福島紀行2014夏:(1)郡山・会津編

■2011年から毎年、大学ゼミの一環として福島を訪問している。そんなゼミは多くないかもしれないが、大学院レベルでは聞いている。その一つが、東京大学大学院農学研究科・溝口勝教授研究室。この報告も2013年8月にその溝口教授に勧められて今年は書く事にした。他にも各地で多くの活動が行われている。 ■ここでは「紀行」という形で私的な印象を記す。今回は郡山・会津編。 ■関連:「福島紀行2014夏:(2)いわき市・小名浜・湯本編」http://togetter.com/li/717464
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MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

新大阪6時過ぎの新幹線で朝10時には福島県郡山市に到着というのは、素晴らしい。一般に、地名に郡(こおり)が付く(残っている)町は、その付近が律令初期に郡衙(ぐんが)といって当時の市役所のような場所として使われていたことを意味する。ことが多いと理解している。さて郡山はどうなんだろ?

2014-09-06 07:31:15
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

やはり、福島県の郡山も、古代社会のお役所だった郡衙(ぐんが)が関係してますね。

2014-09-06 08:23:22

郡衙(ぐんが)について

福島県郡山(こおりやま)市のホームページより引用:
「郡山」の地名の由来は、律令制当時の地方行政の仕組みにあります。
 大宝元年(701年)中央政府は、『大宝律令』と呼ばれる基本法典を制定し、その中で全国を60余りの国に分け、その下に郡と里を置く「国郡里制」という地方行政の仕組みを完成させました。715年には、里を郷に改め、「国郡郷制」に変更されました。これを現代に当てはめると、国(都道府県)~郡(市町村)~郷(市町村の大字)の関係にあたります。
 国には「国府」、郡には「郡衙(ぐんが)」と呼ばれる役所が設置され、国府には中央の上級役人が国司として派遣され、郡衙には地元の有力豪族がその任につきました。当時の福島県は宮城県と岩手県南部とともに「陸奥国」に属し、その中でも現在の郡山市・田村市・田村郡・安達郡を含む地域を「安積郡」と呼ばれていました。
 陸奥国府は現在の宮城県多賀城市に、安積郡衙は郡山市清水台にそれぞれ設置されたことが遺跡等の調査でわかっています。
 この安積郡衙があった周辺が「郡山」と呼ばれていた時期があり、それが現在の「郡山」の地名のおこりと思われます。」
http://www.city.koriyama.fukushima.jp/063000/gaiyo/chime.html

MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

福島県の郡山市というのは、全国の地名や行政区で名前に郡(こおり)がつくうちでも、たぶん日本最大の人口を抱えるのではないか。歴史があって便利な町としては、もっと注目したいと今回、初めて気付いた。駅前にはよい洋酒バーがあることは知ってるが、それだけてはない(笑)。歴史がすごいようだ。

2014-09-06 09:26:38
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

そろそろ福島県に入るころか。福島というのは、その昔、きっと島だったのではないかと思う。この阿武隈高地の美しさは独特だ。ちょうど今の大阪府の三島が、かつて海だったころの島、美島あるいは御島だったのではないかと、歴史地理学者の千田稔先生が推定されていたのと似ている。

2014-09-06 10:00:02
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

福島県の観光旅行のオススメは、まず郡山で降りて、レンタカーで猪苗代湖方面、安達太良山、会津磐梯山、野口英世記念館、猪苗代湖、初年度2011年度の学生さんはここで白鳥の観光船を楽しんだものだ。白鳥の飛来地でもある。

2014-09-06 11:32:44
(°ー°ぼぶ) @BOBtakumi

@y_mizuno 野口英世記念館の隣の、世界のガラス館、ビール館もオススメですね!

