【ザ・ボイス そこまで言うか!】有本香さんの解説 2014/08/27

ニッポン放送の「ザ・ボイス そこまで言うか!」に出演した有本香さんの解説を抽出して要約しました。まとめたのは「ザ・フォーカス~成長戦略と女性の登用」と、それに関連する部分のみです。なお要約の都合上、言葉の省略や補足、順序の入れかえなどを適宜行っているので純粋な文字起こしではありません。飯田アナとのかけ合いなど割愛している部分が多いこと、ご了承ください。
ラジオ 有本香 ニッポン放送 ザ・ボイス
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ザ・フォーカス~成長戦略と女性の登用
こと @coto_labo
【成長戦略と女性の登用】(1)有本:国家公務員の採用は再来年から全体の3割以上を女性にするといっている。俗に言う「クオータ制」だと思う。結論からいうと、私はこれに反対。もちろん数字の上で見れば、日本は先進国の中でも女性が指導的立場、地位にいる数は少ない。 #ザ・ボイス
参考:クオータ制とは
リンク Wikipedia クオータ制 クオータ制(クオータせい、英: quota system)とは、政治システムにおける割り当て制度のこと。民主主義の帰結として国民構成を反映した政治が行われるよう、国会・地方議会議員候補者など政治家や、国・地方自治体の審議会、公的機関の議員・委員の人数を制度として割り当てることである。また、社会に残る男女の性差別による弊害を解消していくために、積極的に格差を是正して、政策..
こと @coto_labo
【成長戦略と女性の登用】(2)有本:これにはいろいろ理由があるが、性急に数を上げてしまおうということが果たしていいのか。これはまず男性にとっての差別。「逆差別」になる。男性も女性の登用の道をふさぐのかと言われるとまずいから、そういう声がなかなか上がってこないが。 #ザ・ボイス
こと @coto_labo
【成長戦略と女性の登用】(3)有本:本来は能力や任にふさわしいと思われる人が登用されるべきで、男女は関係ないはず。入り口から女性枠というのは、私は大反対。公務員というのは、今あらゆる業界の中でも女性が出産をしても仕事が続けやすい世界。民間企業に比べればだが。 #ザ・ボイス
こと @coto_labo
【成長戦略と女性の登用】(4)有本:つまり子供を産んでも仕事を続けたい人へのサポートを厚くすればいいこと。最初から女の人は3割入れてあげますよというのは男性に対しての差別であると同時に、実力で正当に評価されたいと思っている女性にとっても納得行かない話ではないか。 #ザ・ボイス
こと @coto_labo
【成長戦略と女性の登用】(5)有本:たしかに欧米先進国と比べれば遅々として進まないように見えるが、別にゆっくり進むことだって良いんじゃないか。相対的に言えば、そんなに日本の女性は虐げられていない。もちろん苦労している人はたくさんいるが。 #ザ・ボイス
こと @coto_labo
【成長戦略と女性の登用】(6)有本:自民党は野党時代にこの問題を議論して政策集に盛りこんだ。そのときにこの中心になって議論をしていた片山さつき参議院議員に、私はこの件で話を訊いた。片山議員自身はそういうことと関係なく、大蔵官僚としてキャリアを築いてきた人。 #ザ・ボイス
こと @coto_labo
【成長戦略と女性の登用】(7)有本:それなのにどうして?と聞いたら、突破口がほしいんだと。世の中には優秀な女性がたくさんいるが、永田町にはそういう人がなかなか来ない。だから枠を設けることで突破口が開く、後押しができると。そうかなと思って、私は納得いかなかった。 #ザ・ボイス
こと @coto_labo
【成長戦略と女性の登用】(8)有本:この前ある大学の関係者から聞いた話によると、理系の大学教員は女性が少ない。もともと女性の学生からして少ないわけだが、ある大学が女性を優先的に登用しますよという形で一般公募をかけたら女性の応募者が非常に増えたらしい。 #ザ・ボイス
こと @coto_labo
【成長戦略と女性の登用】(9)有本:要するに、どうせ一般公募で応募しても無理なんだろうというあきらめが女性研究者の中にもあったのが、登用しますよという文言を入れたことによって勇気づけられたという事例だと。そういう特殊な世界はともかく、私は公務員というのはまず反対。 #ザ・ボイス
