ドボク鎮守府　提督へのインタビュー【国土滅ブ時、艦娘モ死ス】

まも（C102お疲れさまでした） @Kojimamo

「艦娘はなにも艦娘だけが深海棲艦と戦うわけではありません。 艦娘というものは… この大洋に浮かぶ島々や大陸、この自然、この山や河 そして工場も発電所も道路も鉄道も、彼女らが帰るべき港も　 必要なんです。」 #ドボク鎮守府 pic.twitter.com/5rcECnqma6

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提督「そしてそれらを取り巻く生き物や村や都会に 先人の遺した遺跡と一体なんです。 人間だけでなく艦娘も…霊峰富士山、雄大な日本アルプス 利根川や佐多岬は全部同じなんです。 このデリケートな自然が、島が、国土が崩壊してしまえば もう艦娘というもんはなくなるのです…」 #ドボク鎮守府

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提督「私はこの国が、この海が、様々な産業交通インフラが栄えるこの世界に惚れて…いや愛しております。瀬戸内をゆく船達、人々、大煙突から煙を吐く科学コンビナート、夜を照らす製鉄所の高炉の灯り…みんな大好きです」 #ドボク鎮守府 pic.twitter.com/xxu0R8cYfp

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提督「私は起重機船で色んなモノを吊って運んできました。 日本の発展の為にと据え付けえた科学コンビナートのプラントは可愛かったです。とても美しい工業プラントの子でした。 でも、その子が事故で公害を引き起こし…」 #ドボク鎮守府 pic.twitter.com/F1L82w3fT2

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海洋汚染で漁場が汚れ…奇形魚が… 漁師達の怒りと嘆きに怯える化学プラント 自分は何の為に生まれてきたんだと何度も言っていたそうです。 彼女がいなければ触媒科学…界面活性剤が作れず洗剤も農薬も作れない… このような葛藤が高度成長期の時にあちこちで起きたのです。 #ドボク鎮守府

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その為に公害防止の法律を整備し、事故対策や公害対策装置を整備して市民も国も県も、メーカーも色んな機械達も闘ってきました…。 今でも様々な問題はありますが、そうやって地道に解決してきたのです。 #ドボク鎮守府

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高度成長期の瀬戸内には光も影もありました。 でも、だからこそ工場や海も自然も愛しいのです。 私は90年も生き延びてきた起重機船なので色んなモノを見てきました。 様々な恩讐を乗り越えて生きる姿こそ至高だと思います。 好きになってしまえば欠陥すら愛しいのです。 #ドボク鎮守府

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だから私はその国土に刃を向ける深海棲艦には容赦をしません。 起重機船でも闘う事はできます。国土強靭化に貢献する事です。 その為に国連統合海軍設営隊の司令官となりました。 今では「艦隊これくしょん計画」による艦娘量産化により彼女達の力を借りる事ができます。 #ドボク鎮守府

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提督は言い終えると、とある写真を青葉に見せた…。 『2000・2/6　東海原子力発電所の深海生物災害緊急工事記録』とある。 戦艦ル級のエリートシップの死骸を艀に載せている起重機船としての提督の姿だった…。 #ドボク鎮守府

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提督「こいつはね、原発を砲撃しやがったんだ。だから頭に来てテトラポッドやケーソンを振り回して、とっちめてやったんだよ」 青葉「…司令官…やはり貴方は化け物ですよ…　言い方悪いですけど」 提督「今ほど、艦娘達が揃ってなかった頃なんだ。クレーン船でも闘ったさ」 #ドボク鎮守府

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>提督の正体が国土の転生 長良｢これ絶対、司令官の事だと思う。だって道路も鉄道も発電所も工場も、更に山とか川とかも好きじゃん？もう国土LOVEじゃん？｣ 名取｢前に沿岸砲撃を仕掛けてきたタ級を、パイルドライバー撃ち込んでなぶり殺してました…｣ 五十鈴「化物ね…」 #ドボク鎮守府