- lusthofmeester
- 3067
- 0
- 1
- 1
モダンヴァイオリンにおいてはストラディヴァリやガルネリのレプリカが定番なわけだけれど、形を模倣するけれど弾き心地といった点ではどうなのだろう。リコーダーにおいてもレプリカが一般的だけれど、オリジナル通りだと吹きにくいといったデメリットまでコピーすることが正しいだろうか??
2010-11-20 23:42:07リコーダーのレプリカでも、たとえばソプラノで名高いテルトンのように足部管の絞りが影響を与えていたりといった楽器がある。だから古い楽器でタルトゥなどのようなもののレプリカを作るときに、高音の出しやすさといったものは現代のために相当調整されるのが正しいのではないかというきがしてしまう
2010-11-20 23:52:32タルトゥのレプリカは不可能でしょう。正しいも何もモダンリコーダーとして作る以外なさそう。RT @tinouye: […]古い楽器でタルトゥなどのようなもののレプリカを作るときに、高音の出しやすさといったものは現代のために相当調整されるのが正しいのではないかというきがしてしまう
2010-11-20 23:59:22タルトゥほど破損変形していなくても厳密なコピーは不可能。オリジナルをどの程度参照して美点欠点背中合わせの中でどういう楽器を作るかは現代の製作家の裁量です。RT @tinouye: […]オリジナル通りだと吹きにくいといったデメリットまでコピーすることが正しいだろうか??
2010-11-21 00:06:05. @lusthofmeester そうなんだと思うのです。だとしたらモデルの存在ってそれほど意味ないんぢゃないの?とも思うのですがどうなのでしょう。内径が円柱な楽器で自分なりに作ったのとモデルを元に作ったのとどちらが優れているといったことが起こるのでしょうか??
2010-11-21 00:10:07後期バロックのものは状態が良いものも多く、厳密なコピーは不可能でも、新品だったらこうでは?という想像はできるだと思います。その想像は現代の個々の製作家によるわけですが。RT @tinouye:[…]だとしたらモデルの存在ってそれほど意味ないんぢゃないの?とも思うのですが[…]
2010-11-21 00:18:15(続)で、想像されるオリジナルな状態に近づけようという製作家もいれば、それよりも現代の演奏家に好まれる音程が取りやすく発音が容易で音量が大きい楽器に向かいたがる製作家もいて(多くはその中間のどこか)、後者を指向するほどつまらないくだらない楽器になりがちです。@tinouye
2010-11-21 00:24:47尺八では江戸時代モデル(古管)は音が出しにくいですが、音味は現代モデルでは絶対に出せないです。リコーダーではデメリットを越えるメリットはありますか? RT @lusthofmeester: 現代の演奏家に好まれる音程が取りやすく発音が容易で音量が大きい楽器 @tinouye
2010-11-21 00:42:05メリットとデメリットを分離するのは難しいと思います。楽器の特性として表裏一体で、それぞれの楽器についてそれを活かすということでしょうね。RT @vespro1610m: […]リコーダーではデメリットを越えるメリットはありますか?
2010-11-21 00:49:51@lusthofmeester その辺りは尺八の古管と同じなのです。音程もとりにくいですが、それが当時の曲を演奏するときにかえって味になるのです。ただ、合奏する時は明治モデルも利点はありますね。合奏が表立ってされるようになったのは明治からなので、面白いところです。
2010-11-21 01:06:10私の気になっているのは、ヴァイオリンなどの弦楽器でも、リコーダーでも、オリジナルのレプリカ中心だけれど、それがベストだという保証はだれがしてるんだろうか?単に安易な逃げになっている可能性はないのかってことなんだけどね。
2010-11-21 01:07:33@tinouye それって楽器進化論的発想ではないですか?西洋楽器はモデルチェンジが激しいですから、どこかに基準があったほうがいいような気もするのですが。
2010-11-21 01:10:08昔の曲を現代に合わせての編曲もせずわざわざ昔の楽器の復元までして演奏する人たちがいるけどそれがベスト?という疑問に似ていますね。RT @tinouye: […]オリジナルのレプリカ中心だけれど、それがベストだという保証は[…]?単に安易な逃げになっている可能性はないのか[…]
2010-11-21 01:13:37@vespro1610m 現代的なレパートリーのためにといった方向なら進化論的かもしれませんが、バロック時代の音を追求するにしてもあまりにモデルのコピーに頼るのは健全でないような気がするのです。残った楽器がベストなソリューションだとは限らないと思うのですが。
2010-11-21 01:14:15保証は無いけど、そこから広がる可能性が豊かだと思うからやっているわけです。安易な逃げと言うなら、そこを離れて現代的にということの方です。 @tinouye
2010-11-21 01:16:49オリジナルを尊重してもその疑問はずっと抱えているべきだと思うのです。 RT @lusthofmeester: 昔の曲を現代に合わせての編曲もせずわざわざ昔の楽器の復元までして演奏する人たちがいるけどそれがベスト?という疑問に似ていますね。
2010-11-21 01:17:05@tinouye 尺八の話を持ち出したのは、レプリカというよりその時代の製法(モデル)が基準としてありますので、リコーダーなどではどうなのかな、と思ったのです。ベストの楽器があればレプリカでもかまわないでしょうし。
2010-11-21 01:17:26@lusthofmeester でもレプリカ自体あいまいだと思いませんか?結局は吹きやすいように現代的調整をしているわけですから。現代的楽器を作れと言っているわけではなく、当時のマナーででもモデルから離れる(どこから離れたことになるかは不明ですが)ことはありえると思うのです。
2010-11-21 01:20:54古楽に対しての根本的な誤解をお持ちだと思うのですが、昔のままということは不可能です。現代人が昔のものを参照して演奏しているだけです。どのように参照するかは個々の演奏家、現代の楽器製作家によります。参照するということを否定しては昔のものをやる意味はありません。 @tinouye
2010-11-21 01:24:15その参照度合の問題だと思っているのです。RT @lusthofmeester: 古楽に対しての根本的な誤解をお持ちだと思うのですが、昔のままということは不可能です。どのように参照するかは個々の演奏家、現代の楽器製作家によります。参照を否定しては昔のものをやる意味はありません。
2010-11-21 01:27:53@vespro1610m リコーダーも同様に残っている楽器を一寸一分コピーすればよいというわけではないと思うです。ただ、それによって作られる音の性質などから、よりよいものを追い求めたとしたとき、ずっと元のモデルに引きづられているものなのかどうかがわからないんです、。。。。
2010-11-21 01:30:28参照度が浅くてもいい演奏が可能じゃないの?という疑問であれば「そうかも知れないですね」と答える意外にありませんが、参照度を深めようという探求が「安易な逃げ」ではありえないと思います。RT @tinouye: その参照度合の問題だと思っているのです。
2010-11-21 01:34:19@tinouye 尺八はレプリカ不可能ですから(なにしろ竹一本一本同じ物はないので)製法ということになるのですが、リコーダーでより良いもの、というのはたとえば音程のとりやすさとか、音の出しやすさとかでしょうか?失うものもあると思うのですが。尺八の場合、明治モデルがまさにそうです。
2010-11-21 01:35:29