其傅、或時元就を抱き、水を渡りし時誤過って躓き、溺る。傅惶懼して罪を謝す。元就曰く、道を行き躓くは常なり、聊か心を勞するに及ばずと。(名将言行録)
2014-08-14 14:08:02元就の守役が、ある時元就を抱き、水を渡ろうとした時あやまって躓き溺れた。守役は恐れ畏まってその罪を謝した。元就は「道を歩いていて躓くなどよくあることだ。少しも気にしなくていい」といった。 ※この時元就は幼少です
2014-08-14 14:11:03元就が七歳の時、白い鶏を飼っていたがある夜いなくなっていた。築山のへりに鶏の羽があり、築山には狐の巣穴があったので疑いなく狐の仕業である。「それを燻り殺せ」と松の葉を集めているのを母が聞いて使者を出し、しきりにこれを止めた。→ pic.twitter.com/J0Gp9IUkg2
2014-08-14 14:30:25→元就は「家臣が喧嘩して一方を殺したとして、殺したものを許すのですか。この鶏は狐に無礼を働いたわけでもないのにそれを殺して食べた罪は軽くはない。鶏は私の家来、狐も我が屋敷に居る上は、殺す事に無理はあるまい」といって使者を帰した。
2014-08-14 14:30:39元就公について「眼光鋭く、顔は長く、鼻は高く、顎と頬のひげは神のようで、声は大きく旗本から士卒へ号令すればその声は諸隊に聞こえるほど」とあって本当に仙人っつうか神やったわと。
2014-08-14 15:46:16元就(12歳)「少年よ、大志を抱け!」 守役(あなた年いくつなんです・・・?) 原文 pic.twitter.com/bslBoyZlZE
2014-08-14 14:46:05守役は若い元就に気を利かせて「貴方様が中国地方を掌握できるように祈りました」と答えたが、「中国地方だけだなんてそんな馬鹿な。日本すべてと願えばよいものを」「まずはこの周辺を平らげねば…」「日本を平らげようと思って初めて中国地方を掌握できるものだ」といった。 少年よ、大志を抱け!
2014-08-14 14:44:03「川のほとりに飛んでいた蛍が急にいなくなったから、敵が私たちの不意をつこうと川下からやってきていると悟ったのさ」という話が孫子の「鳥の起つ者は、伏なり」を想起させた。その意図で書いたものだろうな。
2014-08-14 16:14:15敵は風雨に油断し警戒をしていない。隆景率いる船団が敵艦に向かう。見咎めた敵に対し、宗勝が「筑前からの援兵だ」と声を上げれば、悠然とすり抜けることができた。岸に上がり、陣取りが完了する。夜は明けようとしていた。元就が命じて法螺貝を吹かせ、太鼓を打ち鳴らし、高地の利を活かして攻撃する
2014-08-14 17:59:07敵軍は大いに驚き、争うように本陣に集まる。本陣は人で溢れ、相討ちしている。「みな進め!」元就は自ら柵を破り入り叫ぶ。ついには敵の多くが潰走した。
2014-08-14 17:59:13流浪演武だったか、本編だったか…隆元が急死した時もそれを利用した自分を悪人だといっていた話の元ネタか…?クロセカのとは少し違うな 元就の顔に哀惜の色はなく、「亡くなったのは是非なきことだ。隆元を弔うためにも尼子を滅ぼさねばならない」 pic.twitter.com/5JPvYjcapK
2014-08-14 18:35:49「我らが降伏する時ならば元就の不意をつけるだろうと考えて来てみれば、左右に息子いるしその後ろにも侍がうようよしてるし、帰ろうと思ったら俺たちの動きを察知して見回りが増えてるしなんなのあいつ神仏の化身じゃないの?」元就公人間じゃなかった pic.twitter.com/ExxLLD7tkw
2014-08-14 18:44:00尼子経久は和睦の使者に大杉抜右衛門という者を寄越した。元就は「その力量が見てみたい」と庭の杉を抜いてくれというが聞かない。「仕方ない。貴方ほどの力量はないが怪力自慢に抜いて見せて貰おう」と廻神元豊を呼び出した。元豊が容易く引き抜き庭に倒したのを見て抜右衛門は恐怖の体で逃げ出した。
2014-08-14 18:55:36高札を立て「逃げる者、降伏する者、老若男女問わず切り捨てる」と触れを出した。城中の者は恐れて出てくる者はない。これは速やかに兵糧を枯れさせるための策である。そして餓えた頃を見計らい高札を書き換え「逃げるものは追わず、降伏する者は拒まない。みな寛典(寛大な処置)に従え」
2014-08-14 22:16:31第二次月山富田城戦ってやつかな。人を追い立てて兵糧戦を可能な限り短期化させるのは後々鳥取の飢え殺しでやっている。そこに追い詰め過ぎず、あえて逃げ道を作ることで壊乱させる策の合わせ技だ!
2014-08-14 22:19:27これでも580日耐えたというのだから尼子氏の底力すごいね。同時にこの時元就が病にかかって両川があたふたしてる。これが原文。 pic.twitter.com/S7uwQyo7Jk
2014-08-14 22:22:40元就の家臣である岩木源六郎道忠が左の膝を射られ、鏃が骨に残って癒えないでいた。元就が医者に見せたところ「足を切らなくては癒えない」という。元就は医者を叱って退け、自ら口で膿を吸い出すと、鏃が口の中に入った。これにより傷は癒えた。
2014-08-14 22:35:56道忠はこれに感激し「死んでも恩に報いらねば」と言う志が見て取れた。それをみた元就は「この程度の事で厚く恩義を感じたというなら勇者とは言えない」と諌めた。
2014-08-14 22:36:01元春と隆景が幼少の時雪合戦した話。元就は陰から見守っているw 5人ずつ分かれて開始。元春がしきりに投げかかるので隆景は遂に負けた。暫くして隆景が「今一度やりましょう」といい打ちかかっているのを見ると三人だ。勝利に乗じた元春は三に対して五人で投げかかる。
2014-08-14 23:05:27