こと @coto_labo
【成長戦略と女性の登用】(10)飯田:今の労働環境のシステムを変えずに女性だけを入れると、今度は女性の負担がどんどん増えていくような感じがする。 有本:その通りであまりこれを良いことというふうに捉えてしまうと、女性の負担が増えて少子化はますます進むんじゃないか。 #ザ・ボイス
こと @coto_labo
【成長戦略と女性の登用】(11)有本:大学を卒業して公務員になれる人の道がより開かれるわけで、いくら公務員がほかの業界に比べれば子育ての面で恵まれているとはいえ、やはり仕事をそういう形で続けていけば、子供産まなくてもいいやとかということもおそらく増えてきたりする。 #ザ・ボイス
こと @coto_labo
【成長戦略と女性の登用】(12)有本:それよりも今働いている女性、とくに子供がいても働き続けたいと思っている人たちの最も負担になっている部分を軽くすることを考えないといけない。それから子育てをふくめ、日本人のライフスタイルは相当負担が大きい。 #ザ・ボイス
こと @coto_labo
【成長戦略と女性の登用】(13)有本:東京大阪圏だと片道1時間の通勤は普通。これはやはり大変だろう。たとえば企業の中に保育所を作って……、というがじゃあ満員電車に小さな子供を乗せてくるんですか?と言ったら全然現実的ではない。それはやはりダメ。 #ザ・ボイス
こと @coto_labo
【成長戦略と女性の登用】(14・了)有本:霞ヶ関の役所には保育所のあるところもあるが、役人は近いところに住んでいる。そういうところもふくめここをまずやるべきで、定員ありきというのは大反対。 #ザ・ボイス
感想への回答:続・成長戦略と女性の登用
こと @coto_labo
【続・成長戦略と女性の登用】(1)有本:反対の意見に同感だというメールを圧倒的にたくさんいただいている。最近の新聞報道などを見ると、まるで世界中クオータ制を入れているように書いているが、ヨーロッパでも反対論がすごく多い。欧州でもクオータ制を入れているのは6か国。 #ザ・ボイス
こと @coto_labo
【続・成長戦略と女性の登用】(2)有本:イギリスやドイツなどは非常に反対論が多い。EUでも2020年までに企業の社外取締役の40%を女性にしようというような案が出たら、もう大反対。クオータ制を入れている北欧諸国までもが反対に回っているという状況。社外取締役ですらも。 #ザ・ボイス
こと @coto_labo
【続・成長戦略と女性の登用】(3)有本:クオータ制には反対論も根強いということもちゃんと伝えなければいけない。たとえば韓国などは国会議員にもクオータ制を入れているが、女性国会議員の比率が最も多い国はどこかというとルワンダ。 #ザ・ボイス
こと @coto_labo
【続・成長戦略と女性の登用】(4)有本:こういうランキングは政治家にしてみれば気になるだろう。それから安倍総理は、たとえばちょっと関係ないみたいだが慰安婦の問題などもあって、国際的な評判を上げるためにこういう政策を進めたいという政治的な意図はあるだろう。 #ザ・ボイス
こと @coto_labo
【続・成長戦略と女性の登用】(5)有本:ルワンダのような新しい国などでは逆に設計的に女性を登用できる。でも日本の場合は国柄がちがうし、そんなことをする必要もない。むしろ子育てで大変だという環境をもっと改善する施策さえ打てば、黙っていたって女性はもっと増える。 #ザ・ボイス
こと @coto_labo
【続・成長戦略と女性の登用】(6)有本:それから今だって女性の活躍の場は十分広がっている。徐々にだが。だから手っ取り早くということをやめた方が良い。手っ取り早いことには必ず副作用がある。むしろ有能な人が腐っていく危険性の方が高いと私は思う。 #ザ・ボイス
こと @coto_labo
【続・成長戦略と女性の登用】(7)飯田:UN Women事務局長のヌクカ氏もクオータ制に反対している。 有本:2段階あって日本のような社会の場合、別に社会進出したくない人までさせなくてもいい。それから社会進出したいという人が、子育てとの間で苦しむことをなんとかする。 #ザ・ボイス
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