ライスのアニメ感想:#35 STARDRIVER 輝きのタクト(8)
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STARDRIVER 輝きのタクトEp.8「いつだって流星のように」 結局、退場になったのはスガタではなくサカナちゃんだったというお話。
2010-11-21 22:40:36南十字島の四方の巫女によって、話を区切っていると考えると作品は4部構成なのかなあと。だから今回の退場は一区切りの意味合いも含めてるんでしょうねえ。
2010-11-21 22:42:59ともすると、バス停とバス車内のシーンでワコ、サカナちゃん、ニチ・ケイト、新キャラ(EDで確認するとヨウ・ミズノという名前)が四方の巫女なのと思っていいんでしょうね。
2010-11-21 22:46:54ところでワコ=W、サカナちゃん=S ニチ・ケイト=N(ニチ)、ヨウ・ミズノ=E(ヨの反転)で方角のイニシャルが揃うのですが、さすがにヨの反転で「E」というのは自分で考えておいてどうなんだろうという気はする。ただ反転になんかの意味があるのかもしれない。まあここらはよく分かりませんw
2010-11-21 22:49:08「人生という冒険は続く」という彼女の台詞にあるとおり、ヘッドの大きな鳥かごに納まっていた彼女の冒険は南十字島から出て行くことで再び動き出したのではないかと思うわけで。
2010-11-21 22:55:37バス内の会話でサカナちゃんは「ヘッドのことを好きだったし、向こうも私のことを好きだった。けどお互い好き合っていても上手くいかないこともある。だから島を出て行く」という話をしてましたが、かなり割り切った態度だなあと思います。
2010-11-21 22:58:16島を出て行くサカナちゃんに対して、島に残るヘッド。人生という冒険を考えるならば、留まっている方に幾ばくかの問題が介在しているのではないかと思うわけで、ヘッドの問題はかなり根深そうに思えます。
2010-11-21 23:00:34一方、サカナちゃんは四方の巫女としての役目は第一話でとうに終えていて、いつでも出て行けるような状態にあったとも考えられそう。となると、ヘッドのエゴを分かってて自ら、鳥かごに収まっていたということも考えられますね。
2010-11-21 23:02:29で、結局。サカナちゃんはヘッドを見限ったともいえるし、自分の冒険を再開したとも言える。どちらにせよ、青春といえる、ある時期、フェーズが終わった。人生を成熟させるために島を離れたともいえる。彼女は大人への第一歩を歩みだしたんではないかと。
2010-11-21 23:04:59で、サカナちゃんの退場を尻目に、ギクシャクしてる主役サイドはその青春の真っ只中で葛藤してる最中と言えそう。特にスガタとタクトは思い切り、ぶつかり合っていましたねえ。
2010-11-21 23:12:55スガタの持っていたナイフはワコを守るためというのも不器用さ全開でしたが、ロボット戦での殴りあいも、拳でぶつかり合うという青春の王道を走っていると思いました。ただそこをロボットでやってしまう辺りがドラマ的にひねくれているところだと思いますが。
2010-11-21 23:17:28やっぱりロボットの造形と操縦するキャラの人格が一致してるって考えて良さそうに思います。Cyborg(サイボーグ)ならぬCybody(サイバディ)という。ゼロ時間内で葛藤する人格=ロボットって考えで。ただまだ謎は多いところではある。
2010-11-21 23:21:47そもそも今回なんか普通に喧嘩すればいいところをロボット戦に持ち込んでいるところは現代的というかヴァーチャルというか、隔絶というかまあ、とにかく表現としても話としてもストレートじゃない。やってることはものすごくストレートなのですが。
2010-11-21 23:24:26そこいらが面白いとこではあると思うんですけども問題点でもありそうな。核心にはまだ近づかない感じをひしひしと感じますね。
2010-11-21 23:27:30ゼロ時間内で雨が降っていて、スガタとタクトの戦いが終わるのも、「ヒロインが原因で男二人が雨の中殴りあって喧嘩する」というベタベタな展開を新鮮に見せようとしてるのかなと。こう見てると、すごく青春してる作品ですよね。
2010-11-21 23:30:47喧嘩が終わって夕日の下で喧嘩した二人が笑いあうというのも青春だなあとw タイマン張ったらダチじゃないけど、ぶつかり合って分かりあうってこともあるだなあと。
2010-11-21 23:33:23で、結局、ベニオは男の喧嘩に入り込めなかったし、入る余地も与えられなかった。男なんて思うがまま、簡単に操れるっていう彼女の矜持も崩れ去った。少しかわいそうだけど、彼女の役割はスガタを目覚めさせた時点で終わってたんでしょうね。
2010-11-21 23:37:46あ、あとスガタとタクトの喧嘩というか一連の流れはなんだか梶原イズムの匂いがしました。読んだわけじゃないけど「愛と誠」の雰囲気とか例えば「あしたのジョー」のジョーと力石や、「巨人の星」の飛雄馬と花形みたいなライバル関係みたいなのを想起させられましたね。
2010-11-21 23:42:37