デジタル耳せん体験から考えた環境音などの視聴覚刺激と身体の関わりについて
- mamiananeko
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とりあえず、デジタル耳せんのおかげで換気扇の音でイライラしたりダウンすることはほぼなくなったので、生産活動に脳みそ使える時間は思い切り増えたな。
2014-09-02 14:24:11知覚の問題は心身のあちこちで「滞る」という問題をもたらすのかもしれない。 換気扇の音は私の思考を滞らせるし、大音量のストラヴィンスキーは私の言葉を滞らせる。 知覚刺激の過剰があちこちを堅くして結果として出るものを滞らせるというイメージだな。
2014-09-01 14:12:34世の中のモノも制度も、音や光の感じ方が基本的に同じだという前提で設計されているよな。でもサングラス好きな人もいるしそうじゃない人もいるし、オーディオ機器やオーディオ環境に凝りまくる人もいるが、全然無頓着な人もいることから結構違いがあることは明らかだよな~。
2014-09-02 13:42:40音や光の人体への影響って、別に自閉症の感覚過敏ほど強いモノでなくても結構あるかもしれない。ただ、人によってその影響うける程度が全然違うといったことは充分にありうるだろう。 となると丈夫な人を基準に「大丈夫かな?」でつくられたモノによってダメージくらう人が出る可能性はあるよね。
2014-09-02 13:50:27知覚は人と比較がしにくいものだから、不便がない、不快感がないというのも実はあまりあてにならない。だから視聴覚に問題を感じない人だからといって、視聴覚刺激で心身にダメージをうけないとは限らないと思うのよね。こうあれこれ機器の動作音が多くなってくるとその辺を考えた方がいいかもね。
2014-09-02 13:56:49音にしろ光にしろ、自閉さんは過敏の域までいきやすいとはいえ、自閉さんでも意識してない部分でダメージくらってる感はあって、それ考えると、音や光といった刺激を意識しないからといってダメージくらってないとは言い難いと思うわけ。
2014-09-02 15:13:06デジタル耳せんつけると身体が伸び伸びするような感じは続いてる。この伸び伸び感はフェルデンクライスのボディワークレッスン受けた後のリラックス感覚とよく似ている。換気扇まさしたままうっかり耳せんはずした状態でいるといつの間にかからだがまた縮こまっている感じだ。<続く>
2014-09-02 21:23:11<続き>そこから思うのは知覚刺激と身体機能は関係しているんじゃないかということだ。そしてそれはロルフィングの藤本靖氏の「身体のホームポジション」 という本に書いてあった「外部感覚」と「内部感覚」をバランス良く使うことで身体の動きが良くなるという話とも通じる。<続く>
2014-09-02 21:23:23<続き>身体のどこかに緊張が生じれば生理機能にもさまざまな波及が及ぶことは充分考えられる。視聴覚刺激が原因の緊張に限って言えば、視聴覚刺激のコントロールによってそれを予防・回復できる可能性も充分あるだろうし、こういった緊張は従来考えられている以上にあるのかもしれない。<続く>
2014-09-02 21:23:36<続き>音や光といった視聴覚刺激は多分に侵襲的な刺激だ。目をあいている時は自動的に焦点が合ってしまう場合がほとんどだろうし、耳栓などをしなければ音も勝手に入ってくる。とはいえその刺激を介して多くの情報収集をしている以上、むやみに遮断するわけにもいかない。<続く>
2014-09-02 21:23:48<続き>今の時代は音や光はちょっと前に比べて格段に増えている時代だ。音や光に対しての耐性が低いひとにとってはかなり辛い時代とも言えるかもしれない。視聴覚刺激への曝露の質や量をいかにコントロールしていくかは聞こえや見え方だけでなく、心身の健康にとっても重要である可能性がある。
2014-09-02 21:24:01感覚の壺というものを考えると分かりやすいかもしれない。下に蛇口のついた焼酎サーバーみたいなやつ。 人によって大きさの差や蛇口の太さが違って、自閉さんなんかでは蛇口が細い為に視聴覚のオーバーフローを起こしやすいと考えればいい。 p.twipple.jp/gp3Nz
2014-09-03 13:08:42要らない刺激を捨てる蛇口があまり太くない人だと、視聴覚刺激が多い環境では下のラインを超すケースが結構あるんじゃないかと思うのよね。
2014-09-03 13:11:02