「生き方と科学は同一の構造を持っています。こんにちの科学は、人の生き方と切り離され、あたかも独立して存在できるかのように考えられていますが、真の客観的な考え方としては、生き方が科学を作り出すということです」松村潔
2011-12-07 04:18:56「そうすることで、いいなりにならない人を集団的に力で押さえ込むことができるようになったのです。すべての基準は、他者、そして社会にあるように考える習慣が身についたのです。それ以上の遠いところを見てはならない、と」松村潔②
2011-12-07 04:23:13「というのも、小さいことでも、大きいことでも、まったく同じ構造で、ある時が来ると誰でもサケメとしての挫折の瞬間が訪れるからですね。この時に方向性を打ち出さないといけない。この瞬間にハンドルを握ると良いです。それ以外は手を離しても、脱輪しない。自動運動しているので」松村潔③
2011-12-07 05:02:38「時代は未来にいくほど、同時に、古い時代に戻る。ある意味、時間というのは円環構造に似ている。なので、わたしたちが、より大きな環境に開かれ、回線が回復するときに、それは回線が断ち切られたときの場所を逆位相で通過すると思う」松村潔④
2011-12-07 05:25:14「肉体が生存しうる数十年で自分が終わりと考えるのは、虫の寿命に同一化しているみたいで、これは精神病のようなものかもしれないです。自殺したり暴力をしたり、さまざまな社会的な問題の根底には、死の恐怖があるので、この恐怖と緊張感を緩めることで、かなりのことが解決すると思います」松村潔①
2011-12-29 16:17:40「形の中に、底まで、しっかりと魂が入る必要がある。これが最も重要なことです。それができなくて、例えば、下三分の一ほど、まだ本人が入っていない場合、その下三分の一は通念が支配します。本人がそこにいないので、眠りが入り込むのです。それは『わたしではなく、他者に奪われたもの』」松村潔②
2011-12-29 16:33:40「奪われている者、すなわち素性の怪しい者、と、わたしは考えます。社会的な地位とか、権威性はこの場合、直結しない。地位が高くても素性の怪しい人は多いのです。むしろ素性の怪しい人こそ、地位で守ろうとするかもしれない」松村潔④
2011-12-29 16:36:37「会社の方針に不満だが、しかし会社が言うのだからしょうがない、食えなくなったらおしまいだから、という正当化は、母殺しができていなことの言い訳で、やはり甘えであることは言うまでもないです」松村潔⑤
2011-12-29 20:09:52「母に力を奪われて、人間としての虚脱状態になった人は、集団に従順な人を作ります。この集まりができると、責任の所在を押しつけ合う集団になってしまうので、かなり無責任です。意志の所在が自分のところにないために、どこに転んでいくのか、誰にもさっぱりわかりません」松村潔⑥
2011-12-29 20:11:37RT「無明庵は『現代人は魂が希釈されていて、単独の魂を持つ人間はほとんどいない』と。グルジェフだともっと極端で、道を歩いてる人々を指さし『ほら、あそことあそこのあれは魂がない』と言ったりしていたらしい。希釈でなく、不在。人間存在というよりも、残像」松村潔⑦@kibakoichi
2014-09-05 08:52:47「母殺しというのは、魂を奪還することです。父殺しは?と質問する人がいるかもしれないけど、これ入れ子構造なので、別の話をしているわけではないです」松村潔⑧
2011-12-30 08:28:03「何か直線的に進んでいる時には、その人は眠り、流れが中断された時に、目覚め、その目覚めが不快な怒りにつながることもある。現実には反対で、この中断された瞬間のみ、人は意識的になり、自分に戻るチャンスがある。 具合が悪くなった時に、何を考えるかということが、人生を支配する」松村潔①
2012-02-12 21:38:31因果そのものに乗らない、という話を、占星術家の松村氏が、以前雑記で書いていた。「因果を減らすために善い行いをする」と考えていること自体が、因果のシステムに供与してると。世界的な一神教のほとんどがこれになってると思う。開祖の人達は、おそらく正反対のことを言ってたはず。
2014-02-22 18:40:06