だってスゲー面倒だもんアレ(笑)

2014-08-13 06:26:13