2014-09-06 11:35:45
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

@BOBtakumi 今年は時間がなくて、ちょっと(モゴモゴ)行けてなくてスミマセン!半日ではどこかを諦めることになってしまいます。来年は観光中心でもう一泊してもよいかなと思います。

2014-09-06 19:29:35
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

@september7357 その当時はウイルスが発見されていない時代だったことはご理解願います。 @chireng

2014-09-06 20:53:21
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

@september7357 野口英世の場合、今でも正しかったことも、今の知識では間違えていたことも、両方あると話しています(もっとも今年は時間の関係で省略してしまいましたが、去年の場合、例えば)。それは記念館でも「私には分からない」と彼が語っていたということが出てくるからです。

2014-09-06 22:16:19
Dodol Garut @chireng

@y_mizuno: 福島県の観光旅行のオススメは、まず郡山で降りて、レンタカーで猪苗代湖方面、安達太良山、会津磐梯山、野口英世記念館、猪苗代湖、初年度2011年度の学生さんはここで白鳥の観光船を楽しんだものだ。白鳥の飛来地でもある。” 会津若松においでよ

2014-09-06 12:44:33
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

@chireng はい、モチロンです。『八重の桜』があってもなくても、会津若松、何度来ても素晴らしいですね。猪苗代湖は会津の歴史・文化だけでなく、自然にも目を向けてよ、と何かが呼び掛けるためにそこにあるような感じさえします。今年は初めて磐梯吾妻スカイラインにも挑戦の予定です。

2014-09-06 19:22:13
baten23@com @kajyu0206

@y_mizuno ご無沙汰いたしております、今回はどちらまで?お気をつけて!

2014-09-06 11:28:25
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

@kajyu0206 ご無沙汰しております。そしてありがとうございます。毎年、新しい学生さんで、毎回再出発なんですが、それでも少しづつ進んでいると思います。いわきにも参ります。

2014-09-06 19:57:10
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

会津は、まだ全然、把握できているとは思えないが、それでも毎回、分かることが増える。今回はガイドさんを頼んだので各段に雑知識が増えた。例えば、白虎隊の少年たちが飯盛山で敵陣に囲まれた時、猪苗代湖からの灌漑用隧道を通って逃れたことは、地元の方には常識と思うが、聞くまで分からなかった。

2014-09-06 20:15:08
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

間違えました。誤字(各段ではなく格段です→):twitter.com/y_mizuno/statu…

2014-09-06 20:28:25
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

もう一つ面白かったことは、テレビで白虎隊をやっていた時があったらしくて、学生達がそれを見て相当程度、予備知識を持っていたことだ。だからガイド氏(資料館の職員)もそれに合わせ、この役はタレントの誰がやっていたとか何とか、私にはまったく理解できない名前wで皆が理解し、話が進んでいく。

2014-09-06 20:21:02
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

会津でもう一つ興味深いことは、誰の説明でも、そこに熱い思いを持っておられることが、その控えめな説明の言葉の端々に、奔出というか、横溢というか、にじみ出るというか、その感懐を抜きにはいられないこと。表現が難しい。決して何かを訴えているのではない。まるで無関係な個々の説明なのだが。

2014-09-06 20:26:05
鈴木 悠平 @yuu_yuu_to

会津のひとの郷土愛は、心の深い部分に根差しているように感じます。ふるさと、というあたたかい単語で説明できるものとはまた違うなにかが、そこにあるように思うのです RT @y_mizuno: 会津でもう一つ興味深いことは、誰の説明でも、そこに熱い思いを持っておられることが、

2014-09-06 20:42:31
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

会津の白虎隊記念館では、途中で(私に京都から)電話がかかって来て、重要な説明を聞けなかった部分があったのが残念!と思うほどに、立て板に水、流れるような説明。白虎隊の時代、人物、背景、その後、逸話、余談、若い人向けの雑知識で興味を引く説明。プロの語りを聞かせてもらいました。

2014-09-06 20:32:18
MIZUNO Yoshiyuki 水野義之 @y_mizuno

大学ゼミ3年生の学生を連れて、研修旅行として(大学の)学生引率なる制度の枠内で福島県に行き始めて、今年で4年目になる。1年目などは福島駅前のホテルがダンピング状態、1泊2600円だったかで、何とその時のユースホステルより安かったなどというのも、1つの思い出。会津にも4回目になる。

2014-09-06 20:39:12