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nanashiborger
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今日の視聴感想について。まずメダロット魂に代わりましてこの作品から。 pic.twitter.com/KKRA1dhgJb
2014-09-06 02:17:52

アニメ版ミクロマンについてである。この作品は16話までしかDVD化(全52話)されていなかったので視聴する手段がなくて困っていた。本日からDアニメストアで配信されたのでようやく視聴する事が出来る。ちょうど15年目のマグネパワーズ。
2014-09-06 02:19:07
実は本放送時そこそこ見ていたので懐かしい(後半の方をあまり覚えていないのだが……)一応ロボットマンが登場する観点からまぁロボットものと大目に見る。
2014-09-06 02:19:59
とりあえずミクロマンについては1、2話を見たことになるのだが……当時を考えても結構時代錯誤している印象が強い。良く言えばコテコテの正統派、悪く言えば昔何処かで見たような……という印象
2014-09-06 02:21:29
要は話の転がし方がテンポよく進んでいるのだが、アクロイヤーの地球侵略作戦がかなりコテコテに仕上がっていて、なんか70年代のヒーローアニメっぽさが強い。ここは結構見る人によって印象が変わるかもしれない。
2014-09-06 02:23:00
一応個人的にはアリだと考えているが、ちょっと古臭いフォーマットで話が進んでいるかな……って所も少々。
2014-09-06 02:23:27
良い点に触れると本当にテンポ良く出来ている。人間側の主人公・耕平達の日常から家に届いていた謎のミクロマン5人から知らされるアクロイヤーの地球侵略計画とミクロマンの戦いに人間の協力が必要とのテーマを提示してのバトルまでが冒頭7分で済まされてしまっていて驚く
2014-09-06 02:25:37
Aパートが終わっていないうちに、地球にアクロイヤーの侵略の魔の手が既に伸びており、TVを付けた途端に謎の自動車暴走事故が多発しており、その自動車暴走事故の黒幕がアクロイヤーだと断定するまでの流れが凄い。
2014-09-06 02:26:31
耕平とアーサー達が協力するきっかけとして、耕平が黄金虫の命を大事にする優しさを持っている点がクローズアップされていたが、それも冒頭2分程の出来ごとで描かれていたものだった。
2014-09-06 02:27:40
ここら辺は見方が分かれるかもしれない。主人公とヒーローとの関係を持たせるきっかけが弱いと思う意見も出てくれば、子供たちだけの秘密でもある手乗りヒーローに誰でも仲間になれるとの親和性を持たせる意味もあったのかもしれないと。
2014-09-06 02:28:36
ただ、ミクロマンの面々と地球人が協力して戦う件は今一つピンと来ていないかも。耕平達3人の子供がミクロッチという腕時計でミクロサイズで行動する事が出来るのは知っていたが、それがミクロマンにとって戦う際に必要な要素と説明されていたが……。
2014-09-06 02:29:45
ただ地球で戦う際にミクロマンは地球人から遺伝子の情報をミクロッチを通して提供してもらわなければならない点が彼らがミクロ化する点とあんまり関係性が思い当たらないかもしれない。
2014-09-06 02:30:23
ちなみにキャラクター面で触れると、アクロイヤー側のキャラが強烈である。なんというか中の人にアドリブ上手の人を持ってきている訳で、最初に出てくる敵・コブラージが千葉繁さんである。
2014-09-06 02:31:54
冒頭からいきなりアドリブを飛ばしてくるようで特に得意技の噛みつきを見せる際に「ラジオ体操で鍛えた顎の力」と言ってしまう辺りは不覚にも噴いた。
2014-09-06 02:32:31
また偶然だがデモン3幹部のブルー、グリーン役は山崎たくみさんと故・塩沢兼人さんが演じられていた事に驚く。ブルーはクール系の演技、グリーンはオカマ系の演技なのだが何となくで聞いていると結構聞き分けがつかない。
2014-09-06 02:33:41
マグネパワーズの面々の描写としては、第1話の時点で全員の得意能力が提示されなかったのはちょっと意外だったかも。ウォルトは水使い、オーディーンは炎使いの設定があるが以外にもこの頃はまだその力を披露していない。
2014-09-06 02:35:17
逆にあまりエジソンは戦闘要員としての描写はなかったが、第1話で暴走パルス装置を破壊する為に狙撃の腕を披露する一面があった。イザムは剣使いキャラとして、アーサーはやはり超磁力ブレイクを決め技として使ってくれる pic.twitter.com/M4ps5917MA
2014-09-06 02:36:49

余談。耕平の引き出しから出てきたタミヤ模型のプラモ。本放送当時、レッツ&ゴー!!シリーズの後番組として放送されていたのだがその関係もあってのお遊びとか? pic.twitter.com/q3J3rwv4qU
2014-09-06 02:38:00

第2話……第2話にして、浦沢義雄先生の回である……が、正直結構真面目な様子で話が作られていることに驚きを隠せないかもしれない。シリアスな浦沢脚本は新鮮と言えば新鮮。
2014-09-06 02:39:35
この時点でなんかすごい事を書いている気分だ。シュールな作風はほぼ存在しない。むしろアクロイヤーの侵略と地球を狙う理由についてベタながら真面目に組み立てられており、Aパートの日常ネタを戦闘へと持っていく小ネタも良い具合に活かせている。
2014-09-06 02:40:56
単純に話の組み立て方のうまさを知らされるような回だ。浦沢先生からお得意のシュールなギャグ路線を禁じ手にしても面白い話が出来るとのかと新鮮だった。クレジットで名前を見た時には目を疑った。
2014-09-06 02:41:48
肝心の話については、アクロイヤーが子供が学校で集団教育を受けて育つことに着目して、アクロイヤーは学校の教師陣を洗脳して子供達にアクロイヤーの尖兵として教育させて勢力を拡大させる題材。
2014-09-06 02:43:25
ここら辺はどちらかとなると、特撮もので悪の組織が子供達を洗脳教育する為の作戦とかでよくありそうなパターンかもしれない。ただ別に際立ってシュールな題材で作戦を展開しているといういう点でもない。
2014-09-06 02:44:09
その後校長先生がかろうじて助かった後のネタとして、彼の取った行動が“子供を危険にさらさない“との事であり、担任の到着を待つ全校生徒に職員は全員研修に出かけてしまったので休校日と伝えるのを忘れてしまった点、下校までが授業と集団下校で帰らせるとの判断が光る。
2014-09-06 02:45:37
この校長先生が取った行動が、アクロイヤーが巣食う校舎という危険性を生徒達に伝えたらパニックは避けられないとの事であり、子供達が平然とした様子で帰らせるには嘘が必要。また集団下校で帰らせることで生徒達の狙われる危険性をさりげなく削減しようとする姿勢が見られる。
2014-09-06 02:46:55