冨士山アネット/Manos.[醜い男]JAPANTOUR2014感想まとめ
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イェリネク祭の次はマリウス・フォン・マイエンブルク祭(超絶言いづらい)でここはひとつ。『醜い男』も本当にいいけど、『火の顔』も傑作だよ。
2014-09-29 15:41:54冨士山アネット/Manos.『醜い男』@アトリエ劇研。圧巻!均一な美しい顔が世界に増殖していく気味の悪いさまを丹念に追う戯曲の完成度もさることながら、強烈な役を演じ分けてなお苛烈さを増していく俳優、簡素な美術をちょっとしたアイディアでめまぐるしく変容させる演出…全く隙のない作品。
2014-09-29 15:34:59冨士山アネット「醜い男」面白かったな。今年のベスト3には入る面白さだった。これでバトラーちゃんと読んだらきっとインスピレーションが湧く気がしたよ
2014-09-29 02:12:54『醜い男』特筆すべきところをもう一つだけ。衣装が抜群にイイのだ。舞台衣装はあくまで舞台上だからイイものと、普段使いしたいくらいイイものに別れる。『醜い男』の衣装は後者。しかも上級者の印象。福原さんは川久保玲のギャルソンっぽいし、大原さんはエンジニアードガーメンツで見た気さえした。
2014-09-29 01:07:05『醜い男』大原さんはどっかで最近観たはず…と思っていたら、城崎での食人鬼役であった。あの役は素顔がわからんからね。(笑)インチキ臭さ、傲慢さが実に良かった。作品的には安部公房の『他人の顔』が連想させれた。映像を使った演出が効果的だったが、あくまで芝居ありきである。
2014-09-29 00:14:54『醜い男』 まず、クロムの板倉さんを主役に据えた時点で、ナイスというしかない。中林舞さん、ショートヘアも麗しいが高いヒール、膝までの足のラインが実に美しい。ダンサー、バレリーナのそれである。福原さんの無自覚に小生意気な感じもいい。
2014-09-28 23:58:08『醜い男』富士山アネット 面白い。コンテンポラリーダンスだのパフォーマンスだのがどうも苦手な私だが、実に面白かった。というのも、非常に演劇的だからである。そこにセンスのある動き、演出が加わる。そして、役者が全員魅力的。面白いよ、そりゃ!の世界である。映像、音楽もいい。
2014-09-28 23:35:59冨士山アネット『醜い男』初めて見る大原さんは、ルックスのままの硬派な演技かと思いきや整形外科医のひょうひょうとした演技のギャップが。シリアスな局面でパクパクと何を食べてたのか?(笑)そして、板倉さんは圧巻でしたね。醜いも美しいも同じ顔で演じ分け。プレゼンbeautifulでした。
2014-09-28 23:04:48冨士山アネット。一年ぶり三度目の中林舞さん、今回の二役、憂いのある美しい妻とゲスなマダムも別人のよう。福原さんも一年ぶり。初めて見た羽衣の双子を彷彿とさせる変態っぽさと、助手の譲らなさ加減もスタイリッシュなルックスでいいスパイスに。一ヶ月後の羽衣でも楽しみな御二人。
2014-09-28 21:22:18冨士山アネット「醜い男」やっぱり一番大切なのは、人と人との絆なんだなあ、ってことだと思う。ファジーな夫婦関係って理想ですよね。鏡の中の自分に語り掛ける男が、その演技込みで自分を検証していて、そこまで追い詰められた彼がまさに自業自得で、何かよく分からない迷宮に迷い込む。ちょけてた。
2014-09-28 21:16:21富士山アネット「醜い男」のレビューツイート見てると、あまりに自分の演劇の物差しがなさすぎるな、と思ってしまった。それだけ、奥が深い。ステレオタイプでは語れない、演劇の魅力というか・・・あの演出は、やはり今の演劇の中でも、斬新だったのかな?と。きっとそうですよね?これから勉強しよ。
2014-09-28 20:38:16富士山アネット「醜い男」@京都・アトリエ劇研 雑感2 アトリエ劇研は、ざっと50人着席くらいの小さい劇場。それだけに、マイクを介さない「生声」がやはり新鮮。驚いたのは、この劇を手掛けた長谷川寧さん自ら、案内と諸注意を行ってたこと。この世界では当たり前なんだろうか。初心者ですな・・
2014-09-28 20:29:15富士山アネット「醜い男」@京都・アトリエ劇研 雑感 TPD~板倉チヒロさんの流れで触れた、小劇場だったけど、見たところ、その手の演劇に目が肥えた人が多そうに感じた。 だからマナーに関してはすごく徹底。殆ど雑音が出ない。それでいて笑うとことか、心得ている。あの食べ物の場面アドリブ?
2014-09-28 20:22:07今日は三本観た。 まずは、今回クロムお休みの板倉チヒロ君が出演する富士山アネットは、理想的な四人芝居。 チヒロ君以外の役者さんも、快快に出てた中村舞さんとか、一度は関西の舞台に立って強烈な印象を残した役者さんばかりが集まっていて、演技の応酬が楽しい!そして、羨ましい!
2014-09-28 20:03:35あとついでに言うと美しくなりたいなぁ……美しさを求めすぎる人間の愚かさを見たけどでもやっぱどうしても美しくなりたい…「自分」というものを見失いたくはないけど……あーでも美しくなりたいな。
2014-09-28 18:07:08あとね、富士山アネットさんの映像やら身体表現やらもろもろも凄く好きすぎて土下座したい。地面に頭擦り付けたい。照明の色が美しかったので土下座したい。
2014-09-28 18:00:31ところで役者陣の言葉の使い方、細かい動き方って本当に面白いなぁ、魅力的だなぁって。昨日、今日と演劇を観てて思ったのは「その人でなきゃ駄目」ってこと。その人じゃなきゃ出せないこと。だからずっと観てたかった。
2014-09-28 17:58:20なんだか狂ってしまいそうで。私はいつからか「美」というものに憧れてきたので。「自分じゃなくていい」という恐怖も芽生えてきたので。やだなぁ、色んなこと考えちゃうなぁ。凄い個人的なことだけど。
2014-09-28 17:56:44最後そこに残っていたのは「醜い人間」の中にある虚しさと悲しみでした。果たして美しさを求めた筈なのに誰しもが「自分」という顔になっていく。自分が自分に埋もれていく。「自分」というものが分からなくなる恐怖。本当の自分はどこにあるのだろう。
2014-09-28 17:55:27富士山アネット「醜い男」観ました。正に圧巻。1ヶ月と半分以上前からポスターを壁に張り付けこの日を待っていたかいがあった。素晴らしすぎて後半部分にかけては涙を堪えながら観てた。こんな演劇をやりたい。かっこよすぎる。でもこの戯曲のテーマである「醜美」さがなんとも恐ろしく思えて仕方ない
2014-09-28 17:55:05富士山アネット「醜い男」大千秋楽を観劇。主演の板倉さんとは「1x0」大阪公演以来の再会。醜い男が整形で美しい顔を手に入れて優位に立つも、同じ顔が量産されて価値が下落する様は、個性や希少性、相対的な優位性の確立が重要であることを再認識できた物語でした。終演後にご挨拶もできて満足。
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