携帯電話3キャリアの課金体系まとめ

docomo、au、Softbankの主な課金体系についての説明っぽいのをつぶやいたのでまとめ。 気が向いたら追加します。
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びえり @CHRSTNVR

なんか最近どうでもいい話題しかツイートしてないんでたまにはモバイル関係のことでもつぶやくか。

2010-11-19 12:40:32
びえり @CHRSTNVR

3キャリアの課金について書くか。まずdocomo。docomoの課金体系は月額・従量両方ある。最近だと当然だけど当初は月額のみだった。そのため従量課金するためには一旦無料マイメニュー登録というのをしないといけない。その後お試しマイメニューなるものが出来て、(続く

2010-11-19 12:42:32
びえり @CHRSTNVR

ユーザーに無料体験できるコンテンツを提供し、そのかわり無料体験期間を過ぎると強制的に有料課金に移行するというシステム。ぶっちゃけ月額課金では少なからず「退会し忘れ」による会員継続となってるユーザーがいるので効果はそれなりに見込める。期間内に手動退会すればもちろん無料。

2010-11-19 12:46:02
びえり @CHRSTNVR

次にau。auには課金に使うパスワードが2つある。ひとつは情報料回収代行、もうひとつはまとめてau支払い。有料情報サービス(EZボタン→4)を表示すると「継続利用確認」が2つあるのはそのため。これはシステムを運用している所が違って、前者はKCCS、後者はKDDI。

2010-11-19 12:50:09
びえり @CHRSTNVR

何故2つ課金体系ができちゃったのか、という経緯は詳しくは知らないので端折る。ちなみにこの2つの課金体系で提供できるサービス内容が若干異なってくる。例えばアプリ内で課金できるのはまとめてauだけ。従量アプリもまとめてauではDLした後に課金するが、情報料回収代行はDL前に課金。

2010-11-19 12:55:34
びえり @CHRSTNVR

最後にSoftbank。課金システムはdocomoに近いが、月額課金では決定的な違いがある。それは厳密には「月単位課金」ではないこと。言い方としては「期間課金」が近い。具体的な月額コンテンツの期間単位は「入会日の翌月入会日前日までが1ヶ月」という計算。

2010-11-19 12:59:18
びえり @CHRSTNVR

例えば11/19に入会したら1ヶ月の範囲は11/19~12/18。月を跨いでいるけど、1ヶ月換算になる。ただ、上記の期間サービスを利用することを契約していることになっているので、1ヶ月以内に退会し、再入会すると改めて課金される。

2010-11-19 13:01:54
びえり @CHRSTNVR

なので同月内だからといって入退会繰り返すとエラいことになる。退会してしまうと残りの期間は破棄した事になるので、docomoやauみたいに同月再入会に課金されないということがない。なのでMNPで移ってきた人は注意すべき。

2010-11-19 13:06:35
びえり @CHRSTNVR

余談だけどSBは3キャリアの中で唯一パスワード入力が必要ない。前身のVodafone時代はコンテンツ購入時のパスワード入力が存在したが、SBになって不要になった。GREEで中学生がアイテム課金しまくって問題になったのはそれも関係ある。ちなみにauはパスワード入力はあるが省略可能。

2010-11-19 13:08:49
びえり @CHRSTNVR

課金周り補足。各キャリアにはいちおうコンテンツの当月購入限度額があって、docomoは10万円、auは3万円(利用開始から4ヶ月目以降、一定年月経過で最大5万円まで拡張可能)、Softbankは制限なし。利用者側で設定変更可能だが、特に縛りを設けないと上記のとおり。

2010-11-20 01:27:00
びえり @CHRSTNVR

それらは公式コンテンツの場合の限度額で、docomoとSoftbankが提供している非公式コンテンツ向けの課金はまた別の枠がある。docomoだと「ドコモケータイ払い」で2万円まで、SBだと「S!まとめて支払い」で利用開始3ヶ月後から3万円、一定年数経過後に5万円まで。

2010-11-20 01:30:40
びえり @CHRSTNVR

auが提供している非公式コンテンツ向けの課金は「auまとめて決済」で、3ヶ月目まで5000円、4ヶ月~36ヶ月までが10000円、それ以降は3万円。

2010-11-23 17:28:09
びえり @CHRSTNVR

それらの非公式コンテンツ向け課金は野良サイトなため当然審査が厳しい。なのであまり多くの会社に提供されていない。モバゲーとか、大集合NEOとか、アメーバとか一定規模のサイトや公共性のある会社に提供されてる。

2010-11-20 01:38:42
びえり @CHRSTNVR

海外では少額決済が安価な料率で利用できる、マイクロペイメントサービスを扱うベンチャーがちらほら出てきてるけど、日本ではiモードの頃から整備されてる。それが日本の公式コンテンツがここまで発展したゆえんだし、コンテンツプロバイダが一見低いサービス料でも食っていける理由。

2010-11-20 01:41:40
びえり @CHRSTNVR

日本の各キャリアで利用出来る決済の手数料はだいたい10%前後だけど、公式サイトの概念がなく、安価な課金インフラを提供しないキャリアの元でサービスを提供する海外のCPはiphoneアプリの料率が30%と聞いて「安い!」と思ったんじゃなかろうか。中国は確か50%近く手数料を取られる。

2010-11-20 01:45:52
びえり @CHRSTNVR

そんな恵まれた環境があったから日本国内のコンテンツは独特の発展を遂げ、ガラパゴス市場なんて揶揄されるようになったけど、携帯コンテンツ専業で上場してる会社がDeNAやグリー含め多数ある事は事実。課金サービスのノウハウは持ってるんだから各CPは海外進出も視野に入れて頑張ってほしい所。

2010-11-20 01:51:01