3/16 久しぶりの二人きり

蘭嶺bot @achichirock

嶺「ランランお茶飲む～？コーヒー？どっちがいい？」 蘭「コーヒー」 嶺「はいよ～ん」

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嶺「はい、おまた～」 蘭「ん、サンキュ」 嶺「お隣失礼！はぁ～、よっこいしょ。」

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嶺「う～ん、この狭くて寒～いランランの部屋も、なんか懐かしいなあ～」 蘭「悪ぃかよ」 嶺「あはは。冗談冗談！怒んないでよ～、も～」

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嶺「でも、だいぶ過ごしやすくなったね。前なんて部屋の中で息が白かったのに。あっという間に春だねぇ」 蘭「そうだな」 嶺「あ」

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蘭「んだよ」 嶺「ん～。ね、テレビ、やめよ？」 蘭「なんでだよ」 嶺「え～っとね。仕事のこと、考えたくないな～って」

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嶺「今はランランのことだけ見てたいなぁ～…、なんちゃって。えへ。」 蘭「…………別に、いいけどよ」

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嶺「ランラン、肩貸して？」 蘭「あ？」

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(こてん)

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嶺「ふふ～。やっぱり落ち着く。ランランの肩、広くてあったかい」 蘭「……そうかよ」

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嶺「ん？ランラン、ちょっとがっちりした？」 蘭「まあな」 嶺「え～、見たい！見せて見せてっ」 蘭「服めくんな」

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嶺「あはは。ランランのおへそみっけ！か～わいいっ」 蘭「やめろ」 嶺「ランニングとか筋トレとか頑張ってたもんね。う～ん、エライエライっ！」 蘭「あ～、頭なでんな」

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嶺「だけど、JOKER TRAPの舞台で、確かにワイヤーアクションは大変そうだったけど、ここまでやらなくてもよかったんじゃない？」 蘭「バカ言え。見てる側はそうでもねぇかもしんねーが、トラップ避けるシーンとか、あれ結構大変なんだぞ」 嶺「ふぅ～ん。そうなんだ」

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蘭「………それに、お前が頑張ってんのにおれだけなんもしねぇでいられるわけねぇだろ」 嶺「ランラン」

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蘭「………ん？」

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蘭「おい、つーかてめぇ、おれの公演観たのか」 嶺「あっ❤バレちゃった？」 蘭「はあ？！ふざけんな、言えよ！」

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嶺「え～？だってだって、改めて『見に行くよ』って言うのもなんか照れくさかったんだもん」 蘭「おめぇそんなキャラじゃねぇだろうが。…あー、くっそ、どの公演だったんだよ…」

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嶺「え～っとね、ランランがす～っごくかっこよかった公演、かな？」 蘭「全部だろうが」 嶺「あはー。そうでした☆」

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嶺「ランランかぁ～っこよかったよぉ～」 蘭「はっ、何も出ねぇぞ」 嶺「そんなんじゃないもん」

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嶺「（もぞもぞ）んん～。ランランのにおい。」 蘭「嗅ぐな」 嶺「ランラ～ン（ぐりぐり）」

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蘭「なんだよ、さっきっから」 嶺「ん？マーキング」 蘭「ネコか、てめぇ」 嶺「にゃお～ん❤ランラ～ン❤なでなでしてにゃ～❤」 蘭「きめぇ(ﾍﾞｼｯ)」 嶺「あいたっ！？」

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嶺「も～っ、叩くことないでしょ～っ！」 蘭「んだよ。やけに絡むじゃねぇか」 嶺「いや～。やっぱりここがぼくの居場所だなーって思ってさ」

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嶺「ランラン」 蘭「あ？」

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嶺「ぼくね、ランランと離れてる間にいろんなこと考えちゃった。」

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嶺「将来のこととか、仕事のこととか、これからぼくたちどうなってくんだろう、どうしたらいいんだろう、って。ぼくといて、ランランは幸せになれるのかなーって」

蘭嶺bot @achichirock

蘭「なんだ。てめぇはおれのためにおれといんのか」 嶺「そうじゃないけど」