近代仏教と青年

島薗進 @Shimazono

岩田文昭『近代仏教と青年―近角常観とその時代』（岩波書店）amazon.co.jp/%E8%BF%91%E4%B…　日本の精神分析の独自概念「阿闍世コンプレックス」を構築した古澤平作は近角の大きな影響を受けた。その近角を新資料で読み解く。

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岩田文昭『近代仏教と青年―近角常観とその時代』（岩波書店）amazon.co.jp/%E8%BF%91%E4%B…　『懺悔論』（1905）は『出家とその弟子』に先立ち求道青年の心を揺さぶる。清沢満之、及びその門下と近角は深い関わりがあった（東大正門前の求道会館を見よ）。

島薗進 @Shimazono

岩田文昭『近代仏教と青年―近角常観とその時代』（岩波書店）amazon.co.jp/%E8%BF%91%E4%B…　近角は三木清、武内義範など京都学派の哲学・宗教学にも強い影響を及ぼした。また、宮澤賢治一家とも深い交流があった。

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岩田文昭『近代仏教と青年―近角常観とその時代』（岩波書店）amazon.co.jp/%E8%BF%91%E4%B…　宮澤賢治の父政次郎は近角常観に賢治の妹トシの指導を願った。だがトシは従わなかった。新資料で解明。賢治と真宗の関わりにも新たな光を当てる。

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岩田文昭『近代仏教と青年―近角常観とその時代』（岩波書店）amazon.co.jp/%E8%BF%91%E4%B…　碧海寿広『近代仏教のなかの真宗―近角常観と求道者たち』（法蔵館）amazon.co.jp/%E8%BF%91%E4%B…　は異なる側面から、近角常観が近代仏教のもたらしたものに迫っている。

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碧海寿広『近代仏教のなかの真宗―近角常観と求道者たち』（法蔵館）amazon.co.jp/%E8%BF%91%E4%B…　「内面」を表現する近代文学（参・柄谷行人）の背後に真宗の「人格の仏教」があった。キリスト教における内村門下に対応する仏教青年の動向。