《原発事故による健康被害がありうることを「証明」するよりも、健康被害の最小化を重視したい》

自己ツイートをまとめました、 小児甲状腺がんの多発は、今や日本国外から見れば隠しようもない事実ですが、 日本では「証明」ができないと被曝防護も検診充実も医療支援も受けることが困難なようです。 私の最優先事項は、健康被害の最小化、です。
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宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

私の基本は、 子どもも大人も高齢者も、 福島県民も県外在住者も、 可能な限り被曝を防護すること、です。 危険地域や産業からの撤退を掲げない政治家には、賛同できません。

2014-08-29 18:49:35
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

@karitoshi2011 なぜ、事故前から原発作業員の大人にも放射線被曝管理があったのか、 まともに考えれば、同じレベルの管理ができていない福島県の一般地域で 「産業復興」とか、納得できません。 大人も、放射性物質から守ってください。

2014-08-29 18:52:02
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

原発事故発生から4年、事故収束の方法さえ見つからない原発がある福島県の知事選挙で、 放射性物質の大人に対する害、今生きている人間が死ぬまでの間には害を消すことができないこと、 以上2つをまともに認める候補予定者が一人も見当たらない。 旧ソ連では、4年目に自主避難者が急増したのに。

2014-08-29 20:08:48
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

ええと。 今、昨夜流れてきた「小児甲状腺癌手術の内、保護者の希望が強いために手術したのは2例」という話を見て、「何を今さら。被曝で健康被害が出るのは自明のはずなのに」と思っているのだが、TLを見ると、必ずしも自明と受け取る人ばかりではない事に、 改めて衝撃を受けている。

2014-08-29 21:27:06
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

@karitoshi2011 原発作業員が、外部被曝を低減するためにアレだけ厳重に被曝管理をしてる理由を考えれば、 内部被曝や放射性物質の体表付着が当然のようになっている事故後の環境で、 原発作業員より遥かに過酷な被曝をしているのは、 説明が不要だと思ってたのに。説明が必要か。

2014-08-29 21:29:52
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

原発事故による健康被害の可能性を否定してきた「専門家」や「科学者」が言っていることは一つ覚えだ。 「証拠を見せろ」 その人たちの言葉はまるで、追い詰められて開き直った被疑者のようだ。 健康被害という現象を発生前に回避・低減しようとする側になぜ、証明責任が発生するのだろうか?

2014-08-29 23:17:06
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

私は別に、健康被害の責任追及を第一にしようとは考えていない。 優先したいのは、健康被害の最小化だ。 健康被害があることを論理的に「説明」できれば充分で、「証明」は不要だと考えてきた。 「証明」になる健康被害が出てからでは遅すぎるからだ。 @karitoshi2011

2014-08-29 22:17:13
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

しかし、健康被害を否定する側は 「証拠を出せ」「証明しろ」と言い続けてきた。 私も含めて、健康被害を心配する人の多くは、その土俵に上ってしまってきた。 健康被害を否定する側に、中央・地方政府、医師、科学者、資産家、報道組織の多数が与したからだ。 @karitoshi2011

2014-08-29 22:23:33
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

過去最悪の原子力発電所事故を発生させている最中に、 過去唯一の核兵器軍事使用の被害国で、 過去の放射性物質による健康被害を誤魔化してきたために、 今頃、放射性物質の危険性を証明しなければ、健康被害の可能性を認めさせることができなくなっていた。 @karitoshi2011

2014-08-29 22:26:20
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

「過去の放射性物質による健康被害」とは、 核爆弾投下後の生存者と入市被爆者に関する晩発性の健康被害と、遺伝的被害を含む。 水爆実験の影響で被曝した多数の漁船乗組員の健康被害を含む。 原発労働で発生した健康被害を含む。 この国では、それを隠してきた。 @karitoshi2011

2014-08-29 22:29:51
ウメ @umefue

@karitoshi2011 爆心地から離れた病院などで救護中に残留放射線を浴びた救護被爆者(三号被爆者)も加えてください。お願いします。

2014-08-30 00:06:45

ご指摘ありがとうございます。
残留放射線が影響した人たち(三号被爆者)の健康被害も、含みます。

宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

50年以上生きてきた私にも責任の一端はあると自覚した上で書くのだが、 この国では、問題を明らかにせずに隠すことが 「穏便に済ます」「大人の対応」とされてきた。 問題を明らかにすることは、 「馬鹿なことをする」「子どもじみた対応」とされてきた。 @karitoshi2011

2014-08-29 22:32:53
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

「被害者の傷を癒すため」とごまかしてきたことが、 今さらになって、論理的には自明であったはずの、 「被曝による健康被害の心配」の合理性を証明させられる事態を招いてしまった。 原発事故発生から3年半経過して、良心的な人々は「証明」をしようと尽力中だ。 @karitoshi2011

2014-08-29 22:36:05
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

ここまで時間が経過し、今尚、健康被害を否定する人々が、 政治、科学、報道、経済の全ての面で実権を握り続けている以上、 最早「証明」をする以外に、健康被害という「可能性」を認めさせることは困難なのかもしれない。 それも、国内的な「証明」を。 @karitoshi2011

2014-08-29 22:41:51
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

「ヒバクシャ」に対して最も厳しい基準で健康被害を認定してきた政府は、 この日本政府だ。 核兵器の軍事使用被害を受けた唯一の国が、 「ヒバクシャ」に最も冷酷な政府だ。 それはおそらく、日本が「先進国」の中で最も人権を軽視している事と無縁ではない。 @karitoshi2011

2014-08-29 22:55:19
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

福島県だけでなく、日本のマスコミも「組織」としては認めないだろうが、 チェルノブイリ原発事故の健康被害を 「急性被曝による死亡28人の他は、小児甲状腺癌増加があっただけだ」と言っている組織は、今や日本政府と日本の政府組織だけなのだ。 @karitoshi2011

2014-08-29 22:44:30
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011

もう一度本題に戻る。 「証明」は要らない。 必要なことは「健康被害の最小化」だ。 この国の政府の用語で言えば「リスクの最小化」だ。 「リスクの理解」でもなければ、「リスクコミュニケーション」でもない。 被害者が加害者に理解を強要されるなど、異常だ。 @karitoshi2011

2014-08-29 22:50:39